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2009-10-01 仙台

_ [] 仙台

 今年度の研究テーマの実証実験の打合せのために、北上と仙台にいく。 今回は、夕方から仙台だったので、そのまま仙台に一泊。 それにしても、仙台は来る度に高層ビルが増えていて、その勢いがとまらない感じがする。 博多とか広島と違い、新幹線の駅前の賑やかさもすごいものがある。 それに,輪をかけて、今年は楽天イーグルスが熱いし、伊坂幸太郎の重力ピエロが公開されたりと、なんとなく街の活力を感じてしまう。 (さすがに、陽気なギャングやしゃべる案山子はいない。)

  夜は、元同僚の依頼で、東北で活躍されている知人を紹介し、一献。 さんまの刺身や紫ウニに舌鼓を打つ。


2009-10-02 補正予算

_ [仕事] 補正予算

 民主党政権での補正予算見直しが、仕事に直接影響していたりする。 個別に見直し対象かどうかは別として、とにもかくにも全体が一時保留という状況にあるようで、入札も終わり契約書の締結直前になっていたものなども保留されている。 しかし、こういう場合は、納期は当然短くなるし、内容によっては仕様の見直しになるものもある。 国政という大きな流れの中では、結局個別対応というよりも、多少の犠牲は払っても、こういうマネージメントをしなくては成らない面もあるのだろうが、現場はそれなりに大変だ。 しかし、政権交代がこんなに身近に感じる事は、初めてかも知れない。


2009-10-03 福祉事業のオープン性

_ [NPO] 福祉事業のオープン性

  障害者福祉に関係していて、つくづく思うのは、小さな狭い世界のためなのか、なにか旧体質な感じをとてもうける。 社会福祉法人とか障害者支援施設とかは、許認可で参入がそれなりに大変とはいえ、それ以上に対象となる利用者(需要)が限られていて、他の事業分野からみればニッチな分野だ。 このためなのか、養護学校も社会福祉法人なども、とかく他を批判したり、他との比較で自己のアピールをしたりする傾向を感じる。 特に、自立支援法などにより、事業運営も市場競争原理が働く環境に置かれるようになり、この傾向が強い。 しかし、個々の施設や事業者が100点満点ではなく、かつ充分にサービスが飽和していない状況なんだから、本当に福祉の観点に立てば、個々のスタンスよりも業界や地域全体として、どのように社会ニーズに応えて行くかを考え、またそういう場を作る事を考えるべきだろうに、なんだか秘密、競争主義的な例が多いのが残念だ。 しかし、まぁこういう狭量な人達は、おそらく長期的には淘汰されるのだろう。 既に、世の中がマスコラボレーションの時代になっているのにね。 ちなみに、学術界も他社との比較を常に求められるために,似たような傾向がある。 結局、器量の大きい胆力のある人が少ないのだけど、そういう人が福祉とかをするのが、そもそも無理なのかもしれない。


2009-10-04 秋祭りシーズン到来

_ [][MISC] 秋祭りシーズン到来

  今日は、毎年参加している甲斐源氏祭りという須玉のお祭りに参加。 お祭りといっても、神社の例大祭とかではなく、地元の自治体主催のイベントで、合併前の須玉町が主催していたお祭りが継続している。 ちょうど、稲刈りが終わり、各地で収穫祭的なイベントが、これから毎週のように行なわれる。 この近くでは、清里のポールラッシュ祭りや明野の大根祭りなんていうのが有名だけど、それ以外にもワイナリーの収穫祭とか、とにかく毎週、どこかで何かがあるし、花火があがったりしている。

  でも、コンクリートの上で、一日模擬店でポテトフライを作りをしていたら、さすがに足が痛い.....


