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2013-04-01 企業文化醸成への道のり

_ [仕事] 企業文化

  今日は、社外取締役をしている元部下が創業した会社の入社式とキックオフに参加。企業してまだ3年なのだが、300人のスタッフを抱え、収益もあげている。彼は、今日のキックオフで、自らの会社をファミリーとして、そこに集う人達とともに、企業文化を構築するという熱い思いを語った。

  企業は、創業から中興、成熟と時間とともに、その社会的な在り方も熟成されていくが、黎明期はなんといっても、リーダーのカリスマと、リーダーシップが鍵となる。そういう意味で、トップが企業を自らファミリーとして捉えたり、あるいは創業者の個性がその企業のイメージに反映されるのは必然的な流れだ。この時期は、〇〇ファミリーの〇〇が社名というよりは創業者の個人名と重なるかなり属人的なものが,その企業の文化や風土のように捉えられる。こういステージの場合は、トップの発信する熱意は、社内や社員に向けられることが多く、スピーチなどでも、けっこう内輪ネタ的な表現が多用され、これによってトップと社員の距離がぐっと近づく。そうい意味で、今日の話は、このステージらしくてとても良かった。

  企業がこういうアーリーステージからコアビジネスに成功すると、次のステージでは、自ずとその情報発信が外に向き始めるとともに、社会の中でもその方針や事例が多く参照されるようになる。こうなると、〇〇ファミリーとか〇〇学校などと認識されるようになるが、ここでもまだ〇〇は個人名で、創業者がシンボルであることには変わらない。いまをときめく、Appleにしてもソフトバンクにしても、ユニクロにしても、このステージだろう。

  そして、次にこのカリスマ創業者が隠退したり、代替わりし、以後の経営層に脈々とそのコンセプトが継承されていくと、わざわざそれを発信する事がなくても、その企業に対する文化や風土として、自然に内から醸し出されるものが出来てくる。 こうなると、この企業のもつ文化は、〇〇ウェイとか〇〇スタイルなど認識され、ここでやっと〇〇が個人名から企業名にかわる。

  文化というのは、自らそれを声高に叫んでいるうちは、価値観の押し売りであり、何もしないのに自然と醸し出されるものが、周りや社会に手本や一つの指標として認識されると、まさにそれは文化となるのだろう。

  ということは、まぁ企業風土や文化というのが醸成されるには、とても長い時間がかかるわけで、そういう長い時間を継続する事業を創造し、その基盤を作る事ができるかが肝要なわけで、その道のりは長い。

  今日の、彼の話を聞いていて、そんな長い道のりに踏み出した彼の姿は、とても僕には出来なかったことで、実に感心させられる。これから、この会社がどう変わって行くのかがとても楽しみだ。


2013-04-02 新世代無線LAN

_ [仕事][電波] 新世代無線LANで日本は蚊帳の外になるのかも

  先月のIEEE802.11Plenaryで、11acの次の世代の無線LANの標準を目指して、HEW-SG(High Efficency Wireless LAN Study Group)の設置が承認された。SGは、標準策定作業の前段階で、標準を作る必要性やその可能性、市場性等を協議し、標準化を進めることを承認してもらうのが目的となる。

  このHEW-SGは、具体的な技術課題や方法が絞られていおらず、PHY、MAC、上位層も視野に入れたかなり網羅的な作業範囲になると思われる。このため、実際にはいくつかのパートに分かれた議論の進め方となるだろうと噂していたら、案の定チェア、セクレタリーの他に、PHY,MAC.Carrierという三つのテーマで、バイスチェアをアサインするという案が出てきた。

  これは、有力な人達のロビーイングの結果による提案なのだが、そのノミネートは、チェアとセクレタリーが中国系の企業のアフリエーションで、バイスチェアは、大手チップベンダーと欧州のキャリアとなっている。

