朝、ホテルで朝食をとった後、UberでGaia-X Summitの会場であるAlfandega Congress Centerに。ここは、ポルトの海運の税関だった建物らしく、一階の床にはレールが走っている。
さて、Gaia-X Summitでは、Data Spaces Season2という言葉が多く使われていて、次のステージへと進むことが強調されている。今回は、メインホールとサブ会場、展示会場の3部屋で、展示会場は、ネットワーキングのための飲み物やお菓子も提供されている。
しかし、参加登録が410の組織から560名の参加ということで、本当に盛会だなと思う。だけど、ただやはりHorizonなどでの研究開発プロジェクトの集大成的な感は否めない。まだまだ、社会実装とかビジネスの事例は少ないけど、何故かこれを欧州はすごいとか言って、国内を煽る人がいるのか不思議だよね。
今回は、Gaia-XのCEOのセクレタリー経由で、韓国、ブラジル、ECの関係者から個別の面談の要請があったので、それぞれと意見交換をした。いずれも国際的にどう越境連携をするかということに興味があって、Hub活動よりももう少し基本的なことの整理が必要という感じだ。
ECのDG Connectの責任者は、日欧デジタルパートナーシップでもっと協力しようという申し出があって、標準化にも参加してくれるようにお願いしてみた。
今夜は、会場横のピアから船でEl Duero(ドウロ川)何度か往復するもので、あいにくと月が出てなかったけど、岸辺の灯りや橋がなかなか綺麗だった。
朝、羽田のホテルてWeb会議に一つでたあと、T3でチェックイン。出発が30分遅延すると昨日の時点で連絡が来ていたので、かなり余裕を持ってラウンジで仕事して、今回はフランクフルト経由でポルトガルのポルトで開催されるGaia-X Summitに参加。ポルトガルに行くは、3回目だけど、最初は1980年のポルトガル領マカオなので、まぁ本国はリスボンに続いて2回目。
フライト中に、某省の検討会がリモートであったので、機内Wi-Fi サービス経由で接続して傍聴。しかし、やはり回線が悪くて何度も入り直すことになったけど、でもちゃんと見えるし聞こえるし、世の中は便利になったものだ。
フランクフルト到着は、予定より20分くらいの遅延だったので、乗り継ぎも問題なく、ラウンジで少しメールチェックする余裕はあった。ポルト行きの機内で、ドイツの知り合いと会ったりで、データの世界もだんたん顔見知りが増えてきたわ。
ポルトに到着してUberでホテルに移動して、チェックインしたのは夜の11時で流石に疲れたのでシャワー。部屋には、ポルトガルのホテルのお約束なのか、ポートワインとタルトがあったけど、疲れてるのでパスして就寝。
今朝は、朝一に都内のホテルで某先生の朝食セミナー。通路に近いとこに座っていたら、ゲストのM先生が通り際に、「お前がxxxxになるって噂を聞いたぞ」って、何それなことを一言残していった。うーん、気持ち悪いな、どこで誰がそんな事言ってるのさ。
DSAのオフィスに立ち寄ったあと、ESJのオフィスに戻り、Web会議。午後は、無線関係の国プロの評価。しかし..... もう....って、愚痴りたくなるくらい、無線の世界は衰退しているなぁ。
この後、データ関連のリモート会議を三つほど参加してお仕事モード終了。
今夜は、30年前くらい前に無線の実験を一緒にしてからの付き合いになる、某大学の副理事長の先生と、7年前にSIPで互いにSubPDを務めた時からの知り合いの理学・医療系の先生と三人で会食。
実は、このお二人は、なんと副理事長の先生の学位取得時の学生と指導教官という関係だったことが、数年前に判明して、今日の会食になった。
副理事長の先生は、無線通信の研究以外にゲノムの研究もされていて、そちらの分野については、全く話をしたことが無かったのだけど、たまたまSIPで僕が医療系の仕事をしていることを話した時に、飛び出した名前でびっくりしたというわけだ。
そんなわけで、三人で色々と近況報告や相互の昔話だったりで、美味しい会食をいただいて解散。駅に向かう途中の会話で、なんと副理事長の大学には、理事に僕の知り合いのH先生がいるとのこと。もともと、僕をSIPの医療系のプロジェクトに誘ってくれたのがH先生という、これまた不思議な縁。
奇しくも、今日の三人は、苗字がMではじまりNoで終わるというのも、なんだかなではある。
会食後は、羽田空港のホテルに移動して、出張の前泊。
朝一で陽が上がる前に、昨日手に入れた白菜を4分の1にして、中庭にならべておく。今日は、在宅勤務だったのでお昼まで放置したら、ちょうど良い塩梅に陽が当たってくれた。昨夜から庭に出していたので、いい感じで夜露で水分も入ってたので、昼休みに塩漬けの仕込み。
最近は、畑仕事をしていないので、農家の直売所で購入しているから、量的にはさほど多くなくて、綺麗に一樽に収まった。昨日、同じく入手した大根は、来週の宿題にしておく。
