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2011-08-01 懐かしきお役所仕事

_ [仕事] 懐かしきお役所仕事

  山梨の家は、二つの公道に挟まれていて、一つの市道に通じる方は、赤線(馬入れ)と言われる畑へのアクセスだった土地で、私有地ではない。 この部分が、六月の大雨のときに山からの水で、大きくえぐられてしまっていた。 幅1mもない道で、途中に二カ所ほど下水のマンホールがあり、そのうちの一つはマンホールの構造物が露出してしまい、もうひとつも、横20cmくらいのところが大きくえぐれている。 近所の方が回覧板をもってきたり、子供が通ったりするので、さすがにこのままでは危ないので、市役所に相談にいった。

  とりあえずマンホールなので下水道課に行ったところ、マンホールの維持管理は下水道課なので、構造体が露出しているほうのマンホールの周辺は、下水道課で埋める事ができるが、もうひとつのマンホール周辺を含む道路部分は、用地課に言ってほしいとのこと。

  1mにもみたない公用地の道で、その真ん中付近がえぐられていて、下水工事の施行は、全部市が行っている。 しかしも、マンホールが露出していないといっても、わずか20cmくらい横が大きくえぐれているのだ。 僕の感覚なら最終的に予算や費用負担は、用地課と振り分けるにしもて、人が来て砂利を埋めて作業するなら、一度にしたほうが自然だろうと思うし、そもそもどこまでがマンホールに影響するかの判断基準も明確ではないのだ。

  まぁ、あまり拉致が空かないので、とりあえず用地課にいって、同じ話しをしたら、赤線部分は各地区に管理委託しているので、区の役員さんに陳情して、申請すれば砂利などの資材は市が提供しますとのことだし、さらには合併前の旧町役場側の用地課が対応しますとのこと。

  それにしても、見事にたらい回しだし、まったく市民に対して、なんとかしようとか、助けようという意識の欠片も無い。 民間だったら、仮に二つの課にまたがる部分に疑義があったとしても、とりあえず市役所内で協議しますとか、現場をみて判断しますとか言って、窓口も一本化するだろう。 まぁ、そんな裁量がないにしても、せめて用地課に行けというならば、同じ説明を最初からさせないように、電話の一つでもして、誰のところに行けば良いか、その人が在席しているかくらい確認するだろう。

  とにかく、なんとか仕事を背負い込まないようにしようという姿勢しかなくて、市民のために自分が何を出来るかなんて、まったく考えていないのだ。 

  僕は、仕事柄いろいろな役所の人との付き合いが多いけど、これほど旧態依然とした、お役所仕事対応を受けたのは、実に久しぶりで、むしろ稀少品種に遭遇したような感激を覚えてしまった。


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