  このテーマは、元々日本からも設置提案をしていたのに、日本からは誰も候補に入っていない。もちろん、これからオープンな選挙となるので、日本企業から誰かが立候補する可能性はあるが、有力者達のネゴの結果からは、完全に蚊帳の外に置かれてしまったようだ。

  逆に,セクレタリー候補などは、かなり強く中国を意識したノミネートのようで、日中の存在感の差をまざまざと見せつけられた気がする。

  僕は、早くだれかもう1人くらいチェアチームに日本人が入らないかと期待しているのだが、なかなか厳しそうだ。

  今夜は、ずっと一緒に仕事をしてきたぼうアンテナメーカーの知人と、新しいセンサーノード系の進め方の協議をしながら、池袋で焼き鳥。


2013-04-03 副都心線〜みなとみらい

_ [] 副都心線〜みなとみらい

  今日は、午前中の打ち合わせで国分寺の某研究機関を訪問したら、守衛所で受付した直後に暴風で傘が壊滅するという、最悪な1日のスタートだった。そのあとの打ち合わせと、諸々事務仕事は順調だったので助かった。

  夜は、先月相互乗り入れがはじまった、副都心線から東横線直通で、みなとみらいに行く。 新宿三丁目からみなとみらいまで、45分乗り換え無しというのは、かなり便利。

  今夜は、旧ーい知り合いと久しぶりに、某フレンチで会食。プリフィッスの種類も豊富だし、全体的に綺麗だったけど、僕には、ちょっと全体的に重かった。最近は、歳のせいなのか、結構フレンチが辛いかも.....

  まぁ、料理は別にして会食が楽しかったら、その余韻を楽しみながら直通電車でまた帰京した。


2013-04-04 スキルアップ

_ [仕事] スキルアップ

  最近グループ会社では、部門によってTOEICの点数を申告する事が求められるので、これを受験する人が増えている。TOEICの受験を一律に会社で義務化るすのは、いかがなものか的な意見もあるかもれしれないが、これはこれで僕は良い機会の創出だと思っている。実際に、部門によって多少の差はあっても、仕事の関係で英語を使う事が皆無なんてことはない会社なのだから、当然だろう。

  職務に必要な資格やスキルを身につけるのは、やはり自発的に行なわないと意味が無いけど、職務時間以外にスキルアップに取り組むのが、どうも苦手というか、しない人も結構多い。英語に限らず、例えば会計やマーケティング、あるいは技術などの専門スキルは、自らの職務に真摯に向き合えば、自ずと内面から欲してくるものがあるはずだ。

  ところが、したい仕事を業務としてするというのではなく、仕事だからしかたなく取り組むというパターンだと、こういうスキルアップまで取り込まない人も多い。会社内での異動希望とかも、業務内容に対して明確なモチベーションがあって希望するなら良いが、中には人間関係が望ましくないからというだけで、異動希望する人も結構いる。こういう人は、結局どこの部門で何をしたいかというイメージを持たないので、これまたスキルアップなどに自らは取り込まない。

  今夜は、先週一緒に出張したグループ会社の同僚のアレンジで、彼の部下も交えて会食したのだが、この同僚はかなり高いモチベーションで英語のコミュニケーションスキルをブラッシュアップしようとしているのが伝わってきて、なかなか感心させられた。


2013-04-05 論文構成

_ [仕事] 論文構成

  午前中は、知り合いの大学の先生と、いま取り組んでいる研究の論文の書き方について、ディスカッション。彼は、数年前、まだ彼が大学院生だった頃に,当時取り組んでいた無線LANの高速ハンドオーバーのプロジェクトミーティングで知り合ったのだが、偶然昨年共通の知人を介して連絡があり,再会。いまは、某大学の助教をしていて、その上司の教授らとも僕も知り合いだったりする。そんな縁で、先般僕の研究について紹介させてもらう機会があったら、そのあと論文構成や書き方について、いろいろとアドバイスをしてくれて、今日も時間を割いて、指導に来てくれた。