2009-10-05 歴史話に花がさく

_ [MISC] 歴史話に花が咲く

 上野原の仕事で、旧秋山村にある真福寺というお寺のご住職に、歴史を語ってもらうインタビューをしている。 撮影がはいると、その時のテーマの範囲の話に収まるのだが、前後での雑談では、仏教からキリスト教、ユダヤ教の話から、世界史までに、どんどん広がってしまう。 今日も、お釈迦様から坂本龍馬まで登場するという歴史雑談に花がさいてしまった。 しかも、ところどころ、スタッフのアメリカ人に解説をしたりすると、日米の比較論にまで及び尽きることがない。 結局のところ、人が成して来たことというのは、実に多様で奥深く、まさに無尽蔵なんだということを再認識。


2009-10-06 製造業

_ [仕事] 製造業

 磐田にある某企業で打合せ。 久しぶりに日本の製造業の工場にうかがった。 資材調達の打ちあわせスペースには、製品が展示されVA提案(Value Analys)の事例や募集用紙が置かれていた。 事例では、塗装塗料を一本化することで、手直し行程が15%短縮でき、歩留まりが改善された事例や、外部への露出部分と被露出部分の品質規定を適正に分ける事で、コストを削減した事例などかパネルで紹介されていた。

  こういう、VA,VE提案とか、TQC活動というのは、日本の製造業の競争力の源泉になっていると再確認する。 いわゆる、"カイゼン"というやつだ。 一度でも、それなりの製造業に籍を置いた人ならば、Just in Time, TQC,VA,VE, カイゼン、コンカレントエンジニアリングなどについての教育を受けたことがあるのが常識だったのだが、最近はどうもそうじゃないらしい。 極端な例では、機器ベンダーに勤務していても、工場など見学もしたこともないエンジニアが沢山いるようだ。 

  今日は、ひさしぶりに工場らしい工場におじゃまして、懐かしさを感じるとともに、日本の製造業の基礎力がまだあることを実感した。


2009-10-07 RSS

_ [インターネット] RSS

  以前にも書いたけど、僕はMIxiにもアカウントを持っていて、そちらで外部の日記としてこのサーバーを指定している。 定常状態では、この日記のアドレスをRSSとして指定してあるので、自動的にMixi側にも更新が反映される。 ところが、ここしばらくその更新が停止している。 こういうことは、過去に何回かあったのだけど、あまりまじめに追いかけていないうちに、復活したりした。 Greeでも同じような設定をしているのだが、こちらは問題ない。 でっ、ちょっとMixiのHelpを探ったら、XMLの記述に機種依存文字がある場合、その記事日付以後が更新されなくなるとある。 しかし、いつから更新されなくなったのか、わからないし..... RSSのフィードに問題がある場合もあるというので、Feed Validatorというサイトで確認したら、2カ所ほど互換性の指摘は出ているが、これはお約束の記述の部分でいままで変わっていないので、これじゃないだろう。 

  ということで、残念ながらまだ解決しない....


2009-10-08 Winny裁判

_ [インターネット] Winny裁判

  Winnyの作者が著作権法違反の幇助罪に問われた事件で、高裁が無罪判決を出した。 いろいろな意見、見解はあるだろうが、僕はこの判決は、支持できる。 しかし、それはWinnyによる不法コピーを支持するということではない。 技術開発というのは、その技術が普遍的で良質なものであれば、新たな利用や創造を生み出し、良いスパイラルになるし、悪質なものは淘汰されて行く。 だから、制作段階で予測された利用形態に問題があるからといって、開発行為そのものを規制しては、良い芽も摘んでしまう。 じっさいに、今流行のクラウドコンビューティングとかだって、P2Pな技術が活かされているわけだ。 もっとも、技術者も反社会的な使途に利用される可能性がある場合には、それを防ぐ、またはその利用をさせない為の配慮を怠ってはいけないだろう。

