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2018-12-01 導かれてる?

_ [][電波] 導かれてる?

  今朝は、Alice嬢と丸馬場でデート。諦めたのか慣れたのか、Sunnyのオーナーさんの調教のおかげで、頭絡もまたつけれるようになった。とはいえ、相変わらず色々なものに敏感であることは変わらない。今朝も調馬策運動では、人や車の動きや音で、なんども尻跳ねをして、こんなのとてもじゃないけど、いきなりは乗れない...

  丸馬場では、常歩での輪線運動と輪乗りで、少しだけ速歩を入れる程度で、ゆっくりと練習。もう少し継続的に速歩をしようかなと思っていたら、途中から急に強風が吹き出して、隣の畑のマルチがヒラヒラ。これ以上続けてると、なにかパニックが起きそうな気がして、早めに練習終了。

  午後にPooさんとも久しぶりにと思ったけど、あまりの強風だったので、昼前に撤収。昼食後、早めの電車で東京にもどり、半年ぶりくらいに武蔵境の部屋に立ち寄る。夜は、吉祥寺で家人と一献、明日からの出張準備があるので、そのまま井の頭線で外苑前に戻った。

  ところで、トラッキングアプリが、前よりも位置精度が良くなった気がするのだが、これは準天頂衛星「みちびき」に導かれてるから?

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2018-12-02 NRT-JFK

_ [仕事][] NRT-JFK

  珍しく東京で日曜日の朝を迎えて、とりあえず洗濯して朝食。某提案資料の作成を終わらせて、出張準備。昼は、いつものお近くのお鮨屋さんランチ。ちょっと早いけど、今年の沢庵が漬かったので、少しだけ試食用におすそ分け。

  今日は、大学ラグビーの試合があるらしく、外苑前の駅はものすごい人混み。しかも、待ち合わせの人たちが狭い歩道で動かないので、普通に通行するのが大変。野球のシーズンが終わっても、神宮はまだ熱いんだね。

  昼食の後、成田に移動して、ラウンジでご一緒する人と合流。今回は、データ流通推進協議会とIEEE-SAのミーティングで、NJのIEEE-SA本部に行く。しかし、この時期のNYとか寒いよなと思って、天気予報みたらしっかり寒い....気が重いわ。


2018-12-03 Re vist Piscataway

_ [][仕事] Re vist Piscataway

  9ヶ月ぶりにNJ PiscatawayにあるIEEE SA の本部を訪問。今回は、データ流通推進協議会のミッションで、データ流通に関係する国際標準化の調査が目的での訪問。

  今回、IEEE SA の主要なミーティングであるSASBミーティングが開催されており、そこへの参加も調整してもらったので、それなりに盛りだくさん。

  DTAの他のメンバーには、馴染みのない部分もあるので、今日はIEEE-SAのスタッフが、我々のためにチュートリアルの時間を設けてくれて、しっかりとお勉強からスタート。

  夕方からは、開催中のSASBのミーティグに参加。オブザーバーといっても、もともとオープンなので、しっかりと冒頭では名前と所属を発言させられる。夜のPatComまで参加して、途中でステーキハウスによって夕食をとってホテルに戻った。

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2018-12-04 個人情報流出?

_ [仕事][電波] 個人情報流出?

  今日も、朝からIEEE-SAで、ミーティング。こちらのリクエストに対して、とても真摯に対応してくれて、関係者を招聘したり、WEB-exでのミーティングなどをアレジしてくれたので、かなりてんこ盛りだ。

  一方で、同じ場所で開催されているNesComという会議では、無事にIEEE802.11bcのPARが承認された。これらの会議には、802.11WGのチェアやバイスチェアなど顔見知りのみなさんが参加しているのだが、今回はSay Helloくらいしか言葉を交わす時間がなかったけど、結果オーライだった。

  午後からは、AudComという監査委員会のミーティングで、データ流通推進協議会について、プレゼンの機会をもらったのだが、せっかくの機会ということでちょっと張り切ったら、アジェンダタイムを少し余計に使ってしまった。

  この会議は、本部の建物での会議室だったのだが、こちらの建物は会議室の名前からして、ファラデー、モールス、マルコーニとかで、なんとグラハム・ベルの部屋はウォーキングミーティングルームで、6台のウォーキングマシンが並んでいて、トップがデスクになっていたりする。

  建物の入り口や廊下には、沢山の歴史的な展示品が飾ってあって、廊下の壁にも貴重な写真やプレートが掲げられていて、さながら電気・電子の歴史資料館の様相だったりする。

  そして、ミーティングの後に、資料室を見学させてもらったのだが、なんとそこにはIEEEの前身のARIとIEEの時代からの会員名簿が保管されている。そして、その中には、エジソン、テスラー、ベルの直筆のサインがあって、記念に撮影させてもらった。これって、このページに公開したら、個人情報漏洩かしら.....

 

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_ [仕事][電波] 訂正

  上の記事で"直筆のサイン"というのは間違いで、これは事務員の記載のようです。


2018-12-05 Greetings of the season

_ [][] Greetings of the season

  IEEE-SA訪問の最終日で、午前・午後に二つのProjectのリーダーシップと意見交換。午後のNISCとIEEEで進めてるBig Data Governance and Metadata Management (BDGMM)のチェアであるNISTのWoさんとの意見交換は、なかなかに面白かった。考えてみたら、BDGMMは、夏にCOMPSAC2018が東京で開催された時に、ハッカソンとかもやっているんだよね。もう少し、しっかりとフォローしとかないといけないなぁ。

  夕方ホテルに一旦戻ったあと、夕食までの間に、サクッと買い物。ちょうど娘に新しい冬物のアウターを頼まれていたので、近くの専門店に行って購入。まだ育ち盛りなので、ワンサイズ大きめにしたけど、まぁ文句はないだろう。ついでに、ふと目についた新しい首飾りも冬の贈り物で買っておいた。アメリカだと、こういう専門店が大きな街には必ずあるのが助かる。娘にばっかりお土産買うと、息子がいじけるといけないのだけど、これといったものが思い浮かばないので、明日までになにか考えて帰り道で買っていこう。

  夜は、EverySenseのスタートの時にシリコンバレーで手伝ってくれた、中国人の留学生が新しい仕事と大学院のために、滞在しているホテルの近くに住んでいるというので、彼の招待で素敵なイタリアン Ovationsで会食。なかなかの繁盛している良いお店だった。そういえば、昨日の会食は、The Frog and the peachという、創作フレンチだったけど、両方とも一軒家のレストランだった。こういうスタイルは、西海岸にはあまりなくて新鮮だった。

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2018-12-06 Ramen in NJ

_ [][] Ramen in NJ

  帰国便が午後なので、比較的のんびりとホテルをチェックアウト。途中で、息子と仲間たちにお土産のクッキーを購入。普段は草ばかりだから、果たしてお口にあうだろうか?

