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2012-11-27 ぶれない強さ

_ [MISC] ぶれない強さ

  村上春樹のインタビュー集である「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」を読んだ。 これは、1997年から2011年までの14年の間に行われた様々な彼へのインタビューを時系列的にまとめてある。 作品的には、「アンダーグラウンド」の発刊直後くらいから「1Q83」までにあたる。 面白いのは、彼は自分で小説を書いていない時の自分は、まったく普通で凡庸だというのだけど、絶対にそんなことはなく、きっと普段でも十分に個性的としてか思えない。

  しかし、凄いのはこの14年間に行われ、収録されている19のインタビューで、使う言葉や表現はもちろん、その根幹にあるものが、まったくぶれていない。 だいたい、いろんなインタビュアがかなり同じような質問をするのだけど、それに対する彼の応えは、見事に一貫している。 一応、ご当人は、あとがきでなるべく同じような質問は、編集していると書いてあるけど、同じような質疑が沢山でてくる。 そして、もちろん細部では、その応え方は微妙に違うのだけど、その本質的なところには、ぶれがない。

  業界も業種も違うけど、僕なんかGoogleで引っかかる、昔のインタビュー記事とか、後援記事とかみると、「すいません...あの頃は、確かにそう思ってたんですよ....」って言い訳しなきゃいけないことだらけだし、中にはとても恥ずかしくて、自分で目を覆いたくなるようなのもある。

  どの世界でも、超一線級の人というのは、他が追従出来ない徹底した拘りがあるんだなぁというのを、これを読んでいるとヒシヒシと感じる。 

  それにしても、彼が小説を書こうと思った1978年のスワローズとカープの試合は、スワローズファンだった僕だって、きっと生じゃないけど見ていたはずだし、ヒルトンのヒットだってきっと喜んでいいたのに、僕にはまったく文才の啓示は無かったな...


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