午後にリモート会議に一つ参加したあと、車で東京に移動して、ディーラーに点検のための入庫。駅近くで夕飯をとって、早めに帰宅して、Gaia-X Summit向けの発表資料をまとめて送付。
明日も朝が早いので、早めに就寝。
朝に漬け込み始めたから浅漬けじゃなくて、朝漬な。
午前中は、馬場でストレッチを意識して、ひたすら常歩で一鞍。昨日のUnevernな話でバイアスが掛かっているのか、どうも気になって仕方ない。
午後から、Fさんマリちゃんペアと2人・馬で久しぶりに裏の林道コースに散歩。ずっと、倒木で通過できなかったところが、森林組合の伐採工事に伴って、すっかり綺麗に整備されたと聞いたし、紅葉もみたいなと思っていたので、良いタイミング。
残念ながら紅葉は、少し早かった感じはあるけど、とにかく道が綺麗になっていて、びっくりした。今日は、週末なので工事はしていないけど、重機や伐採した木も置いてあるので、平日はちょと通りにくいかな。
いつもの林道の入り口へと出て一回りして、準備運動も入れて42分2.6kmのコース。今日は、ずっと常歩だったし、マリちゃんもいたからなのか、アリスは一度もゴネる事なく、力強い歩様だったのも嬉しい。途中、何度か走りたいという主張はしてたけど、よく我慢したなと思う。
久しぶりの林道なので、アクションカメラをつけて、GPSでの計測も含めて撮影したので、Facebookの方に動画をあげておいた。
サニーは、しばらく休んでいたビジターさん向けの外乗を再開するという事で、興味のある人は是非きてね。
話は違うけど、ロイヤルファミリーは、芦毛のイザーニャが出てこないのが寂しいな。
朝、Aliceと馬場で一鞍。久しぶりにアクションカメラを鞍につけてみたけど、アングルが今ひとつかな。
午後は、獣医さんにきてもらって、アリスのボディチェック。実は、ここ二回くらて、歩様検査の時にUnevenという指摘を受けていたので、その確認。破行してるわけじゃないのだけど、左右のバランスが悪いらしい。
先生、曰く大会の時よりは良くなっているけど、それでもまだ微妙にUnevenとのこと。ビデオを撮って確認してみたけど、素人には今ひとつわからない。でも、言われるとそうかな的な感じもしなくない。
蹄や筋肉周りも見てもらったけど、特段に痛みとかある感じではないということで、騎乗前後に少しストレッチとかを取り入れてみようかということで、そのやり方を指導してもらう。
まぁ、Alice も10歳だらか、ちょっとそれなりに健康も気をつけないとねという感じかな。あと、やはり僕の騎乗バランスが影響している気もするので、もう少し色々と調べてみようかしらん。
今日は、朝イチで市民病院で、レントゲンとCTで、二年前の上腕骨折の経過診察。まぁ。無事に骨はついてるけど、リハビリの失敗で、可動域が想定より少ないのと、筋肉の癒着が残っているけど、もうこれ以上は、どうにもならんので、一応は終診らしい。癌は相変わらず終診しないけど、まぁこうやってひとつずつでも終診してくれたらいいか。
帰宅して、Web会議しながら、内職で週末のパン屋さんモード。この前、ふるさと納税で購入した。ドライレーズンがなかなかに良さそうだったので、、久しぶりにイングリッシュマフィンも焼いてみた。バゲットも、今日はなかなか納得の仕上がり。
夜は、近くの肉屋でスペアリブが安かったので、スペアリブとオイスター。
朝、山梨に移動して、甲府にある仕立て屋さんに立ち寄って、スーツの採寸。僕は、基本的にはスーツ嫌いで、ジャッケットとかブレザーなんだけど、諸般の事情によりフォーマルスーツが必要になって、急遽仕立てることに。
山梨の家から甲府の駅に行く途中で、前から気になっていた独立系の仕立て屋さんがあって、一昨日にちょっと立ち寄ったら、かなり立て込んでる時期なんだけど、こちらの要望に合わせてくれると言うので、今日立ち寄って採寸。
タイミング的に、ワイシャツは間に合わないので、吊り下がりを別途調達するけど、スーツはなんとかなりそうで一安心。まぁ、この先、果たして着ることが何回あるのか微妙だけど、これも終活の一貫かしらん。
サクッと、昼前に終わって、昼からの個人情報のセミナーにも間に合って、午後から夜まで在宅。
朝から事務所で、Web会議と来客対応、午後もWeb会議あと、本郷でxIPFの設立準備会議。AIとデータスペースは、話して考えるものではないので、色々な議論ができるのは良いし、早速ちょっとジョイントでやりたいアイデアが出てきた。
夜は、表参道で、一緒に仕事をしている仲間が、IEEE DTS WGのSA Award受賞のお祝いをしてくれた。このパートナーとは、まだ知り合ってから日が浅いのだけど、データスペースの基本的コンセプトや考え方で、とても意見が合うので、話をしていてキリがない。コードが書けて、アーキテクチャの話も通じるのは、本当にありがたい。
国プロとか国の関係機関とかって、このレベルの話が出来る人材が圧倒的少なくて、頭が痛いから、どんどん世代交代を進めたいとつくづく思う。まぁ、お前も早よ引退しろよと言う人もいるだろうけど...
