朝から事務所で、Web会議と来客対応、午後もWeb会議あと、本郷でxIPFの設立準備会議。AIとデータスペースは、話して考えるものではないので、色々な議論ができるのは良いし、早速ちょっとジョイントでやりたいアイデアが出てきた。
夜は、表参道で、一緒に仕事をしている仲間が、IEEE DTS WGのSA Award受賞のお祝いをしてくれた。このパートナーとは、まだ知り合ってから日が浅いのだけど、データスペースの基本的コンセプトや考え方で、とても意見が合うので、話をしていてキリがない。コードが書けて、アーキテクチャの話も通じるのは、本当にありがたい。
国プロとか国の関係機関とかって、このレベルの話が出来る人材が圧倒的少なくて、頭が痛いから、どんどん世代交代を進めたいとつくづく思う。まぁ、お前も早よ引退しろよと言う人もいるだろうけど...
素敵なイタリアンでお祝いしてもらって、帰りがけにいつものバーで、お一人様二次会。すっかり秋になったので、お約束の一杯。そのあと、カウンターの並びで、若いカップルさんがシガーを楽しんでたので、アルマニャックにして貰いスモークを楽しんで、さらに来週出張するポルトの話が出たので、ポートワインも堪能。
今日は、朝の会議の前にSunnyに行って、Aliceと一鞍の朝練からスタート。サクッと25分くらいチェックして、着替えて帰宅して、リモート会議な1日がスタート。しかし、最近は気温が低いせいか、とにかく肩が凝る。うーん、なんとかしたいな。
ところで、SNSで霞ヶ関での各種会議の日程調整の効率の悪さが話題になっている。僕の周りの欧米の関係者とかでは、日程を調整することをDoodleしようというくらい、システムをベースにしている話が多い。
日本では、メジャーなとこでは調整さんが、かなり知られているから、デジタル庁で公共用調整さん作れよとかいう意見も出ている。そもそも、これって日程調整だけの問題ではなくて、まさにDXの話であって、エクセルを使うことがDXじゃないんだよと小一時間私は言いたい。
僕が関係している国際標準化団体や、欧州などの国プロの評価運用組織では、普通にグループウェアを活用していて、その中の一つの機能として日程調整や共有カレンダがある。例えば、諸々の国プロ系などの評価委員会では、評価される側が提出した資料をレビュアーが精査して、評価結果を提出するのだけど、単純に資料がPDF化されていて、委員会となどの会議で、タブレットで見れますというだけで、ペーパーレスしました止まりのながほとんどだ。
これに対して、欧州の委員会やIEEEでは、グループウェア上で、提出資料が開示され、それに対し、質疑応答がチャット的にできるので、会議日を待つことなく、質疑応答が進むし、一定期間のレビュー後に投票もできる。最終的には、実会合で投票するにしても、事前の審議も投票もできる。この結果、疑義の多いもの以外は、実会合ではバケットモーション的に一括で採択決議ができるので、効率が良い。そして、何よりも、会議の日までにただ見るだけでなく、質疑応答ができるのが大きな違いだ。
こういう、研究などの評価委員会は、特定省庁だけでなく、多くの省庁で活用できるのだから、まさにデジタル庁あたりが提供すべきものだ。
ところが、日本の最大の問題は、こういう話をすると、その基本となるアーキテクチャを固める前に、ユースケースお化けが出て、特定要件に特化したものを作りたがることだ。
電子カルテにしても、業務の基幹システムにしても、日本の問題は、直ぐにシステムをカスタマイズすることだ。実際に、どんなに良いシステムでも、顧客が実業務に照らして、ここを変えたいと言うと、ベンダーがホイホイカスタマイズし、その結果としてベンダーロックインに陥っているのが諸悪の根源だと思う。
実際に、現場の意見でカスタマイズしろと言う人は、木を見て森を語るパターンが多くて、世界や世間や原理原則からズレていることが多い。
でっ、そもそもお前の業務は、どれほど標準的なのかとか、お前のテーマは、そんなに特殊なのかと言いたい。
要するシステムカスタマイズする前に、業務をシステムを合わせろよってのは、結構多いと思うんだよね。
今日は、某案件のレビュー会議が朝から。しかし、綺麗な発表資料は、一見よくできているように見えるけど、そこかしこに作為的な仕掛けが見え隠れする。効能の比較に対して、絶対値と相対値で表現したり、100%という表現を使うけど、Nがいくつかは開示されていなかったりが散見するので、いささか呆れたわ。