  かつて、無線LANのアンテナ利得の規制を緩和する委員会で、その規制緩和の主旨に反して、一つの場所に複数のアンテナを並べた使い方をされてしまう可能性が指摘された。 これは、厳密には、設備規則などで対処するのが困難だったので、ガイドラインなどを同時に制定して、自主的な規制を促すことにした。 また、僕の会社でも、中継用の双方向アンテナ(二つのアンテナが分配器で接続されているもの)というのを販売したが、この場合も二つのアンテナを同一方向に向けて(スタックする)使用されるとアンテナ利得が規制値を超える可能性があったた。 そこで、二つのアンテナの位相をずらして、これが出来ないようにしたりした。 生善説にもとづけば、こんなことはしなくて良いのだが、これも一種の善良なる管理者の注意義務ってやつだろう。


2009-10-09 PL/BS/CF

_ [仕事] PL/BS/CF

  本来は技術開発畑なのだが、長年企業経営に携わってきたせいか、いろいろな会社の経営状況を伺ったり、財務諸表などを分析したり、事業計画をみたりすることが多い。 そこで、いつも思うのは、世の中の経営者には、信じられないがBSやCFを読めない人が実に多い。 家計簿やお小遣い帳くらいは身近にあるせいか、P/Lは、比較的理解されている。 上場企業の役員クラスでも、財務畑じゃない人とかは、この傾向にある。 見越し、繰り延べや引き当てなどで、すこし深みのある部分ならまだしも、基本的な部分で科目の貸借の位置づけが理解できてなかったりすることは往々にしてある。 これが、さらにひどい事に地方の自治体や議会の答弁などでも同じだし、ましてCFなどは論外のようだ。 丁度関係しているCATV事業などは、この辺りの期間会計と継続的な会計では、数字の評価がちがうのだが、こういう基礎的会計学を知らない素人議員やオンブズマンが財務諸表について論評しているのをみると、本当に情けなくなってくる。 高校か大学の一般教養で、最低限の会計基礎くらいは、教えたほうが良いのかもしれないと思ってしまった。


2009-10-10 野沢菜は株

_ [MISC] 野沢菜は株

 朝、畑の確認にいく。 この前立種をまいた野沢菜が発芽していた。 野沢菜は、株と種も似ているし、発芽したときの葉っぱもそっくりだけど、アブラナ科アブラナ属で、株じゃないらしい。 とりあえず、勇気を振り絞って、すこしだけ間引きをする。 人参もうまく発芽して、本葉がでてきたので、間引いておく。

 今日は、会社の元部下のチームが、総勢大人14名+幼児2名で遊びにきた。 早朝組と午後組に別れて来たのだが、どちらも大した渋滞はなかったようで、比較的早くに全員集合し、そのまま夕方早めからだらだらと宴会モード。 今年の春先に遊びに来たメンバーが、我が家のベーコンを食べてから、自家製ベーコンと薫製にはまったらしく、今日も仕込んだベーコンを持参してきて、半分薫製大会のような状態。 さんざん飲み食いしたあとに、夜おそく、若手がチャンレジしたスモークチーズは、なかなかの絶品だった。


2009-10-11 新米

_ [MISC] 新米

  昨夜から泊まっている部下の1人は実家が茨城で兼業農家だそうで、新米をもってきてくれた。 早速、今日の朝食にいただくと、米が甘くて美味しい。 さすがに、人数が多いので一升炊きの釜で目一杯炊いたのだけど、ほぼ完食。 

  午後から同じ集落の知り合いの稲刈りを見学。 来年あたりは、稲作に挑戦してみたいのだが、やはりなかなか大変そうだな....


2009-10-12 ゆうパック

_ [MISC] ゆうパック

  元部下から頼まれて、有機栽培の人参を東京に送る。 野菜の場合、自分で作った場合でもそうだけど、せっかく安く入手しても、送料がかなり高くなってしまう。 そこで、今回ネットで調べてみたら、とにかくゆうパックがダントツで安い。 これは、料金と重量の関係が一番薄いからで、なにしろサイズさえ入っていれば、30kgまで扱えるのだから凄い。 ということで、8kgちょっとの人参を東京に送るのに、800円で済んでしまった。 

