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2019-03-21 [仕事]諮問は諮問

_ [仕事] 諮問は諮問

  三日間のIEEE SASB(Standard Association Standard Board)の最終日は、各委員会の諮問を審査し最終的な意思決定をする最上位の意思決定会議が行われる。たとえば、新たな標準策定を行うには、PAR(Project Aurhorized Request) という文章が審議され承認される必要がある。この文章は、その要求をするSAの会員やWGなどがら提出され、昨日開催さたれNesCom(New Standard Committee)が審議する。NesCom自身は、PARを承認するのではなく、PARを承認すること、または却下することを、SBに対して上程するという立ち位置だ。

  ちょうど、昨日のNesComで、Recommend to disapprove として、却下を上申された案件があっのだが、今日のSBでの議論で、結局は承認となった。下の委員会での決定が覆されることはかなり稀有らしいが、それでもこういうことが起こるのは、各委員会という会議体が独立しているからだ。

  しかし、独立しているといっても、その参加メンバは、複数の委員会に出ている場合も多いのだが、それぞれがその委員会での立ち位置と視点で議論に参加しているのは、さすがだなぁと思う。

昼前に日本とミュンヘンでGDPR関係の専門的なサービスをしているEnobyteのC.E.O.と面談。情報銀行のコンセプトやGDPRとの関係などについて、少し意見交換。

  午後の便でウィーンに移動し、夜はウィーンでシニュツェル。今回は、フライトの関係でトランジットで寄ったので、どこも見て歩けないけど、食事だけはお約束モノ。さすがに夜なので、ザッハトルテは諦めた。

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2019-03-20 議長の裁量権

_ [仕事] 議長の裁量権

  英国では、EUからの離脱案について、3回目の採決について議長が困難を示して話題になっている。これは、まぁ一事不再議の原則(事不再議(いちじふさいぎ)とは、会議原則の一つ。 会議において一度議決した案件と同一の案件については再び同一会議中(同一会期中)に議題として取り上げて審議や議決を行うことはできないという原則。by Wkiki)が拠り所なのだが、採決案件が前回と同一なのかという点についての見解が起案側と議長の間にあるようだが、議長の裁量権の問題にもなる。

  いま、参加しているIEEE SASB (Standard Association Standard Board)の今日は、NesCom(New Standard Committee)とRevCom(Standard Review Committee)という標準化プロジェクトのスタートや更新、最終の承認への答申をする委員会が開催された。

  個々の標準化に携わるWGなどから上程されてくる議案の多くは、定めたられたプロセスに乗ってくるのだから、あまり疑義が生じるものではないのだが、たまに英語的にいうとControversial なやつがある。こうなると、もう議事運営テクニックの応酬になって、議事運営に詳しい人が議論をリードする。

  今日も、一つの標準の承認について、そのLB(letter of Ballot)の投票権者の組成に疑義があるということで、いわゆるRecirculationという再投票プロセスではなく、Initial という初期プロセスから投票をすべきということで一悶着。この応酬のなかで動議のセンテンスの修正などに拡散して、かなりの時間が費やされた。あいにくと、この委員会の議長は、議事運営的な部分にさほど強くないのが、ちょっと辛かったかな。それでも、周りのサポートもあって、最終的にモノというかコトが決まるのは、明確なルールのお陰だろう。

  ことほど左様に、議長なるものの裁量権は重要なわけだ。この辺りは、一緒に参加しているDTAの仲間には、なかなかに新鮮だったようだ。

  また、今夜は夜のソーシャルの前には、フォーラムがあって三つのテーブルにわかれてICAID(IC Activity Initiation Document)といって、標準化手前のプロセスを公式に行うための手順を想定したアイデア出しが行われた。こんなテンプレートを用意して議論し、それを頭に入れた会議の仕切りをするというのも、議長裁量のみせどころだろう。

  というわけで、ぜひ日本の人達にもどんどんこういう現場に来て欲しいと強く思うのだ。


2019-03-19 1st Step for DFFT?

_ [仕事][] 1st Step for DFFT?