  空港に向かう途中にお昼をと検索したら、IPPIN Ramenというのが見つかった。とりあえず、そんなにレイティングも悪くなさそうなので、ここに立ち寄って醤油とんこつ系のお勧めをいただく。西海岸から始まったラーメンブームのおかげで、いまや全米どこにいっても、それなりの品質の日系のラーメン屋が見つかる。ここも、特別に美味しいとかではないけど、普通に日本で食べるのと変わらない。むしろ、シリコンバレーあたりより、値段が安いのは嬉しい。しかし、メニューに蕎麦も一緒にあったけど、それはちょっと勇気がいるかもね。

  空港に到着したら、一つ前のNY発のANA便が遅延していたらしく、ラウンジがかなりの混雑。こちらのフライトは、予定どおりの出発だった。、

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2018-12-07 百聞も一見も必要

_ [仕事][] 百聞も一見も必要

  夜の9時過ぎにほぼ定刻で羽田に帰国。羽田から新宿に出て、かいじの終電で山梨の自宅に戻ったら、深夜の2時近くになってしまったけど、ちょうどよい時差調整でもある。

  今回は、データ流通推進協議会 DTAの仕事として、僕を含めて5人のチームで、NJ PiscatawayにあるIEEE SA(Standard Association)の本部を訪問した。普段は、IEEE802.11での標準化に参加しているので、この本部を訪れる機会はなく、僕も今回が二度目の訪問になった。

  今回の目的は、データ流通に関係する国際標準化の動向調査で、5人のうち2人は、先週欧州でIDSA(International Data Spaces Association)との打ち合わせをし、そのままアメリカに合流した。IEEE-SAとのミーティングは、僕とSAのスタッフで事前調整したのだが、対応してくれたスタッフは、もともとアジア担当で、彼らが来日した時の調整を僕が手伝ったり、共催でシンポジウムを開催したりと、なんども一緒に仕事をして気心が知れている。実際に、今回の訪問も、事前にこちらの目的やヒアリングしたいプロジェクトを伝えておいたので、三日間にわたりしっかりとアジェンダを組んでくれた。

  実は、個人的にはもう一つ目的があって、それはなにかというと、DTAの他のメンバーに、国際標準化の現場というのもみてもらうことだ。とくに、IEEEというとイメージとしては、学術的な国際会議や学会誌発行のイメージが強く、標準化活動の実態はあまり知られていない。もちろん、イーサネット、無線LAN、Bluetoothなどの大規模に普及している方式の標準規格を策定していることは知られているけども、その標準化の作業組織であるIEEE SAのことはあまり知られていない。

  そんなわけで、ただ単純に個別訪問して、ヒアリングするのではなく、今回は開催中のSASB(Standards Board) という、集中的に開催されるマネージメント会議の開催に合わせて訪問し、いくつかの常設委員会にもオブザーバー出席できるように取り計らってもらった。

  実際に、月曜日の夕方には、知財関係を対応するPatCom(Patent Committee)などにも、DTAのメンバーが出席した。会議の冒頭では、参加者全員が順番に名前と所属を紹介するのだが、DTAのメンバも分け隔てなくマイクが回ってきたりして、そのオープン性を体感してもらえたかと思う。また、AudCom(Audit Committee)では、会議のアジェンダの先頭で時間をとっとてくれてDTAの紹介プレゼンもさせてもらった。会場の都合で、スライドなしのいきなりスピーチではあったけど...

  最近は、官民を問わず日本の団体も国際標準化の推進ということで、有名な国際標準策定団体 SDO(Standard Development のOrganization)と、MoUを交わしているけども、MoUがゴール的なものも少なくない。DTAとしては、きちんと各SDOの実態を把握して、具体的な協業をすすめることで、世界に通用するルール作りをしたいと思っている。そういう意味で、今回僕以外の人にも、たんなるヒアリングではなく、現場へ参加もしてもらったことは大きい成果だった。百聞は一見にしかずというけど、百聞も一見も両方だいじなんだよね。

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2018-12-08 押しの一手

_ [] 押しの一手

  午前中は、Alice嬢とデート。三日間天候不良で馬房から出ていないというので、今日は調馬策をSunnyのオーナーがしてくれたのを見学。調馬策運動といっても、本当に色々と考えることは多い。

  思ったより張っていないようで、丸馬場で一鞍。正直、まだとごまで、どうしていいのかの距離感が掴めない。初めて、北海道で乗った時や、山梨にきて最初に乗った時は、あまり臆せずにいたんだけど、丁寧に丁寧にと思うにつけて、なんだか完全に奥手になってしまった。このまま甘やかしてると、それが当たり前になってしまうのが怖い。

  と思いながらも、アメリカで、冬用のツートンのアウターとブルーのネックレスを買ってきたので、練習のあとにそれを着せてみたら、あらまぁ可愛いじゃんとほくそ笑んでしまうのが、なんとも情けない。

  まぁ、来週からはしっかりと鍛えてやるぞと、押しの一手で行こうと心に誓っておく。

  午後は、恒例の前職の時の部下たちが忘年会のために来宅。午後の3時には鍋を囲んで宴会スタート、どう考えても時計が6時間は早い。

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2018-12-09 会議の前に蟹

_ [] 会議の前に蟹

  明日開催されるデータ流通推進協議会(DTA)の冬季合同委員会とデータ流通に関する国際標準化戦略会議にむけて、昼から富山に移動。今日は、なんと北陸新幹線が停電のための長時間運休になってしまった。

