Aliceは、5月の大会の40kmでは、全走したもののタイムアウトで失権となった。それでも、獣医検査では問題もなかったので、まぁ八ヶ岳のコースで40kmを走りきる体力は、そこそこに出来ているのだろう。
問題は、2レグ目で頻発したエンストで、この対処をいかにするかが課題だ。もっとも、去年までは、距離に関係なく、ゴネて止まったり、反転したりばかりで、まともに馬場でさえ走れなかったし、林道のコースでの練習も厳しかった。ということは、体力がつけば2レグ目も問題ないかとも考えられなくもないけど、なんとなく違う気がする。
実際にゴネるのは、分岐や人がいる場所など、なにかのキッカケというか言い訳がつくとこで、ゴネたあと諦めると、ちゃんと一定のペースで気持ちよく走ってくれる。つまりは、こちらに対して自己主張をして試してくるわけだ。
ということは、問題はこういう時の会話の仕方で、いかに短時間にこちらのリクエストを受け入れてもらうかという、なんかメンタルな問題が大きい気がする。
そんなわけで、少し普段の練習メニューを変えて、いろいろと試してみることにした。この前は、短いほうの林道のコースで、いったん舗装路の出口まで変えてきた後に、折り返してもういちど林道コースに行かせた。でも、距離が7kmくらいだったからなのか、まったく素直に2往復してくれた。
それではということで、今日はいつもの10kmのコースをあまり攻めないけど、やすませずに速歩でしっかりと一往復し戻ってきたあとに、クラブの馬場に入らずに通過して、裏の林道コースに行かせてみた。案の定、途中の分岐でゴネたものの、ほとんど崩れずにすぐに進んでくれた。
今日は、たまたまその先のコースの一部が倒木で通れなかったし、ちょうどクラブの仲間が帰ってきたのと行き合ったので、途中で折り返して戻ってきたけど、このクラブ前通過を2周くらい素直にできるような練習を少し入れてみるかな。
そのあとは、いったん馬場で馬装をといて、休憩してからもう一度とか、午前、午後2回とかの練習を、比較的涼しい時に取り組んでみよう。
午後は、畑できゅうり用のネットを貼って、少しだけ草刈り。いつもの温泉で汗を流して、今週の朝食用のマフィンを焼いておく。
夕飯の後、夜は"緑園の天使"を鑑賞しながら一杯。いやー、12歳のエリザベスティラーが可愛いのはもちろんなんだけど、馬のパイがとっても素敵で見惚れてしまったわ。
昨日からの雨は、朝に止んで晴れ間が出てきた。というわけで、午前中はSunnyに。 Alice は、昨日は1日馬房だったけど、一昨日は放牧&調馬索運動もしてもらっているので、林道の練習コースに、コース点検に行く。
足元が良くないので、基本的には常歩を中心にして、時間をかけて林道コースを一回り。途中で伐採工事をしていたので、そちらのコースは避けて、10km弱。落石や倒木、路肩の崩れなどもないことを確認。帰りは、通称紅葉のコースの見晴らしにも回り道したけど、折り返しもとくにごねることもなく気持ちいライドだった。まぁ、常歩中心で、攻めてないので、なんだか余裕を感じるわ。
午後は、Sunnyの仲間と、先月のエンデュランス大会の運営をしてくれたFさんとボランティアでコース整備や委員をしてくれたKさんに感謝の会。Fさんは、ちょうど還暦を迎えたばかりなので、赤色衣装で記念撮影。
そのあと、東京にいる仲間からも電話が入って、久しぶりに元気な声をきいて、みんなで会話。やはり馬がつなぐ縁は大事だよね。馬仲間の健康に乾杯だわ。
朝から台風2号の影響の強い雨の1日。在宅勤務だったのだけど、午後のWeb会議中に、土砂災害警戒情報のレベル4になり、自治体からの緊急情報がやたらと携帯を鳴らす。
僕の住む北杜市は、かなり広くて山沿いの地域などは、避難も必要だったのだろう。僕の家は、ハザードマップを見る限りでは危険地域ではないのだけど、裏は山なのでやはり水の濁りとかがないかは気にしている。
夕方のWeb 会議の後、たかねの湯に行ったら、今日は閉店時間を早めるとの案内が出ていたけど、幸いにその時間には間に合った。