  このゆうパック、伝票もインターネット経由で作成して、自宅で印刷できるのだけど、なぜか我が家で印刷した伝票は、コンビニのバーコードリーダでは、エラーになってしまった。 良くみると、バーコードの白黒の白の部分が少し赤みが有る。 次回は、インクジェットのギャップ調整とかヘッドクリーニングをして挑戦してみるか。


2009-10-13 柳井

_ [] 柳井

  自律的無線ネットワークによる被災情報提供システムの研究開発という共同研究の開発者合宿のために、山口県柳井に移動。 東京からだと広島経由か山口宇部経由があるが、どちらも飛行機-バス-新幹線-在来線という乗り継ぎになる。 どっちにして良いか悩んだけど、乗り換え案内に素直に従って、羽田-山口宇部経由にした。 ところが、乗り換え案内では、バスの旅程時間が短くて、実際には新山口での乗り継ぎがうまくいかず、1時間近く新幹線を待つ事になってしまったが、どうにか会合には間に合った。 

 山口は、何回もきているけど柳井に来たのは初めてなのだが、白壁の街ということで、古い商都としての歴史的な建造物等もあるそうだ。 まぁ、合宿中なので、どこかで時間が取れれば幸いかなと期待。


2009-10-14 船乗りの叡智

_ [MISC] 船乗りの叡智

  参加している研究開発のプロジェクトは、その主幹が大島商船高専で、参加者には、実習船の船長である准教授もいる。 夜の懇親会では、この先生の実に多岐にわたる話で、ひたすら盛り上がってしまった。 先生は、民間の商船会社で永く操船をされて来た人で、数年前まで世界の海をまたにかけて飛び回っていたそうだ。 入港した国々でのエビソードやら、船の組織や仕組みの歴史的背景やらの話を、実におもろしおかしく語ってくれて、久しぶりに抱腹絶倒してしまった。

  取舵、面舵の語源は、酉面舵、兎面舵だとか、船長室とかは、基本的に左舷側に配置されているとか..... もう、ひたすらトリビアだった。 こうなってくると、是非とも大島商船の実習船には、いちど乗船させていただきたいなぁと思ってしまった。


2009-10-15 山口宇部空港

_ [] 山口宇部空港

  柳井での打合せが少し早く終了したのだけど、飛行機は時間変更できないので中途半端に時間ができてしまった。 徳山で回天記念館でもと思ったけど、これには時間が足りない。 昨日仕入れた情報で、山口宇部空港は、JR宇部線の江草という駅が、直ぐ目の前にあるという。 何度も山口宇部空港を利用しているけれど、空港から新山口には、市営バスかタクシーしかアクセスがないと思っていた。 実際に、空港の中にJR駅への道順も時刻表も、書いていない(書いてあるかもしれないけど、目立ってはいない)。 ところが、空港とは道路を挟んで、徒歩5分くらいのところに駅があるというのだ。 ということで、まぁ時間もあるので、新山口から宇部線に乗って江草まで行く。 所要時間は、35分くらいで、バスと変わらないか少し早いかもしれない。 しかも、料金は400円で、バスの半額以下。

  確かに、機動車1両で、単線なので、まぁアクセス線としては、かなり悲しい。 それでも、駅から徒歩5分で空港なんだから、もう少しアクセスとして、宣伝したり利用させたりすればいいのにと思ってしまう。 JRとしては、空港が便利になると新幹線の競争力が落ちるので嫌なのか、はたまた市がそれなりの収益を上げている市営バスを手放したくないのか判らんけど、これはまったく知らない世界だった。


2009-10-16 無線LANのイノベーション

_ [電波][仕事] 無線LANのイノベーション

 特許庁の委員会で無線LANの特許や技術動向の分析を行なっている。 今日の委員会では、いろいろな角度からの統計分析結果が示された。 ここで、明らかなのは特許出願数などが2003〜5年くらいをピークにして、減少傾向にあるということだ。 これは、11nがでてきてMMOが導入された頃をピークに、そのあとは技術の進化が飽和している事を示している。 スペクトラム拡散、OFDM、MIMOときて、もう物理層的には、確かに出尽くした感がある。 より高度化させるためにOFDMAみたいな取り組みもあるけれど、TDD&&CSMAである無線LANでは、サブキャリアでの分割とかは厳しいだろう。 実際にIEEE802.11WGも参加者が減少傾向にあり、もう無線LANは完全にコモディティになったのだろうか?