どうも、PPTの綺麗さは、誠実さに反比例するんではないかと、最近は思うことが多い。科学技術系な研究で、市場分析や出口戦略は大事だけど、所謂コンサル屋さんが介入するのって、表層的で胡散臭くなるんだよね。
午後の特急で山梨に移動して、Web会議、夕飯、Web会議、入浴、Web会議という、なんだかなぁ.. 時間割が続いた。
最後のIOFDSの会議は、例によって欧州も台湾もインドも参加してくれて、みんなそれなりにステータスレポートをくれるので、お腹いっぱいですな感じ。
それでも、どこぞの国会のように、どうでも良いような質問で時間を消費することはないので、今夜は予定より早く終了した。
ということで、日曜日に青森で入手したアップルブランデーと生柘榴でジャックローズを一杯飲んで、すっきり就寝。しかし、このアップルブランデーは、ボトルにリンゴが丸ごと入ってるんだけど、りんごを育てる時から、ボトル入れているようで、どのくらいの歩留なのかが気になるわ。
朝、一風呂浴びてから着替えて、洋食の朝食。典型的なレガシーなスタイルで、これはこれで落ちつく。外は、昨日よりちょっと寒い感じ。遠くに見える山が八甲田山なの?って、ホテルの従業員に聞いたら、八甲田山という山は無くて、大岳を主峰とした複数の山からなる山岳地帯の呼称とのこと。知らんかったわ。
1時間くらいで青森駅に着いて、乗り換え時間があったので、青函連絡船の横のA-Factoryでアップルブランデーなどを購入。その後、新青森に移動して、そこから東京まで新幹線で戻る。
明日は、都内で早いので、そのまま武蔵境の家に行って、テレビをつけたら東北での地震のニュースが入ってきた。東北新幹線も一時運転見合わせだったらしい。
昨日も、午後の中央線の人身事故や、新庄駅に熊が侵入したり、井の頭線での火災とかで、ちょっと周辺の交通機関は災いが多かったみたいだけど、僕らの旅程には影響がなかったのは幸いだったわ。
朝、青森駅前から送迎バスに乗って、1時間ちょっとで、今日の宿泊先である八甲田ホテルに到着、しかし、途中の道は、住宅街の近くまで森が迫っていて、熊が出ても不思議ではない感じだった。
一旦荷物をフロントに預けて、鰊蕎麦のランチを食べてからチェックイン。気温は低いけど、館内全体に床暖房が効いてるみたいで暖かい。荷物を解いてから、近くの酸ヶ湯温泉に、ホテルの送迎で移動。千人風呂と言われる大浴場は、混浴なのでゆあみをレンタルして堪能。
ホテルに戻ってから、もう一度館内の温泉に入って、夕飯は和食のコース。洋食のほうが有名みたいだけど、浴衣で行けないので和食にした。だけど、結局はバーに行きたくなったので、もう一度着替えて夜はバーに。
とりあえず、地物をということで、カシスのカクテルを一杯。ふと、壁に飾ってある獣の毛皮が気になって、カモシカじゃないけど何かと思って、マスターに聞いたら狼とのこと。それに合わせてなのか、Wolfburnのカスクストリングスの日本限定版をお勧めされたので、これもいただく。
途中から合流した次男は、サイドカーとかのクラッシクカクテルを頼んでいて、まだスコッチ沼には入ってないらしい。
それにしても、この山奥のホテルは、確かに趣があるわ。
今日の午後から新幹線で青森まで移動し、2泊三日の旅行。初日の今日は、とりあえず青森駅近くのビジネスホテルに投宿。夜は、海鮮系の居酒屋で海鮮三昧。
それにしても、流石に青森は寒いね。旅行でのんびりのつもりだけど、流石に移動中の昼間は、メール対応も多くて、新幹線のWi-Fiサービスは助かる。
再来週のGaia-X Summitで講演を頼まれたのだけど、これに合わせて、欧州と韓国の二つの代表から個別面談の申し込みが飛んできた。これは、ある意味All Japanなプレゼンスをしっかりと届けるチャンスかな。
新総理の外交手腕を見習って、精進せねば。
今日の午前中は、国立国際医療センターの研究所で、昨日に続いてSIPのユーザーレビュー。昨日も書いたけど、よく統治される会議って、結局は議長の手腕なんだなと感心。午後は、別なシンポジウムに参加するので、こちらは昼までの参加。
せっかくなので、移動の時に通り道にある箱根山に登ってみた。標高446mだけど、一応これも登山だよね?