  僕は、甲府〜塩尻〜長野〜富山という経路で移動なので、新幹線には長野から乗車する。停電は、なんとか午後2時頃に復旧したのだが、とにかくダイヤはだだ遅れ。ということで、長野でとりあえず一番早く乗れる新幹線に乗ることにしたけど、僕の乗ったはくたかは2時間以上の遅延だ。

  今日は、JRの公式発表だけでなく、リアルタイムに富山に集まる仲間から、逐次Slackやメッセンジャーで情報が入ってきたので、比較的リアルタイムに状況を把握できた。実は、夕方の6時からBoFが開催されるのだが、果たしてみなさん来れるのだろうかという不安は、このリアルタイム状況把握により解消されていた。

  なにしろ、この時期の富山での会議なので、頭の中は蟹さんだらけの人が多くて、前夜祭には官民超えて26人の参加で、香箱を堪能。別に蟹で釣ったわけじゃないからね。

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2018-12-10 冬の富山が癖になる

_ [][仕事] 冬の富山が癖になる

  今日、データ流通推進協議会(DTA)の冬季合同委員会。朝は、国際標準化に関する戦略会議からスタート。今回は、内閣府、内閣官房、経産省、総務省からもデータ流通の戦略に関わるキーマンに参加いただいて、朝一会議なのに47人も集まった。今日は、国際標準化を進める上での戦略立案のためのブレインストーミングをグループ討議で行なってもらったのだが、1時間半で何かが綺麗にまとまる訳ではない。実は、もう終わったからここに書いてしまうけど、僕的には参加者の国際標準化に対する経験や知識、スキルが垣間見えることを期待していたのだ。というわけで、グループの中で論理構成を仕切れる人、ブレスト結果を整理立てできる人、具体的な国際標準化の現場を知っている人など、それなりに参加者の特性が掴めたのは、今後の展開に大きな収穫となった。

  その後、運用基準検討委員会、理事会を行なったあと、午後からは冬季合同委員会で、まずDTAの活動状況の報告。こちらは、四半期に一度は、会員の皆様に普段参加していない委員会の動向も含めて報告をすることが大きな目的。今回、運用基準検討委員会の報告では、すでに発行されているデータ取引市場運営事業者の認定基準の内容について、会員向けの説明を実施。この認定基準の制定に伴い、まずはデータ流通市場における、データ提供元、データ提供先、データ取引市場運営事業者の三つのステークスホルダーの定義を明確にしているのだが、この関係図は多くの方々にとても解りやすいと評価をいただいている。

  実は、先週のIEEE-SAの訪問の時にも、このスライドや定義の話しを何度もプレゼンしたのだが、その時に同行したDTAの仲間に、あのプレゼンでスッキリした的に言われたりもした。ただ、日本語より英語の方がもっとクリアーだよねというご意見をいただいて、確かになぁと納得してしまう自分がちと悲しいかも。

  午後の後半は、第6回データ流通推進フォーラムとして、非会員の方、地元の方にも参加いただいて、『地域の課題を解決するイノベーション ーデータ流通は地域を元気に出来るか?』という統一テーマでのフォーラム。DTAの杉山理事による「データは石油」なお話しからスタート。次に、富山市の先進的な取り組み事例の紹介をいただいたあと、今回の共催者であるインターネット協会から先週報道発表した実証実験の概要説明があった。そのあとは、内閣官房、総務省、経産省の関連政策の講演と続き、最後は登壇者の皆様と今回の会場などをアレンジいただいた地元のインテックからIntec Innovation Technology USAのCEOにも参加いただき、パネルディスカションという、がっつり系なプログラムとなった。

  そして、今日も今日とて、終了後は地元富山の郷土料理と日本酒での懇親会から、さらなる銘酒、禁断のブラックラーメンという王道ツアーで解散。

  今回は、初めての地方開催であり、果たして参加者が集まるかが心配だったのだが、その心配が吹き飛ぶレベルの濃くて熱い1日だった。参加された皆様と、ローカルアレンジメントをしていただいた皆様にひたすら感謝。あー冬の富山が癖になりそう。


2018-12-11 英語ニュース

_ [仕事] 英語ニュース

  香港の経済誌の記者からEverySenseについて、インタビューの申し込みがあった。どこで知ったのよと思ったら、Nikkei Asian Reviewに、先日の日経新聞の記事が英語で掲載されていたらしい。

  こういう記事は、英語の使い回しや用語などについて、とても参考になるので、実にありがたい。ちょうど、国際標準化の展開を議論しているフェーズもあるので、とても参考になる。

  いろいろと、検討している標準化のアイデアもまとまりつつあるので、またチョツト面白い展開になるかもとワクワクしている。


2018-12-12 キーワード

_ [仕事] キーワード

  今日は、先週のIEEE-SA訪問も含めた調査チームのミーティングからスタート。おなじ場所に同じようにいても、人によって捉える情報が違うんだなぁというのを感じる。

  これは、多分に持っている情報や経験により、バイアスがかかるためで、それは当たり前と言えば当たり前なのだろう。となると、やはり誰かに何かを伝えるには、その本質を明確かつ簡潔に表現するなど、バイアスを超えて伝える姿勢も大事なのだろう。

  夕方からは東大の大澤研究室で、データジャケット®︎の研究会に参加。ここでも、あえて繰り替えしになっても、データ流通推進協議会で策定した基準のキーワードを説明。やりは、グラウンドデザインを徹底して啓蒙していく活動を地道に続けることが大事なんだよね....