  個人的には、高速化もセキュリティも進化したけど、無線LAN=Nomadicというところに、限界があるような気がしている。 これを、本当の意味でのモバイルにすれば、また新しいイノベーションが起こるのではないかと期待している。


2009-10-17 就農

_ [MISC] 就農

  元部下からの依頼で、有機栽培された人参を入手して送っているのだけど、今日は近くの知人の紹介で、明野の生産者さんを訪問。 元々は、横浜の方で、脱サラして就農養育を2年うけて、数年前に明野に来られたそうだ。 メインはアスパラなどを生産しているのだけど、大量生産の出荷時期と微妙にずらすなどの差別化をして、頑張っているそうだ。 人参は、もう終わりのようだけど、それでも金美人参などは、まだそこそこにあるということで、サンプルをいただいてきた。 さっそく、夕飯のポトフにいれてみたら、甘くてホクホクしている。 新鮮なので、人参特有の臭みがあって、人参嫌いな子供の原点はこれだなと再確認。 最近のスーパーとかの人参はこういう味はしない。 ピーマンもうちで栽培しているものはえぐ味があるけど、こういうのこそが野菜なんだよな。 とりあえず、これで、まだしばらくは元部下のリクエストには応えられそうな目処が着いて来た。 


2009-10-18 会計シーズン

_ [NPO] 会計シーズン

  NPOの会計年度は、9月〆なので、決算処理の時期になった。 最近は、もう会社の会計の仕訳を自分でする事はないけど、NPOの方は人がいないので自分で処理している。 とはいえ、ついついバッチ処理になってしまうので、まとめて会計ソフトに入力するというパターン。 基本的に、企業会計のようにサイトの長い債権債務があるわけでもなく、引き当て金処理などもないし、部門会計とかもないのだけど、企業会計に慣れていると、これはどうも気持ち悪い。 ついつい、これの仕訳じゃ事業毎の収支や原価管理ができないなぁ...とか、この部分は引き当て金を計上したほうが、時価に近くなるなぁ..とかが頭に浮かんでしまう。 でも、実際にそんな規模じゃないし、意味がないんだけど、会計とか経理って、こういう拘りがでてしまうのが不思議だ。


2009-10-19 会計の合理性

_ [MISC] 会計の合理性

  昔、IPO準備をしていた頃に監査を依頼していた大手監査法人の公認会計士の知人と、数年ぶりに一献。 会計士のイメージとは違って、かなり人間味のある人で、ゲーマーだったりもする。 今日も久しぶりにあったのだけど、いきなり"iPhone使ってる?"って言うのが、挨拶代わりだったりした。 監査の仕事をお願いしていた時は、さすがに食事を一緒にする事もなかったのだが、今はもう直接に関係ないので気楽にいろいろな話が出来た。 いろいろと会計の話をしていた中で、やはり企業の時価評価は、なかなか企業側と監査側では一致しないよねという話になった。 例えば、製造業などでは、在庫評価などについて、監査法人と企業側では、かなり異なる評価になることは多々有る。 さらには、税務会計では、これまた大きく違ったりする。 基本的には、合理的な説明がつけば良いということだけど、それぞれのもっている"理"が違うのだ、 監査側、企業側、税務側は、各々の"理"を持っていて、それに合うことを合理的と言う訳で、この"理"が統一されていないのだから、三方納得なんていう評価は、なかなか出来ない。 また、事業が継続していく前提での評価と、事業をある時点で停止した場合の評価(解散価値の評価)などでは、自ずとおおきな違いが出る。 たまたま、関連している業界は、通信事業とか放送事業だったりすので、このあたりは特に難しいのだが、お小遣い帳くらいしかつけていない素人に説明するいい手法はないものだろうかなんて話で、夜が更けたけど結論はでなかった。