午後は、高田馬場でRRIとのシンポジウム。いろんな意味で、日本としてデータ連携を一枚岩で進めようという機運は十分に盛り上がってるけど、この熱意を受け取れる霞ヶ関な人が少ないのが辛いよね。
たとえ、小さな山からでも一つ一つ、乗り越えていくしかないんだよなぁ。
午前中は、事務所で来客打ち合わせが三件。 いつもお世話になっている弁理士の先生らが、一般社団法人 日本標準必須特許サポートセンター(JSEPセンター)というのを主宰されていて、代表の先生らと意見交換。
国際標準化の推進という錦の御旗を、多くの国プロで掲げてるけど、実際の取り組みは程遠い。特に、知財戦略的にSEPをどう扱うのかなども、戦略的ではなく、研究開発者に論文発表を求めるから、知財化の前に公知の事実になってしまったりと、チグハグなパターンが多い。
午後は、SIPの医療系のユーザーレビュー会議。この会議は、人選が適切なのか交わされる意見交換も、議長の仕切りもとても良く統治されていて、公平性が見えて感心することしきりだった。
夜は、無性に蟹が食べたくなって、知人と恵比寿で毛蟹。初めて入ったお店だけど、なかなか素敵で、久しぶりにリビーとしたいお店が増えた。
今朝起きたら、物凄い強風で、空からは霙。でも、うちから見ると南アルプスの山の下の方には、虹が出てるし、雲の切れ間には青空が見えるしという不思議な天気。八ヶ岳の方は、雪な感じだなと思ったら、そっちに住んでる知人から初雪の写真がきた。
Sunnyに行こうと思ったけど、この強風じゃどうしようか思っていら、しばらくして風が弱まってきて、晴れてきた。ということで、Sunnyに向かったら、路面は濡れていないし、風もさほどでもない。あれ? なんだったのって感じ。
というわけで、Aliceと馬場で一鞍。土曜日にエネルギー発散したからなのか、なんかとても感じが良くて、超久しぶりに以心伝心な感覚での速歩発進。うーん、この感覚って凄い久しぶりだけど、嬉しいな。ではということで、少しだけ駆歩もさせたら、こちらも気持ちよく移行してくれた。というわけで、いいイメージを壊したくないので、二鞍目は無し。
馬装を解いて、帰る準備をしていたら、いきなり空模様が変わって、なんと氷が降ってきた。これも一瞬だったけど、ちょっびっくりした。
昼過ぎに帰宅して、昼はうどんで済ませて、昨日仕込んんだ生地の残りのバゲットをもう一本焼いて、そのあとは少し事務仕事。
夕方にたかねの湯で体をほぐして、夕飯のあとはドジャーズの試合の振り返りをみたりしながら、雪国を一杯。