2018-12-13 笑いながら怒る文章

_ [仕事] 笑いながら怒る文章

  たくさんの会員さんのいる団体の事務局などをしていると、ちょっとしたコミュニケーション不足というか、認識の違いなどで、きちんと小言を申さないといけないことが多々ある。

  共有材である資料の開示とか、諸々の企画の進め方などなど、正直言って細かくてしちめんど臭い奴だと思われるだろうことを言う役目というのは、こちらもかなり疲弊する。

  だいたい多くの事案では、何からの不都合のある行為をしている人が、明らかに悪意を持ってそれをしているわけではないことが十分にわかっているのに、小言を言わなくてはならないのが辛い。

  たまたま、昨日、今日とそんな事案が発生し、それを嗜めるメールを書かなくてはいけなかったのだが、これがまた難しい。ダメなものはダメと言いながら、ではどうしたらいいのかを示したり、気持ちはわかるんだけどねぇ的なことも書かなきゃならない。

  こんな時、ふと思い出すのは竹中直人さんの「笑いながら怒る人」だ。あれを文章で表すって、本当に疲れるわ。


2018-12-14 人手不足解消してくれ

_ [仕事] 人手不足解消してくれ

  とある案件で、それなりの大きなプロジェクトのPMを探してくれないかという話があった。たまたま、それなら一人いるという輩がいるので、昨日の夜に話をしていたのだけど、まぁすんなりは行かない。

  とある業界への後発の参入なのだが、その業界での事業立ち上げとかに絡んでいた人間というのは、結構みんな業界で名前が売れてるのだから、簡単にレジメも出せないよね。

  そんなわけで、二人で飯食いながら、By Nameを出し合っていたんだけど、いやーやはり世の中人材不足だわ。この前、某社が大規模障害起こしたり、お隣の国の製品の採用が制限されたりと、いろいろと各社バタバタしてるので、業界内の人の異動もしばらくは注目かもしれないなぁ。

  しかし、プロ野球みたいにトレードとかFAとかの制度が業界にあったら面白いのになぁ...

  つくづく、人手不足って頭数じゃなくて、スキル問題だよなと思うのだが、誰か解消してください。


2018-12-15 ナイスミドル

_ [] ナイスミドル

  付き合いだして早くも8ヶ月、最初のクリスマスがもうすぐ来る。流石に、おじさんが若い娘と付き合うのは、いろいろと無理があって、ここにきて距離感が掴めない。このまま、ズルズルとしてると、クリぼっちになっちゃうのも悲しい。

  というわけで、今朝は手練手管を知り尽くしているFさんに、若い娘との付き合い方をまずは見せてもらった。ちょっと、想定以上にあんなことや、そんなことをしちゃって、ありゃそこまで?的なとこもあって、とても勉強になった。でっ、いざ交代して自分がお相手したら、なんとなく距離感のきっかけくらいは掴めたかもしれない。すっかり、冬毛モフモフになったAlice嬢は、背もすこし高くなって、また可愛くなった。

  午後は、久しぶりにナイスミドルなPooさんと一鞍。男同士の付き合いって、やはりいいよね....と、それはそれで実感。なんか、久しぶりに乗りました感。

  夜は、お一人様すき焼きで一献。そういえば、今年の沢庵は、けっこう良い塩梅だわ。

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2018-12-16 Step by Step

_ [] Step by Step

  今日もAlice嬢と調馬策運動からスタート。運動のあとに停止する時に、内側を向いてきてしまっていたのが、今は円周上で止まれるようになった。馬装や繋ぎ場でも、だいぶ落ち着いてきたのが、随所に判る。

  でも、慣れてきたからなのか甘やかしすぎたのか、馬場での運動は、ちょっと休みがち。そんなわけで、今日もFさんが最初に丸馬場で騎乗。今日は、拍車をつけての騎乗。少なくとも、山梨にきてからは拍車ははじめての使用なので、果たしてどんな反応をするかと思ったのだが、特に跳ねたりはなかった。

  それではということで、次に僕も拍車をつけて騎乗。さすがに昨日とは大きな差で、こちらの意図が伝わる。そんなわけで、初めてAlice嬢とそれなりに馬場運動をした感を満喫。

  まぁ、とにもかくにも、少しずつ少しずつStep by Stepで出来ることが増えてくれるのは、本当に嬉しい。エンデュランスの競技では、拍車は使えないので、拍車に頼りすぎる騎乗にならないように気をつけることが重要だけど、まずはしっかりと運動量を増やして、体力もつけていかないとね。

  夕方、車で東京に移動して、点検のためにディーラーに入庫。今日は、味噌とか沢庵とか荷物が多いので、ディーラーのあとの電車移動が疲れたわ。

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2018-12-17 Webインタビュー

_ [仕事][インターネット] Webインタビュー

  今日は朝一の検討会は、なせが副主査に急遽なったのだが、これがなかなか内容がキツイ案件だったりする。午後は、内閣府のSiPの会議で、実際に採択されたみなさまのリアルな活動が少し垣間見えたのが何よりだった。夕方に事務所に戻って、来客とインタビュー。

    数ヶ月前に、日経新聞の記事がNikkei Asian Review Big-data trading platform to launch in Japan next monthに英訳転載されたことから、香港の経済紙Hong Kong Economic Journal の記者から取材依頼があった。

  では、とりあえず香港にお伺いしてとでも言いたいとこではあるけど、まぁ旅費くれるわけじゃいから、WebExでインタビューを受けることにした。1981年にマカオに行く途中で立ち寄って以来、香港は好きな街の一つだ。仕事でも、香港のディズニーランドに行く地下鉄や空港に、モバイルIPシステムを提供してきたし、Root,Inc.には香港の半導体商社が株主だったりする。

  そんなわけで、香港人の知人も多いし馴染みがあるので、今日の取材は香港イングリッシュに接して、なかなか楽しかったりした。

  夜は、年に一同の旧友との忘年会、みんな歳はとったよね。


2018-12-18 ディスカッションできる会議

_ [仕事] ディスカッションできる会議

  今日の午後は、データ流通推進協議会(DTA)の技術基準検討委員会。今日は、今年作成してきた基準文章の承認決議があったのだか、なかなかに良い光景をみた。

  実は、今回承認する文章は、標準規格としての規範文章ではなく、パワポイントによる平文で、その文章の効力や拘束性の観点から、文書名が適切なのかという疑問を呈させていただいた。これに対して、官民問わず参加者からそれぞれの視点からの意見がだされ、最終的に一部の修正が可決された。

  今回は、なにが嬉しいかというと、それなりに多様な参加者からの意見が出たことだ。日本での会議は、得てしてシャンシャン会議になるのだが、DTAではしっかり参加者が議論に参加できているということだ。

  もちろん、中には、発言の理解が結構大変な長広舌もあったりするのだが、参加者が参加意識を持ってくれることは嬉しい限りだ。 


2018-12-19 Productive day

_ [仕事] Productive day

  今日は、EverySenseのハンズオンセミナとアイデアソンというイベントだったのだが、僕は朝から来客打合せオンパレードだったので、ワークショップだけ登壇。

  それにしても、今日のミーティングは、みんな、面白かった。分散暗号のシステムの話、コテコテのハードメーカとの打合せ、緊急医療でのデータ連携の話しと、もうなんかめちゃくちゃ面白かった。