2009-10-20 ドメインネーム詐欺

_ [インターネット] ドメインネーム詐欺

  このサイトのドメインmanosan.orgやNPOのサイトなど、僕はいくつかのドメインネームを取得している。 ドメインネームの取得と管理は、歴史的な慣習で、Network Solutionsを使っているのだけど、管理情報からExpire dateが誰でも見れる。 そこで、ちょうど更新時期になるドメインネームに対して、更新の案内と注文を促す偽装メイルが沢山くる。  せっかく、そこそこにそれっぽい文面とフォームなんだけど、hotmailで出して来ちゃうところが痛い。

  最近は、代行取得業者とかが多いので、DNSの仕組みとかTLDの管理の話とか知らないでも、自分のドメインを取得している人が多いので、こういう詐欺とかでも、それなりに引っかかる人はいるんだろうな。

  この前も、とあるサイトで、僕の関係している通信事業者のドメイン名について、まったくとんちんかんな論評をしている人がいた。 たぶん、コロケーションの仕組みとか、インターネットリソースの事とか、まったく知らないで、たまたまお名前なんとかでドメインとってみました。 Whois 引いてみましたってレベルなんだろけど、匿名でコメントを受け付けないというサイトなので、是正意見もできない。 まぁ、こういう一方的サイトの運営者というのは、人の話に耳をかさないと言う姿勢なので、結局は自分の無知を晒し続けて、自分だけ悦に入ってるんだろうな。

 それにしても、最近は検索エンジンの進化で、WEBサイトについて言えば、ドメイン名そのものの価値がなくなりつつある気がする。 製品やサービスに直結した名前とか覚えやすい名前にするよりも、SEOを頑張って検索キーワードで引っかかるほうが重要だ。 どこかのサイトのURLをいちいち覚えるより、Google先生のに聞いた方が早い。


2009-10-21 Mac一周年

_ [PC] Mac一周年

  巷ではWin7の発売が話題になっているけど、Macに乗り換えてしまった僕は、まったく興味が無い。 実に,現金なもんだ。 ノートンの有効期限が切れるというメッセージが出たので、もうすぐMacにしてから一年が経過するわけだ。 導入直後は、Officeなドキュメントの互換性をどうするがで、試行錯誤したけど、Office Macを入れてからは、またく快適。 スケジューラーも完全にiCALに移行してしまったし、iPhone3GSとの同期もあって、完全にりんご屋さんの戦略にはまってしまったようだ。 OSをSnow Leopard にしたら、幾つかのアプリの挙動がおかしいのだが、まぁこれも時間が解決するだろう。 さらには、この前発表された新しいMiniが気になっている。 自宅のサーバーもMacにしようかな.....


2009-10-22 原体験

_ [仕事] 原体験

 公私ともにいろいろとお世話になっているK女史へのインタビューをする。 彼女は、女性起業家、情報産業ビジネスのパイオニアであり、その半生は、NHKでも特集されたりした。 もう、長いおつきあいなのだが、こういう対談みたいな仕事だと、普段なかなか聞けない話がでてきたりする。 今日も、以前にも聞いた話ではあるけれど、子供の時に空襲に会い、将来大人になったら米国に行って、その悲惨を伝えようと決意したこと。 そして、実際に大学卒業後に米国に行った時に、まさに彼女の被災した空襲を行なったパイロットと偶然に再開したという話は、なんど聞いても鳥肌がたつ。 人生におけるこういう奇跡的というか運命的な巡り会いがあったという事も、彼女の人としての魅力の一つだろう。