  本日、一般社団法人データ流通推進協議会(所在地:東京都港区、理事⻑ 村井 純、以下 DTA)は、米国IEEE(NY, U.S.A)とデータ取引に関する標準化活動での 協力協定書(Cooperative Agreement)に合意しました。

  両団体は、IoT(Internet of Things)のデータ取引、人工知能、ビッグデータ、およびその他の 関連する革新的技術に焦点を当てた標準化活動において相互に連携し、グローバル社会におけるデータ流通の促進を進めます。

  IEEEは米国ニューヨーク州に本社を置く非営利法人で、世界最大のエンジニアリング組織であり、160カ国以上に42万人を超える会員を擁しています。 電気技術、電子工学、電力工学、ロボット工学および自動化、コンピューター工学、コンピューター科学、およびその他の関連技術の理論と実践の進歩、ならびに技術革新と人類の利益のための卓越性の進歩に焦点を当てています。

  今回の提携により、DTAは、IEEEにおいて国際標準化活動を担うIEEE-SA(Standard Association)と協力し、データ流通社会の実現のための国際標準の開発と普及に着手します。

  IEEE and DTA(Data Trading Alliance Sign General Cooperation Agreement on Standards Development.

  A Cooperation Agreement to improve the data trading business across a wide domain including data trading, neutrality and transparency on standards-development activities of each organization.

  Purpose of Agreement DTA and IEEE wish to collaborate in standardization activities on data trading . In aid of the Purpose, DTA has identified an interest in participating with IEEE in activities focused on data trading of IoT (Internet of Things), artificial intelligence, big data and other relevant innovations and technologies.

  ということで、今回の出張の最大のミッションが完了。

  Hiroshi Mano (DTA secretary General) said

  Big data generated by IoT is essential for innovative technologies such as AI (artificial intelligence,) and it definitely creates a benefit for society.

  DTA is creating new rules of data sharing by collaboration between industry, academia and the government, aiming to realize a well-ordered data distribution society in order to shift the data ownership economy to a data sharing economy.

  I believe that this cooperation with IEEE-SA who is world's most successful SDO will be the first step to develop and disseminate new and innovative data distribution technology standards that improve the transformation to data sharing economy.

  某方面ではは、"DFFT(Data Free Flow with Trust)"というacronym推しらしいけど、なんか違わない? 僕的には、"well-ordered data distribution society" なんだけどなぁ。

  夜は、ミュンヘンに赴任中の前職の仲間とアジアンなレストランで会食。彼は、ポーランド人で、もともと五カ国語くらい話せるんだけど、いまはドイツ語も困らなくなったらしい。語学の才能ってすごいなぁ。

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2019-03-18 Table Flag

_ [仕事][] Table Flag

  IEEE SA(Standard Association)のSASB(Standard Board)ミーティングに参加するため昼の便で羽田からミュンヘンに移動。今回は、データー流通推進協議会の行っている「データ流通を推進するにあたっての戦略的な標準化方策について」の調査業務のミッションで、もう一人の調査員の人と二人で参加。

  昨年末以来、NISTのBDGMMというワーキンググループとのテレカンなども含めて、何度か意見調整をしてきて、今回は最終的なアクションプランの確認とMoUへのサインをする予定。

  というわけで、調停式というほどではないけど、一応サインする儀式のために、IEEEがテーブルフラッグを持ってくるというので、こちらも急遽テーブルフラッグを用意した。先週、バンクーバーにいる時に持ち上がった話なので、時間的にどうかと思ったら、素晴らしいベンダーと、事務局スタッフのおかげで、無事に出来上がっていた。

  テーブルフラッグなんて作るのは始めてなんだけど、取説には掲揚の仕方が簡単に書いてあった。日の丸と他国の国旗を飾る場合には、右側が日の丸で、斜めに交差する支柱は、右側が後になるらしい。また、三種類の場合には、日の丸が真ん中で、向かって左から国名のABC順とある。もちろん、これは、日本がホスト国の場合なので、他国がホストの時には、他国が日の丸の位置になるのだろう。そんなわけで、国旗とか社旗とは、その国家や団体の具象化したシンボルなので、とても大事に扱われる対象なんだということを、再認識した。

  昨日がバースデイだったので、今日はチェックインの時に小銭入れをいただいたり、ラウンジでも機内でもデコレーションプレートのデザートをいただいたりと、なんだかいい歳して小恥ずかしいフライトだった。

  ホテルにチェックインしたら、先週もバンクーバーで一緒だった通信系企業の知り合いといきなり遭遇。一旦、荷物を部屋に入れて、近くのドイツ料理屋で、とりあえずビールで夕食。

  国際連携によるルール作りがいよいよ具体的に動き出すかな...