  午後の後半は、委託業務の中間監査などもあり、こちらもそれなりに新しい発見があった。

  そして、夜はDTAでとても貢献してくれている某社のコンサルの方と、会社近くのスペイン料理屋で一献。昨日の委員会の資料などでも、本当に多きな役割をしてくれているのだが、まぁ実態では色々とストレスもたまる訳で、その辺りをいろいろと聞けたのは、今後の運用にとても参考になった。

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2018-12-20 女を磨く

_ [] 女を磨く

  いろいろな案件が溜まり過ぎで、いささか心が折れそうなので、今日は休暇をがっつりいただいた。朝一で、点検とタイヤ交換の終わった車をディーラーでピックアップして、山梨にもどり、自宅で昼食と着替えを済ませて、Alice嬢とデート。強風のなか調馬策も丸馬場での騎乗も、とても落ち着いていて、なんだか成長を感じさせる。それにしても、彼女の駈歩は、とても柔らかく軽やかで、気持ちいい。

  とても、良い子なので、今日は練習の後、ネイルサロンで爪のお手入れ。装蹄も三度目ということで、比較的落ち着いていたのが凄い。装蹄をじっくり見学するのは、初めてなのだけど、これは本当に大変な作業だわ。

  そんな装蹄をみた夜は、甲府で山梨県畜産協会主催の馬飼養衛生管理技術講習会で、「馬の蹄に関わるエトセトラ..」というタイトルで、装蹄医師の先生のお話。まさに、"No Hoof,No Horse"というわけで、万病はなんとかからではないけども、馬の蹄はとても重要ということがわかる。

  闇雲にに裸蹄が馬にいいかというと、どうもそうではないというエビデンスに基づく話も、なかなか考えさせられるものがあった。

  夜は、講習会に参加されたみなさんと、甲府駅の近くで一献。そのままビシネスホテルに投宿。

  春先に北海道から出てきた時は、汚い蹄の田舎娘だったAlice嬢も、ネイルサロンで女を磨いて、また一つ大人の階段をのぼったみたいだわ。

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2018-12-21 大型研究

_ [仕事][電波] 大型研究

  今日の午後は、NICTのテストベッド分科会で久しぶりに有・無線エミュレータの話しをさせてもらった。このエミュレータの話は、今から10年以上前に、やはりNICTで行なったパネルディスカッションの時に着想した。それ以来、いろいろな関係者の協力のもとに、少しずつ研究を続けてはいるのだが、なかなか大きなプロジェクトにあげきれずに忸怩たる思いをしている。

  ちょうど、先週のニュースで、リニアコライダーの誘致について、学術会議が否定的な結論を出したというのがあり、大型研究そのものに対する是非も話題になったようだ。それでも、物理学や医学などを中心に多くの大型研究計画は、いまも進行している。ところが、それらのテーマの中で、残念ながら通信系のものは、取り上げられていない。

  先日のソフトバンクの障害でも、今や社会基盤として有線・無線の通信システムが社会基盤として重要であることは自明だが、現状5Gにしても、我が国の研究は、完全に世界の後追いになっている気がする。これは、通信機器のビジネスだげでなく、国際標準化などの次世代への取り組みや、その背景にある先端的な学術研究分野でも同様だろう。

  日本は、マルコーニの無線通信実験のあと世界に先駆けて追試に成功し、TV放送にしても、通信にしても、かつては世界をリードする立場だった。しかし、ディジタル&&パケット交換方式の通信になり、単純無線要素技術だけではなく、システムとしての通信システムが求めらる現在、残念ながら世界の後塵を拝している。そして、残念なことに海外から紹介される技術に対する目利きの悪さで、本質を見極めずにお手つきをしてしまうケースがあと立たない。かつての、UWB、WiMaxやマルチホップなども、本当にセールストークによく踊らされてきたなぁと思う。ここ数年は、LPWAなども本当に質の低いというか、悲しくなるくらい低レベルな発表とニュースが溢れている。

  というわけで、中長期に通信の要素技術からシステムとしての全体評価までを、繰り返し利用でき、特定要素技術に依存しない大型のテストベッドとしてエミュレータシステムを提案し続けているのだが、まぁ道のりは長いなぁ....

  夜の懇親会では、21年前に四国での調査研究会でご一緒した旧友とも、久しぶりに盃を取り交わした。


2018-12-22 芦原温泉

_ [] 芦原温泉

  今年の垢落としという企画で、今日から一泊二日の旅行。乗り鉄な家人のアレンジは、初心者型一筆書き路線で、東京-金沢-芦原温泉-福井-米原-東京という、北陸への旅。

  まずは、新幹線で東京から金沢に移動して、お昼は金沢の大工町で香箱。どこが良いか分からなかったので、先日FaceBookで情報を求めたら、金沢な知人からとても良いお店を紹介いただいて、香箱の入ったコースを堪能。わさわざ昼にお店を開けてくれたようで、感謝感謝。昼の後は、武家屋敷のある街並みをみながら、駅まで歩いてもどる。

  金沢から各駅停車で芦原温泉に移動して、今夜はつるや旅館に投宿。芦原温泉は、湯元から引き込むのではなく、各旅館がそれぞれ源泉を持っているのが特徴だそうだ。つるや旅館さんも、三本の源泉があるそうだ。おもてなしは、用意された卵をカゴに入れて70度の温泉につけ、20分ほど横にある足湯でのんびりと待つと、ほんのり塩味の温泉卵の出来上がりという趣向。お湯は、さすがに湯量豊富で、泉質は透明だけど少し硬い感じがする。夜は、日本旅館ならではの和食を楽しんで、早々と就寝してしまった。