2009-10-23 会議

_ [仕事] 会議

  たまたま、ここ数日、部下達の打合せに、口を挟むことがあった。 いづれも、長々と小田原評議をしているように思えたからだ。 打合せのきっかけとなった情報の曖昧さをそのままに、推察の上に推察を重ね、結局のところは、"これだけじゃ、結論が出ないなぁ"などと、堂々巡りをしている。 つまるところ、情報を整理すること、それを分析し課題を明確にすること、そしてそれに対する解決策を出して、アクションプランをまとめるというプロセスが身に付いていないのだろう。 特に課題抽出までは、事務的にというか客観的に情報に接しないといけないのだが、そのあたりが苦手な人が多い。 こういうのは、もちろん個人の資質もあるけれど、訓練や手法の学習も重要なのだが、そもそも論で打合せというものを長時間やる事に対するコスト意識が希有なのかもしれない。 


2009-10-24 パンと仕訳と音楽と

_ [MISC] パンと仕訳と音楽と

  今日は、冬の訪れを感じさせるようなどんよりとした曇り空。 朝、ピーマン、ししとう、オクラの苗を抜いて、土を耕しておく。 今年は、結構遅くまで収穫していたので、満足。 大根や白菜、人参、野沢菜なども、いまのところ順調そうだ。 先週訪ねた有機の生産者の人に、明日おみやげにもっていくカンパーニュを焼いたり、NPOの会計処理の仕訳を入力したりで、久しぶりにCDを聞きながらの時間を過ごす。 メインアンプは、初段を直流点火にしたのと、入力インピーダンスを少し抑え気味にしたので、最近はだいぶ落ち着いている。 そろそろ、実家にあるレコードの整理とデジタル化をはじめるかな。


2009-10-25 初ストーブ

_ [MISC] 初ストーブ

  昨夜から雨となって、朝には止んでいたけど、今日も薄日がかろうじてさす程度。 ということで、ついに今年はじめてストーブをつけることにした。 今日も、午後はひたすら会計屋さんだったのだが、食堂の大きなテーブルにひとりでストーブつけて、ひたすら入力と照合の作業。 どうにか、法人税の部分以外は終了。 

 会計簿みててもわかるけど、冬場の灯油代は、そこそこかかっている。 それでも、我が家は断熱が良いので小さなファンヒーター一台だけなので、これが古い家だったらと思うと、ぞっとする。


2009-10-26 小説家

_ [MISC] 小説家

 参加しているサロンで、渡辺淳一さんのの講演を拝聴する。 恋愛小説の大家として、愛の流刑地や失楽園などが有名な一方、鈍感力などの本もヒットしているのだが、あいにく僕は、新聞の連載も含めて一冊も読んでいない。 しかし、この元医師であり、大作家である渡辺氏の語り部は、じつにおもしろかった。 おなじ事を、台詞を情を込めて、リピートしたり、やさしい口調でゆったりとしたり、アクセントをつけたりなどで、聞き手を引き込んでいくのは、なんとも心地よく、また笑いのエッセンスもとても効いていた。 いつもビジネプレゼンテーションとか講演ばかり聞いてるので、こういうタイプの語りというのは、あまり縁がなくとても参考になった。 しかも、1933年生まれにはとても思えない力強さと、色気は、かっこいい歳の重ね方だなと感嘆させられた。


2009-10-27

_ [仕事] 船

  どうも、今年は船に縁があるらしい。 元部下からの紹介で舞い込んだ仕事は、船舶のネット接続の研究なのだけど、対象は山口と東京の間を航行する船らしい。 去年から行なっている消防庁系の研究は、陸の避難所のネットワークだけど、研究主体が商船高専なので、こちらも山口県で船にのせていただく機会がありそう。 飛行機と違って、船なんて人生で数えられるくらいしか乗っていないのだけど、船酔いした記憶はないので大丈夫だろうと思ってるけど、はたしたしてどうなることやら。 無線系の実験では、もう十数年も前に、高知で漁船をつかって2.4GHz(当時は無線LANとは言わなかった)の海上伝搬の試験を行なったのが最初だ。 あの時は、ちょんと波長の整数倍でのヌル点が観測できたのが記憶にある。 でも、じつは一番印象的だったのは、お土産に朝釣った4kgくらいの鰹を一匹いただいた事だったりもするけど。