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2019-03-17 Birthday Ride

_ [] Birthday Ride

  2週間ぶりにSunnyへ。今日は、Fさんモサ組と一緒にAliceとはじめて見晴台までの7.5kmのコースへ。全体として林道では速歩中心での練習。まだまだ、体力というかパワーはないけど、全体的に落ちついていて、安心して騎乗できた。

  こうなると、とにかく少しずつ少しずつ、林道での練習や登坂練習なども入れていくのが楽しみだ。

  夕方、久しぶりにたかのね湯で温泉に浸かり、夜東京に戻る。

  今日は、50際と108ヶ月の誕生日で、たくさんの仲間からFaceBookでメッセージをいただいた。去年の今頃は、まだ癌の治療経過がわからずに悶々としていたのだが、今年は一定の治療成果もあって、冷静に50代最後の年を迎えることができた。

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2019-03-16 ダイヤ改正でスーパーが消えた

_ [] ダイヤ改正でスーパーが消えた

  夜、定刻通りに羽田に到着。新宿にでて、あずさで山梨に戻る。ダイヤ改正で、スーパーあざさがなくなって、中央線特急は、かいじとあずさになったそうだ。

  しかも、全席指定で、自由席が無いというシステム。ネットなどで事前に座席していないけど特急券を購入した人は、座席上のランプをみて、座ってい良い席(予約がない席)に座るというシステムらしい。

  しかし、このシステム、ちょと最初は混乱するかも...


2019-03-15 国内での寄与

_ [仕事][] 国内での寄与

  午前中のIEEE802.11 Closingは、いつものようにそこそこに早く終了したので、海沿いまで散策。以前にも入ったことのあるドイツ系なブレイクファストレストランで、のんびり昼食。そのあと、地下鉄で空港に移動して帰国便へ。

  今回は、日本とのテレカンも多かったけど、合わせて日本語での報告などに追われていて、かなり日本語打ちまくりな状況。ついつい、あれもこれも書き込みたくなるのを、グッとこらえてシンプルにシンプルに。

  なんとか、帰りの飛行機のなかでそれなりに仕上がったけど、果たしてアジェンダタイムもらえるんだろうか.....


2019-03-14 言葉を大事にする事の大事さ

_ [仕事][] 言葉を大事にする事の大事さ

  流石に連日出張中なのに日本との深夜テレカンが続いて寝不足。幸い、今日の午前中は必須なセッションがなかったので、食事もとらずにひたすら睡眠で体力回復をした。

  午後は、今週のセッションで少し追いかけている802.19のクロージングに出て、夜は802.11のCAC。今回は、Eexcutive Committee でも、いくつかの運営規定の改定が議論されていて、いろいろと用語が変わる。

  こういうのは、誰も気にしなければ、習慣でだらだらと続く業界用語になるのだが、新しいメンバが入ってくるたびに疑義が生じたりする。各参加者の自己の利益に直接繋がらない運営規定の改定なんていうのは、誰かが言い出さないとずっとそのままだったりする。

  ところが、IEEE-SAの世界では、結構頻繁に運営規定の改定をして、実態との乖離や用語の適切化をしている。これって、一歩間違うと言葉尻云々とかで、面倒臭い輩と思われるのだけど、こういうことを大事にする人達こそ、信用に足る人たちだとつくづく思う。