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2018-12-23 一乗谷〜永平寺

_ [] 一乗谷〜永平寺

  朝、芦原温泉を出て福井へ向かう。えちぜん鉄道のほうが宿から近いのだけど、乗り鉄さんの設計で、JRでの移動。JR福井駅でバスの周遊チケットを購入して、最初の目的地である一乗谷に。この急峻な谷あいに京都の町のような城下町を作ったというのは、なんともユニーク。一部、復元された街並みはあるものの、礎石や井戸跡などの遺跡が醸し出す歴史の重みに勝てない。ましてや、なんだか某社の白い犬のお父さんのことが、観光資料に使われてるのは、ものすごくがっかり感がある。

  資料館なども見学したあとは、バスで永平寺に移動。永平寺といえば、大晦日のゆく年くる年が脳内再生されるけど、さすがに今日はまだ人の列はない。巨大な伽藍群のなかで、今日も多くの修行僧が、仏様と己に向き合っているのが、たとえガヤガヤと観光客がいても少し張り詰めた空気に感じる。

  門前で蕎麦をたべたあとは、再びバスで福井に戻り、お土産と夕飯のお弁当を購入。ここから、特急しらさぎで米原に出で、そこからは新幹線ひかりで東京へ。福井で買ったせいこ蟹のチラシは、しっかりと外子も内子もたくさん入っていて感激。この前、仕事で富山に行った時もいれて、今年は、富山、金沢、福井と三箇所で、香箱を楽しめたという、とても貴重な十二月だった。

  夜7時過ぎにくるっと回って一回転で東京へ。そのあと、最後は新宿経由で山梨に戻った。

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2018-12-24 はじめてのクリマスなのに

_ [馬]はじめてのクリマスなのに

 ふたりにとって初めてのクリスマスイブだけど、彼女とはこの前かなりいい感じに発展したので、ちょっと余裕を見せて、朝からベタベタせずに男同士の付き合いを優先。午後から、他の仲間ともみんなでクリスマストレイルにという話になったので、お昼もそこそこに、みんなと合流するお出かけ前に、二人だけのハニータイム....と思ったら。午前中、ほったらかして部屋に置いてきぼりだったのが、かなりお気に召さなかったらしく、ふとした拍子にドカーンと引っ叩かれてしまった。運悪く体の前に手があったので、手の甲をピシッ。

なにかあると、行けないので軽く冷やしてから休日診療のクリニックに駆け込んでレントゲン。骨には異常はないとのことで、湿布薬をもらって終了。まぁ、指も動くけど痛い。

  あーあ、朝のPooとのトレイルは、いつもの林道を久しぶりに二人で10キロ弱。元気だけどバタつかない、とても落ち着いたライドだったのに....まぁ、Aliceは、とにかく若いし、いろいろなことにまだまだ激しく反応するから、調馬策運動も相当に慎重にこなさないとならない。今日は、一旦停止して、調馬策を手元に巻いてる時に、外の何かに反応して、前立ちになってしまい、そのまま降りてくる時に僕の体に当たった感じだった。停止してる時のリードの持ち方も実に大事だということを、再認識して猛省。

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2018-12-25 出力

_ [仕事] 出力

  午前中は、Society 5.0にかかる国際標準化の会合からスタート。いろいろな意味で、良い参考になる事例もあって、双方向に意味がある会議だった。

  先日、米国での打ち合わせでも感じたのだが、国際標準化しましょうという抽象的な目的ではなく、きちんと成果物が何かを最初に示しているプロジェクトは強いなぁと思う。なんでもそうだけど、掛け声でなくて、ちゃんとプレイクダウンできるかがとても重要ということだ。

  午後は、DTAの規定審議会で、運営規定の改定についての議論。ここに参加してくれる人たちは、各社の法務や知財部門の方なので、とても文言について適切な議論をしてくれる。だらだらとなにを言いたいのかわからない、独りよがりのコメントなどは、結局のところバッサリ削除されるのも、なかなかに素晴らしい。こちらの会議は、まさに出力がきちんと出て幸せだった。

  そういえば、先月にNIRA 総合研究開発機構とドイツ研究所で行なったビッグテータの議論から書き起こしされた「ビッグデータの利活用を促進する安全で効率的なデータ取引市場」が公開された。短いページだけど、簡潔な内容でよくまとまっている。


2018-12-26 個人データの便益

_ [仕事][インターネット] 個人データの便益

  今日の午後一は、内閣府にてIT担当の平井大臣と急遽面談。いろいろとデータ流通に対する意見交換しているなかで、なるほどなぁと思うことが一つ。なにかというと、個人情報を使うことで、なんらかの便宜をうけるべきは、その個人情報の提供者だという、すごく真っ当な話。しかし、匿名加工処理などをされると、当然ながらデータ提供者はわからないので、便益の返しができないではないかという指摘。

  となると、結局は個人が明示的にデータ提供の許諾を、都度・個別合意ですることが適切なのではないだろうか。

  こんな話しをした後に、夕方からはSIPのAIホスピタルの評価会議。医療関係の重鎮のみなさまに、PDの先生が進捗などを報告。質疑のあと、別室で評価を待ち、のちに講評を受けるという流れで、2時間半の会議が無事に終了。もっとも、このプロジェクトは、始まったばかりなので、今回は全体の始動状況の説明という感じだった。

  こちらのプロジェクトでも、医療データは患者の利益のためにというあたりまえのポリシーが根底にあるのだが、データ所有欲が高い人が、まだまだ世の中には多い。

  夜は、IEEEで標準化に携わっている仲間と忘年会。


2018-12-27 黒いカバン

_ [MISC] 黒いカバン

  今日の夕方は、先日のアイデアソンのファシリテーター達と一献。自分よりふた回りもみ回りも違う若い人たちの話は、とても楽しいものだ。なんだかんだ、二次会まで終わったあとに、EverySenseの創業仲間と久しぶりに一献。なかなかに、多角的な話は面白いものだ。

  三次会まで飲んで、外苑前のマンションに戻ったら、マンションの前の道のど真ん中に、男性もののビジネストートバッグがポツンと置いてある。落ちているのではなく、置いてあるという感じだ。ファスナーは、しっかりとしまっていて、中身は見えないけど、ボロボロなものでなく、普通に小ぎれいだ。

  危険物など入っていたらいやなので、遠目に見ながら部屋に戻ったのだが、果たしてあれはなんだったんだろう。僕の頭の中では、泉谷しげるの黒いカバンが脳内再生されてしまった。


2018-12-28 仕事納められない

_ [仕事] 仕事納められない

  本当は、今日は休暇にして山梨で馬の乗り納めをして....なんてお気楽ご気楽に考えていたけど、諸々の事情により朝からお仕事。しかも、午後からは事務所で事務仕事をと思っていたのに、トラブル対応でそれさえもままならない。会社では、一応3時から納会となっていたのだが、それにも間に合わなかったので、とにもかくにも仕事は納まっていない....グスン。

  なんとか、夕方までにトラブルの暫定対応が見えてたので、一旦会社に戻り少しだけ事務処理。それにしても、トラブルシューティングは、再現と切り分けが8割なんだけど、そこまでの道のりが長すぎ......