素敵なイタリアンでお祝いしてもらって、帰りがけにいつものバーで、お一人様二次会。すっかり秋になったので、お約束の一杯。そのあと、カウンターの並びで、若いカップルさんがシガーを楽しんでたので、アルマニャックにして貰いスモークを楽しんで、さらに来週出張するポルトの話が出たので、ポートワインも堪能。
今日は、朝の会議の前にSunnyに行って、Aliceと一鞍の朝練からスタート。サクッと25分くらいチェックして、着替えて帰宅して、リモート会議な1日がスタート。しかし、最近は気温が低いせいか、とにかく肩が凝る。うーん、なんとかしたいな。
ところで、SNSで霞ヶ関での各種会議の日程調整の効率の悪さが話題になっている。僕の周りの欧米の関係者とかでは、日程を調整することをDoodleしようというくらい、システムをベースにしている話が多い。
日本では、メジャーなとこでは調整さんが、かなり知られているから、デジタル庁で公共用調整さん作れよとかいう意見も出ている。そもそも、これって日程調整だけの問題ではなくて、まさにDXの話であって、エクセルを使うことがDXじゃないんだよと小一時間私は言いたい。
僕が関係している国際標準化団体や、欧州などの国プロの評価運用組織では、普通にグループウェアを活用していて、その中の一つの機能として日程調整や共有カレンダがある。例えば、諸々の国プロ系などの評価委員会では、評価される側が提出した資料をレビュアーが精査して、評価結果を提出するのだけど、単純に資料がPDF化されていて、委員会となどの会議で、タブレットで見れますというだけで、ペーパーレスしました止まりのながほとんどだ。
これに対して、欧州の委員会やIEEEでは、グループウェア上で、提出資料が開示され、それに対し、質疑応答がチャット的にできるので、会議日を待つことなく、質疑応答が進むし、一定期間のレビュー後に投票もできる。最終的には、実会合で投票するにしても、事前の審議も投票もできる。この結果、疑義の多いもの以外は、実会合ではバケットモーション的に一括で採択決議ができるので、効率が良い。そして、何よりも、会議の日までにただ見るだけでなく、質疑応答ができるのが大きな違いだ。
こういう、研究などの評価委員会は、特定省庁だけでなく、多くの省庁で活用できるのだから、まさにデジタル庁あたりが提供すべきものだ。
ところが、日本の最大の問題は、こういう話をすると、その基本となるアーキテクチャを固める前に、ユースケースお化けが出て、特定要件に特化したものを作りたがることだ。
電子カルテにしても、業務の基幹システムにしても、日本の問題は、直ぐにシステムをカスタマイズすることだ。実際に、どんなに良いシステムでも、顧客が実業務に照らして、ここを変えたいと言うと、ベンダーがホイホイカスタマイズし、その結果としてベンダーロックインに陥っているのが諸悪の根源だと思う。
実際に、現場の意見でカスタマイズしろと言う人は、木を見て森を語るパターンが多くて、世界や世間や原理原則からズレていることが多い。
でっ、そもそもお前の業務は、どれほど標準的なのかとか、お前のテーマは、そんなに特殊なのかと言いたい。
要するシステムカスタマイズする前に、業務をシステムを合わせろよってのは、結構多いと思うんだよね。