  今日のディスカッションで、僕的には大分構成が見えてきて、とても有意義だった。学会の論文の評価って、なかなか僕には判らないというか、納得しづらい点が多いのだが、ここはぐっと堪えて乗り切らねばならない時なので、今日の結果を胆に再挑戦してみよう。

  今日は、後輩の会社の社用車を、ちょっとの間だけ預かることになり、その軽自動車で都内から山梨の家まで帰宅。さすがに、ちょっと疲れた。


2013-04-06 たらの芽

_ [MISC] たらの芽

  庭の枝垂れ桜がほぼ満開。 今年は、いつもより一週間くらい早い気がする。昼前に、甲府まで車をとりに行った時には、まだ雨も降っていなく、気温は高かった。

  昼は、畑の菜の花、じゃこと生ハムのパスタ。ついでに、今朝ちょっとだけ摘んできた、たらの芽を天ぷらにしていただく。 これも、蕗の薹も年に一度のお約束という感じ。

  午後からは、天気が急速に悪くなってきたので、早めに温泉に入ってきたら、夕食後に速攻で寝落ちしてしまった。 せっかく、時差ボケが抜けたのに.....

 それにしても、今夜の雷は凄かった。ゴロゴロという感じじゃなくて、ドーンという音が真上から落ちてくる感じで、こういう雷は、初めて体験した気がする。

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2013-04-07 暴風

_ [MISC] 暴風

  昨夜からの暴風雨は、明け方にやっと小降りになった。 今朝は、8時から水利組合の堰さらいに出労。水路は、防火水路としても使うので、春の堰さらいは、農家以外も参加して共同で作業をする。もっとも、今年は水路の一部が修復されて綺麗になった関係もあり、あまり大きな仕事もなく、小一時間で終了。

  雨は止んだものの、強風は一向に収まらないのだが、空をみるとところどろこ青空がでている。いろいろと積上っていた資料とかの整理をして、一段落したので、午後は清里の増田珈琲館で一休み。ここの建物は、背景の青空がよく似合う。

  それにしても、夜になっても強風はまったく衰えないけど、果たして明日の朝はどうなってるのだろう。

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2013-04-08 強風

_ [MISC] 強風

  昨夜からの強風が、まったく衰えず、今朝も凄かった。朝、大学に寄ってから甲府駅に移動して、あずさ号で東京に戻ろうと思っていたら、韮崎〜新府間で倒木があり、中央線の韮崎〜小淵沢が不通というニュースがラジオで流れてきた。

  そんなわけで、予約していたあずさを、急遽甲府発のかいじ号に切替えて、少し早めに甲府駅に移動。 甲府では、下り線が不通となっているため、振替輸送のバスを待つ人が長蛇の列で、駅前もかなりざわついていた。

  改札横の掲示板には、倒木現場のディジタル写真が張り出されていて、不通の状況説明がされていて、これはなかなかの説得力だ。

  今日の午後は、シールドルームでIEEE802.11aiの追証試験。さすがに、シールド環境だと、キャプチャとかは綺麗に出来て嬉しい。

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2013-04-09 Android並べてみました

_ [仕事][電波] Android並べてみました

  昨日に続いて、今日の午前中もシールドルームで、11aiの実験。 Android端末を100台並べて、同時に無線LAN基地局に接続する時のパケットのキャプチャなぞをするのだが、まぁなかなかすんなりとは行かない。

  マーフィの法則は、今日も確実に成立しているようで、数回の測定が終わって、片付け始めたのだが、ふと気になってキャプチャデータの確認をしてもらったら、案の定キャプチャされてなかった。orz....  というわけで、一部片付けた端末を戻して、再実験。 ところが、再実験しはじめたら、いろいろと不具合が出て、ちょっと手間取ったりした。

  午後は、某研究機関で打ち合わせをしたのだが、もう終わっていないといけないプロジェクトの進捗が、思いのほか残務が残っていてビックリ。これは、さすがになんとかしないと...頭が痛いぞ。 さしあたって、課題の整理と優先順位を明確化したけど、あとは担当者に頑張ってもらうしかない。