  数日前に、情報銀行に関する記事で"認可"という言葉を使っていたのがあったけど、"認定"と"認可"じゃ大違いで、まったくひどい記事と記者だと思った。

  ちょうど、ネットでは、"GUNMA"と"GUMMA"の話もなんかニュースになっていたけど、とにかく言葉は大事なんだよねとつくづく思う。

  僕の関係している協議会でも、改定したいことがたくさんあるのだけど、なかなか他の人から提案が出てこないのは、日本的な辛かしらん。

  夜は、エネルギー充填のために、ステーキハウスで、しっかりと肉食。

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2019-03-13 Abstain も一票

_ [仕事][電波] Abstain も一票

  今回のIEEE802 Plenaryでは、少し802.19Coexisting という異種システム間の電波共有に関するWGもウォッチしている。また、次世代無線LANであるIEEE802.11axもいよいよ最後の詰めになって、6GHz帯域での共有についての調整が少し難航していたりする。

  そんな11axの状況にも関わらず、今回はEHT(Extremely High Throughput)Study Groupという11axの次の世代の無線LAN規格について、本格的に仕様策定をするTaskGroupを組成するためのPARという文章の承認について動議採決が行われた。

  基本的には、大きな反対もなくてシャンシャンだったのだが、僕はEHTの目指す性能に対する実現性にいささか疑義があるとともに、11axで問題となっている6GHzの共有もすっきりしない上に、自分自身が実際のSGの活動を十分にフォローできていなかったこともあり、棄権を投じた。

  投票は、起立によるStanding Voteなので、ほくが棄権を投じたことは、参加者からは当然わかる。しかも、この投票での棄権票は限りなく少なかったので自明だ。

  というわけで、この投票が行われたあとのコーヒーブレイクで、ベテラン参加者の一人に声をかけられた。彼は、レギュラトリー系のチェアもしているので、電波行政にもとても詳しい。そんなわけで、僕が棄権を投じた理由を説明したら、6GHzの共有について、とても興味深い情報を教えてくれた。

  産業界の大手は、みんなNDAを結んでるのだけど、彼や僕のように大手企業のプロパーでない独立系のエキスパートだと、知らない情報も多いけど、時にだからこそ知ってしまう情報もある。そして、独立系なエキスパートは、NDAの拘束の外側にいたりする。そんな立場同士な彼から、今日聞いた情報は、なるほどそうなのね的に納得する材料だった。

  彼も僕もIEEE802.11 ができる前から無線の世界にいて、無線LANの黎明期を知っているし、いま6GHzの共用で問題になっているUWBという技術にも、初期のリーディングカンパニーだった米国ベンチャーとも繋がりがあったので、ついついこういう話になると年寄り同士で昔話になってしまったけど、まあそれはそれで面白かった。

  そんなわけで、しっかりと意思表示を示すAbstain (棄権)というのも、こんな情報を得ることに繋がるので、大事だなと再認識した。


2019-03-12 IEEE802 Wireless Interim May 2021 in Sapporo

_ [仕事][][電波] IEEE802 Wireless Interim May 2021 in Sapporo

  参加しているIEEE802 で、開催誘致な打ち合わせ。2021年5月に札幌でIEEE802 Wireless Interimを開催することを前提として、諸々の調査をすることになった。

  ちょうど、今週は神戸ではICANN 64が開催されていて2000人ものインターネット関係者が世界中から参加している。ICANNに比べると、規模がかなり小さいけど、IEEE802 Wireless Interimは、300人超の参加者がいて、その多くは海外からの参加となる。

  日本での開催は、ICANNは19年ぶりだそうだけど、こちらは2011年の沖縄開催以来なので、ちょうど10年ぶりになる。今回、開催まで2年あるので、しっかりといろいろと準備ができるかと期待している。

  ちょうど、いま元同僚の提案で標準化を進めている11bcは標準化作業の終盤になりデモなども期待できる。また、今週でタスクグループ化が承認されるであろう次世代の無線LAN EHTなども、かなり具体的な仕様書が見えてくるだろう。

  何よりも期待したいのは、国際標準化の舞台を、日本の関係者に実際に身を以て体験してもらうことだ。言葉だけの"国際標準化"から一歩踏み込む機会を多くの人に持ってもらいたい。5月の札幌って、もうそれだけでも魅力的だけどね。

  今夜は、短いテレカンが夕方に一つだけだっので、やっとまともな食事に行けることになった。というわけで、知り合いとバンクーバーに来るとお約束なレストランでシーフード三昧。

_ 2019では 2021でした

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