  夜は、一年間に渡りDTAの活動に多大な貢献をしてくれた方と一献。話をすると、ミリ波とか光通信とか、実に近い分野で長年にわたり研究仕事をしていたようで、共通の知人がたくさん。それにしても、彼は本当にこの一年、積極的に協議会の活動を支えてくれた。残念ながら、今日で所属会社を退職するとのことで、いわば今日は退職祝い兼慰労会みたいなものだ。

  会社近くのいつもの鮨屋で会食だったのだが、朝から近隣の会社の納会向けテイクアウトで大忙しだったらしく、大将も相当にお疲れモード。ここのご夫婦には今年もお世話になったなぁ。こちらも、年内はまだ営業だそうで、納まらない人は、どうも僕だけではないらしい。

  ところで、昨日の夜に、マンション前の道のど真ん中に置かれていた男性ものトートバッグが、マンションのエントランスの端っこに移動されていた。しかも、ファスナーが開いて、中が少しのぞいているのだけど、特段危険物ではなさそうなので、明日の朝までこのままだったら警察に連絡してみよう。


2018-12-29 不審物〜未入国者〜のち晴れ

_ [] 不審物〜未入国者〜のち晴れ

  一昨日に、マンションの前の道路のど真ん中に置かれていたカバンは、その後ファスナーが開けられマンションのエントランスに移動していたのだが、今朝は誰かが"植え込みにありました"というメモ書きをつけて、マンションのドアの内側に移動したらしい。その後、管理人さんがマンションの住民のものではないだろうということで、再びドアの外側に移動したようだが、相変わらず持ち主不明。

  どうも、気持ち悪いけど、きっと持ち主の人は困ってるんではというのもあって、僕が結局は110番通報。十分くらいで若いお巡りさんが自転車で到着。厳密には、僕は一度も触ってもいないので、拾得者ではなくて、あくまで通報者なんだけども、お巡りさんも自分が拾得者ということになるにしても、内容物の確認を立ち会って欲しいという。というわけで、マンションの管理人さん、隣のビルの管理人さんと四人で、内容物の確認。書類やらモバイルバッテリーやらとともに、名刺入れがあり持ち主のものと思われる名刺も複数枚。お財布など金目のものは無かったけど、賞与の明細書の封筒がはいっていて、たぶん持ち主の特定は可能だろう。酔っ払って置いていったというよりは、置き引きでもされて犯人が捨てていったのではないだろうか?いずれにせよ、モヤモヤしていものが一つ解決。

  会社で少し仕事をしたあと、お蕎麦の昼食をとって、上野から成田に移動。数日前からのトラブルがどうやら終焉しそうだという報告を聞いて、サンノゼ行きの機内へ。この便は、Wi-Fiサービスがないので、しばしブラックアウト。

  機内での夕食がはじまったら、どこからともなくハエが....先々月の日記にも書いたけど、フランクフルト便でもハエが飛んでいた。今回も、CAさんに伝えたら、その後うまく捕獲したという報告がきた。しかし、随分と長いこと飛行機で旅をしているけど、こんなことはいままで無かったのに、ここにきて立て続けにANA便で遭遇。衛生管理とかに問題があるんじゃないのかと勘ぐってしまう。

  ほぼ定刻にサンノゼに到着して、まずはアパートにによって荷物をおろす。今回は、完全に休暇モードで、長男と家人も一緒なので、お上りさんよろしくサンフランシスコに出かけて、フィッシャーマンズワーフで昼食。その後、アルカトラスに渡りたかったのだが、予約がとれないので、諦めて湾内クルーズ。サンフランシスコに初めてきてから四半世紀以上経って、はじめてゴールデンゲートブリッジの下をくぐった。

  というわけで、朝の不審なカバン騒動、機内の密入国者遭遇で、この長い一日がどうなるかと思ったけど、最後は晴れ渡るカリフェルニアブルーになった。

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2018-12-30 Yosemite

_ [] Yosemite

  昨日のサンフランシスコ湾クルーズに続いて、これまた四半世紀以上にわたり幾度となく訪れている西海岸なのに、ヨセミテ国立公園に初めて来てみた。いつも、ベイエリアの仲間たちがキャンプに来ている話しは聞いてはいたけど、キャンプでもトレイルでもなく、中心エリアを散策。

  そびえ立つ岩肌とその上の青い空のコントラストが実に美しい。ちょうど、昼過ぎに到着したので、MAJESTIC HOTELのレストランで昼食。上高地の帝国ホテルを連想させる、山あいの重厚なリゾートホテルは、オフシーズンにのんびり来てみたい。ガバメントシャットダウンの影響で、ビレッジセンター内のミュージアムなどは閉館されていたけど、自然の景色には影響ない。

  国立公園内や入り口近くのロッジは、どこも満室だったのだが、知人に教えてもらい、麓のMariposaの街にあるホテルに投宿。ホテルのフロントでこの小さな街にあるレストランを紹介&予約してもらい夕飯。小さいとはいえそこそこにテーブル数のある店なのだが、とにかく混んでいるようで、予約してもらったのは正解だった。ステーキがメインのお店で、味も価格も納得の一軒だった。

  ところで、MAJESTIC HOTELを写した写真なんだが、4階の窓に大きな男の人の顔が見えるのは僕だけ?