明日は、Sunnyの仲間と拙宅で一献なのだけど、仲間からバゲットを買っといてというリクエストが来た。買いに行くのは面倒なので、久しぶりにバゲットを焼いてみたけど、まぁまぁかな。しかし、クープ沼にハマってる人のとは比べものにならないけどなぁ。
夜は災害情報もあって、買い物にも行けなかったので、冷凍庫に余っていた鶏肉でオムライス。ちゃんと卵の量と溶き方を真面目にやれば、ふわとろにはなるんだよね。やっと、週末のマティーニ。
午前中、IEEE 東京オフィスの方と、来月のアウトリーチについての打ち合わせ。東京オフィスは、IEEE の出先機関なんだけど、学会活動の東京支部(Tokyo Council )とは別で、IEEE HQの出先になる。従って、SA(Standard Association)の業務も、こちらで対応してくれることになる。
日本では、相変わらずIEEEって米国学会ですよね的な見識の人が多いのだが、標準策定団体SDO(Standad Development Organization)としては、世界有数の活動をしている。具体的には、今日現在も1200以上の標準が活用されており、600以上の標準の策定や改訂作業がされている。
実際に社会実装され、日々の生活で使われているという意味では、無線LANやブルートゥース、イーサネットなどの802系だけみても、圧倒的に経済価値を創出している。
こういう実態を把握して、戦略的にIEEEの仕組みを活用しているのが中国で、正直いかがなものかと思う面もあるけど、国際的なルールに沿ってというか穴をついて進めてくる戦略性は、まさに実効支配を着実に進めるやり方だ。
こういう実態を知らず、相変わらず標準化は国や地域を代表して的なレガシーな官僚が多いのも日本の現状なので、ここはなんとかしないとならないと、予々思っている。
そんなわけで、与党の知財本部でこの辺り話しを先月にさせていただいたのだが、色々なところでその話しが参照されたようで、少し動きが出てきた。
朝東京に移動して、今日の午後はDSAのデータ利用権取引市場活用WGからスタート。策年、SIPの予算で実証したデータ利用権を用いたデータ取引市場について、DSAとして実証実験を行うことになる。
夕方から元部下の知り合いと面談。新卒で前職の会社に入社した人で、そのあと退職してオーストラリアに語学留学。帰国して、某コンサルで働いた後、ニューデリーで大手商社の支店に現地採用で採用され、5年間のインド勤務して、最近帰国した。
正直、前職の時には、ただの若い新人さんだったのだけど、その後のキャリアパスで、とても良いスキルアップをしたのがわかる。話しをしていても、思考体系がロジカルなのだ。これって、英語脳になったからなのかしらん。
まぁ、一人で外国勤務に飛び込むっていうのは、相当な決断だよなと思う。僕も、最初に勤めた会社で、入社3年目に香港勤務の話があったのだが、あいにくと転職決めたあとで、その機会を失った。いまでも、唯一あの時にこうしていたら的に思う、僕のタラレバだ。
昨夜、香港から戻ったらスーツケースが壊れてたのに気づいた。Zucaのスーツケースで、日本に進出してきた直後に直営店で購入したものだ。以前に一度、車輪が外れて、当時は原宿にあったショップで修理してもらったけど、その時はその場で即修理してくれた。
今回は、ネットでたみらショップが移転してたんだけど、サイトから修理申し込みできて、写真を添付して送ったら、速攻で返信が来た。直営店販売のは、永久保証なので、無償で交換用のネジを送ってくれるそうだ。スーツケースって、なんだかんだ壊れるけど、こういう保証があるのは嬉しい。
でっ、今日はもう一つ、この前落として踏まれたInsta360もサイトから修理依頼をしたら数回のやり取りの後、こちらは郵送でサポートセンターに送ることになった。こちらも、保証サービス付きなので、無償での修理または交換になりそうだ。
こういうアフタケアの良し悪しって、やはり大事だよね。
午前中は、ホテルでIEEE P3800のエディタのT君とレビュー中のSFDについての打ち合わせ。ダイレクトなコメントと今後のアクションの整理などをする。
昼は、彌敦道の反対側にある丸亀製麺でうどん。日本と同じシステムだけど、為替の分だけお高いかな。あと、コシは少し弱いかも。