  そういえば、今夜、事故のニュースが入って来た艦も、以前に仕事で見学させていただいたことがある。


2009-10-28 裸足

_ [MISC] 裸足

  五反田の某鶏料理店で知り合いらと会食。 ふとトイレに行く人をみたら、昔のトレンディドラマーの俳優で、最近は年下のブロゴルファと婚約して話題になった俳優のiさんだった。 でっ、ちょうど一緒に会食していた某通信事業者の取締役も、おなじ名字のiだった。 僕の友達のこのiさん、かなりミーハーなのか、やたらと気になるらくし、俳優のiさんの様子を伺っていた。 そして、周りの客がいなくなったら、ついに挨拶しにいって、名刺交換までしてきてしまった。 まったく、好きだねーって感じ。 どんな感じだった? って聞いたら、「本当に靴下履いていないんだよ」 って、目的はその確認だったのか。(瀑)


2009-10-29 電波行政の改革

_ [電波] 電波行政の改革

  慶應義塾大学SFC研究所 プラットフォームデザイン・ラボ主催の情報通信制度改革シンポジウムに参加。

  「電波オークションは導入すべきか」というテーマで、顔なじみのメンバーがパネル討論をした。 しかし、この議論は、2001年頃に議論した時と、なにも発展が無い。 実際には、この間に、総務省は電波政策ピジョンを打ち出し、いくつかの改革をしてきたが、その過程でいつくかの大きなターニングポンイトがあり、僕からみればミスリードした点もある。 そういう実際に行なわれてきた事や、当事者である総務省をいれずに、周辺からの感覚的な評価だけで、その場にいない役所の手腕を避難するだけでは、折角の議論もその場で終わってしまうのではと感じた。 感覚的に、電波は規制が多い、規制緩和しないと駄目だ、裁量行政がいかん、技術革新を阻害している等々って、ある意味全体像としてその通りだけど、それを訴えても何も解決しない。 なぜそうなったのか、いまどうしているのか、何を変えたらいいのかという、次のステップの議論にぜひ進んで欲しいものだ。


2009-10-30 情報システムの仕様策定

_ [仕事] 情報システムの仕様策定

  とある国プロの委託業務のキックオフミーティングを実施。 このプロジェクトでは、提案段階でサービスイメージなどはあるのだけど、実装についての詳細は、これから決めて行く。 つまり、これから仕様を策定するわけだ。 今回のメンバーは、電子機器の開発経験者などが中心で、仕様策定といってもハードウェアの仕様や単一機器のソフトウェアの仕様策定経験しかない人がほとんど。 このため、ネットワークを介して接続される複数のホストにより実現されるシステムの仕様策定については、どうもイメージがわかないようだ。 どちらかというと、ERPだとか分散DBとかでの、システム構築などをしている、ピュアなソフト系な方にとっては、当たり前のようなことも、ハード屋系にはなかなか馴染みが無い。 ところが、そのくせフレームワークとかシステムなんて言葉だけは計画のなかで使われたりしちゃうところが、お茶目な感じだ。 

  とにもかくにも、いたずらにモノをさわったり、調達したりする前に、徹底して仕様策定をさせることが重要なので、今日のキックオフではそのあたりを強調しておいたけど、はたしてどの程度伝わっただろうか。


2009-10-31 DELL

_ [PC] DELL

 もう2週間くらい前だけど、次男のPCが壊れた。 基本的に趣味というか遊びにしか使っていないせいか、あまり損失したデータに固執はないようだけど、ネットオタのせいかネットに接続出来ないのが辛いらしい。 とりあえず、いろいろと探ってDELLのデスクトップ、Win7のものをネットから発注した。 なんとなく、イメージとして、DELLとはいえ標準的なパックは、在庫、即納なのかと思っていたら、注文うけてから組み立てて出荷しますというパターンが健在で、2週間くらいかかるらしい。 というわけで、次男はしばらくネットアクセス制限中。 せっかくだから、この間に少しは勉強すればいいのに.....って思うのは、親の勝手な解釈か。


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