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2018-12-31 2018年を振り返って

_ [] 年越し@Bay Area

  2018年最後の日は、Yosemiteの入り口にあたるMariposaの町からスタート。比較的ゆっくりと朝を迎えて、朝食をとった後、まずは町の中にあるちょっと気になったお店へ。EPIC ALPACASのオフィシャルショップは、なんとアルパカグッズの専門店で、残念なことに、今日は定休日でお店には入れなかったけど、ショウウィンドウから覗く店内には、アルパカの毛球から、アルパカの模様の入った靴下やらなにやらで溢れている。いやー、世の中にアルパカグッズの専門店があるとはびっくりだ。あとで、ネットで調べたらアルパカの預託も2.5$/dayとかでしているらしいけど....アルパカ買ってどうすんだ?

  さて。2018年は、3月の中旬から8月中旬まで5ヶ月も日本を離れなかったのだが、まぁそれでもなんだかんだ海外出張は多かった。今年は、コロンビア出張で、初めて南米大陸に足を踏み入れて、やっと五大陸を踏襲した。

  あいわからず小さなトラブルはあるものの、大きな事故や事件に巻き込まれなかったのは、何よりかもしれない。あと、今年は、国内も国外もともに、仕事以外で純粋に旅行することが出来たのは嬉しい。実際に、今回もサンノゼに100%プライベートで来ている。

  というわけで、Moriposaからはリバモアのアウトレットに寄り道して、サンノゼにもどり、アパートで年越しそばの夕食にして、時差ながらももう直ぐ今年が終わる。

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_ [仕事][インターネット] データ流通

  2018年も仕事の3分の2はEverySenseとデータ流通だった。EverySenseでは、従来のストリーム型データに加えて、蓄積型データの取引市場 EverySenseProを構築し、立ち上げるに至った。これらの個社としての業務とともに、2017年暮に立ち上がったデータ流通推進協議会(DTA)は、多様な業界から130近くの企業・団体の参加する、日本最大のデータ流通に関わる事業者のアライアンスとなった。

  特筆すべきは、単に参加者が多いだけでなく、毎週のように多様な会議や企画が開催されるアクティビティの高さだ。また、9月にデータ取引市場運営事業者の認定基準を発表するなど、しっかりとデータ流通による社会システムへの提言や連携を具体的に進めていることが大きい。

 これらは、民間だけでなく内閣府、内閣官房、総務省、経産省などとも密接に連携し、国際標準化に関わる欧米のSDOとの協議などにも着手している。また、アブダビやシンガポールの政府関係者との政策協議なども行うに至った。

  個社としても、秋にIT担当特命大臣に就任された平井大臣に招かれてのHirai Pitch や、自民党本部での説明など、社会の中でのEverySenseとしての役割をしっかりと伝えてきたのが、2018年だった、

  データ流通なんていうのは、間違いなく単独で実現できる仕事ではないので、産学官を問わず、多様な仲間たちの協力と、時には口角泡を飛ばす熱い議論や論戦があってこそ、前に進むものとして、関係者への感謝の一年でもあった。

_ [仕事][電波] 電波組もしてるよ

  今年も、仕事の三分の一は、電波なお仕事だった。IEEE802.11での仕事は、11aiについては、二月に世界最大手のチップベンダーが採用と成果発表をしたので、僕の役目は概ねゴールに至った。

  その代わりではないけど、今年は元部下が提案した無線LANのブロードキャスト利用という新しい標準化をサポートする立場になり、こちらはIEEE802.11bcとして、標準化作業が始まることになった。ここでは、僕はメンタに徹して、とにかく次世代の活躍を支えることに注力をしている。

  一方で、昨年まで行った日欧共同研究の成果である共著論文が、IEEE Wireless Communicationの10月号に掲載されたのは、とりあえず日欧両方の実験に要素技術を提供した立場としては、嬉しいし成果だった。

  また、長年取り組んでいる有・無線統合エミュレータは、少しずつだが関係者にその有用性などが理解されつつある兆しはある。

  というわけで、真野はまだ無線な仕事もしてるからね!

_ [Health] 癌との戦い

  2016年の暮れに見つかった前立線癌は、この日記で公表したように、ホルモン投与による内分泌療法と、8週間の放射線治療により、マーカーであるPSA値も正常になり、近接リンパ節の腫れも有意なものは消滅した。とはいえ、主治医から根治とか緩解したなどの言葉は、いただけてないのがいささか気になるのだが、とにもかくにも自分的は、命拾いをしたと思っている。引き続き、ホルモン療法を継続しているので、その副作用による更年期障害的な諸々には悩まされているけど、外科手術も抗がん剤治療もしなかったので、QoLとしてはかなり良い状況であることは違いない。

  正直いうと、去年の今頃は、とにかくステージⅣとか5年生存率なんて言葉が重く心にのしかかって、治療が効くのかどうかも判らずに、とても周りの人に公表する勇気もなくて、ひたすら悶々としていたのだ。

   本当にいろいろなことの重なりで、良い治療に巡り会えたことに感謝したわけだが、同時に自分としては、やはり死とか病というものをとても身近に感じた一年だったし、同時に自分の体の治癒力と向き合うことになった一年でもあった。

  そんな中、秋から内閣府SIP AIホスピタルという大きな研究プロジェクトのSub PDの仕事が回ってきたのも、全くもって不思議な縁だけど、これはある種の天命と思っている。

_ [] 試練と挑戦

  2018年の馬ライフは、いろいろと試練と挑戦の繰り返しだった。年明けから春にかけては、日馬連の公認競技デビューと80kmへの挑戦を目指して、WingTempooとかなりの走り込みを続けていた。

  そんな中、春先に新しい年下の彼女Aliceと出会ってしまった。ところが、まぁこういう時に限って試練は訪れるわけで、五月の連休明けに練習中に落馬し、結局は春の八ヶ岳大会80kmへの出走は断念することになった。

  それでも、どうにか秋には、日馬連公認の60kmに伊豆でデビューして無事に完走できたので、とあえずひとつの目標はクリアし、とても嬉しい成果となった。

  一方で、Aliceとは、まだまだ暗中模索な状態だけど、とにかく少しでもコミュニケーションが取れるように、おじさんなりに若い娘の心を探る日々が続いてるのも、ひとつの試練だったりする。

  馬関係も、クラブの仲間、オーナーはもちろんのこと、遠く離れた場所で知り合ったみなさんの活躍にも刺激され、新しい世界が広がっていることに感謝の一年だった。


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