上海在住のT君と別れて、午後はホテルでDSAの総会資料の整理など。暑くて、とても外に行く気はしない。
今夜は、ちょっと検索したら香港のお鮨屋さんがかなり変わってきてるみたいなので、ちょっと人気のところをいくつかあたったのだけど、予約でどこも満席。しかたないので、飛び込みでホテル近くの店に行ってみたら、二軒目の鮨石というお店が時間かかるけど一人ならどうぞということでカウンタに。
ここは、香港人の大将と中国人の給仕さんの二人でカウンタ9席の小さなお店。調理している様子が全部カウンタ越しに見えるので、大将とたまに会話しながらずっと見ていたけど、とても丁寧な仕事でびっくり。
ネタも日本からの直輸入で、ウニも種類を使い分けてるし、カワハギの肝醤ソースとかあん肝とかも全部自家製。器もたぶん日本製の陶器を中心にして、一品づつ変えてくるし、浅葱が苦手と一言言ったらちゃんと握りの時には、ぼくだけ浅葱なしにしてくれるしで、日本のお店と比べても相当にクオリティが高い。
メニューは、おまかせコースのみなんだけど、ちょっとした変わり種のシュウマイやサンドイッチを間にいれたりして、デザートや酒のアテも入れて20品。握りもシャリの量が僕の好みの小ぶりで、満足度が最高だったわ。
かれこれ、香港には42年間で数えきれないほど来ているけど、こういうレベルのお鮨屋さんが増えたのは、きっとここ数年なんだろうな。日本でも、都心ではこぢんまりとした若手の大将が営む小洒落たお鮨屋さんが増えてるいけど、まさにそういうとこと引けを取らないというか、むしろ勝ってるわこれ。
久しぶりに来たので、昼前から少し香港島へ散策。以前によく来ていたHollywood Rd辺りの骨董品屋をウィンドウショッピング。しかし、セントラルからの階段は、暑さもあって結構良い運動になったわ。
それにしても、なんだか最近本当に物欲が湧かないな。以前は香港にくるといろいろと買い物していたんだけど、なんだか全くその気にならない。これは、香港に限らずなので、単純に為替の関係から物が高く感じているからなのかとも思うけど、価格を見る以前に購買欲がないんだよな。
くるっと散策して、セントラルからお約束でスターフェリーで尖沙咀に戻った。しかし、これいつも普通にUpper Deckに乗ってて、Lowerに乗ったのは大昔に一度くらいなんだけど、機械モノとか好きなら下のほうがいいかも。
ホテルに戻って、ちょっと事務仕事しながら、IEEE 3800のエディタの到着をまっていたのだが、予定より来たのが遅かったので、とりあえず今日は二人で食事だけ。
ホテルの近くの海鮮系の店は、名前も変わってメニューも変わってしまってて、正直いまいちだったわ。ここでもコロナ禍の爪痕はあるなぁ。
朝の飛行機で羽田から香港に移動。例によって羽田は混んでたけど、今日の便は顔認証システム対応だったので、オンラインチェックインと顔認証で、すこしだけセキュリティチェックに並ぶのが短かった。まぁ、あまり意味はないけど。
それにしても、羽田-香港のANA便は、満席に近いのにほとんど日本人が乗ってなくてびっくり。しかも、多くの外国人(かなりの比率で中華系)は、羽田トランジットのようで、隣の席の人もシカゴから広州にいく中国人の人だった。
まぁ、羽田-香港便のANAも今は一便/日というのも影響しているのかな。前は、子会社含めて1日3便くらいは選択子があったのになぁ。羽田のT3 でバスというのも、なんか初めてかも。
とくに遅延もなく、1時過ぎに香港に到着して、エアポート快速で尖沙咀のホテルに向かう。しかし、香港には来るのは5年と4ヶ月ぶりで、こんなに間が空いたのは珍しい。そのせいか、すっかり土地勘がなくなっていて、九龍まで切符ちゃんと買ったのに、なにを思ったか香港まで行ってしまい10HK$追加に払うし、そこからタクシー乗るしで、なにやってんだ俺状態。
無事ににチェックインして、少し事務仕事してシャワー浴びて、夕方から中国在住の友達と、香港人の友達の3人で久しぶりに会食。かれこれ、30年以上の付き合いだけど、会話が30年前と変わってないのが笑えるは。