  今夜は、いつものテレカンなんだが、一つ目はかなりサクッと終了。このあともう一つだ。

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2013-04-10 表層的なるもの

_ [仕事] 表層的なるもの

  今日の午後は、マルチメディア推進フォーラムで、IEEE802•11aiついての講演。ドラフトの詰めになって、大分仕組みがまとまってきたので、すこし技術的に突っ込んだ解説もさせてもらった。

  それにしても、このフォーラムに登壇するのは、実に11年ぶりだったりする。前回は、MISの時で、この間に無線LANを取り巻く環境は、本当に激変したなと改めて思いながら話をした。

  こういう有償のセミナーは最近はどうなんだろうと思っていたけど、長年継続しているところは、さすがにどこもそれなりに集客しているようだ。まぁ、雑誌やネットニュースに流れてくる情報というのは、あまりに表層的なので、こういうところではお客さんは、現場というかリアルな話を期待していると思って、僕はなるべく具体的な話をするようにしている。

  ところが、シンクタンク系の人とかの講演は、どうしても収集した情報を整理してコメントするのが多く、あまり自分がコミットした内容が無いことも多い。こういう話の怖いところは、現場を知ってる人には、当たり前だったり目新しく無かったりすることでも、経営層とかだとそれが判らないので、鵜呑みにする人も多い。その結果、ここで得た表層的な知識を、そのまま自社に持ち帰って、なんらかの再発信をしてしまうことだ。

  なので、自称業界通のシンクタンクやコンサルタントの話を聞いてると、映画の台詞じゃないけど、ビジネスや技術革新は、会議室じゃくなく現場で起こっているんですよと言いたくなるこが多々有るなと、今日もちょっと感じてしまった。

  夜は、日本橋の鰻屋で会食、最初の鰻ざくだけ写真とったけど、もうあとはすっかり忘れてしまったので、写真はなし。


2013-04-11 指は災い元

_ [仕事] 指は災い元

  四月になって、通勤電車でもオフィスビルでも。いかにも新入社員な人達が溢れているのを見て、三十年前の新卒の頃のことをふと思い出した。

  僕は、大学の指導教官の紹介で、輸出専業ので電子機器メーカーの開発部門に就職した。いまでこそ、中国のEMSが一般の人にも認知されているけど、あの頃は日本が民生家電の一大生産拠点で、OEM(Original Equipment Manufacturer)専業のメーカーが沢山あって、欧米の有名なブランドの家電を沢山製造していた。僕は、貿易を伴うメーカーで開発や営業技術的な仕事をしたかったので、研究室の先輩もいたこの会社に就職をした。

  入社間もない頃に歓迎会かなにかの席で、直属の上司である開発部長に、「君は、我が社のことを大した会社じゃないけどって言ってたらいしね」と突っ込まれた。実は、就職が決まって、学生時代にアマチュア無線の海外ペディに参加していた時のリーダーで、とてもお世話になっていた方に報告に行った折、どんな会社なのかと聞かれて、つい「まぁ、規模的には大した会社じゃないんですが.....」という、日本人的謙遜文化な枕言葉を使ったのだが、この方が開発部長の縁戚にあったる人だったのだ。もちろん、こちらの真意はちゃんと伝わっている上で、軽くからかわれたわけだけど、とにもかくにも口は災いの元だなと痛感したものだった。

  僕は、まぁ寡黙なタイプじゃないし、昔から話しすぎるタイプで、いろいろな事をズケズケと話す方ではある。とはいえ、内輪の親しい人と話したり発する話と、公衆の場や講演で発する事は、自分なりに相当区別している。実際、このプログもそうだけど、ネットに対する発信は、かなり脳内シミュレーションをする。

  ところが、先週も某大学の学生がテーマパークでの行き過ぎた迷惑行為を自慢げにネットに晒して問題になったけど、今はTwitterやFacebookでのお気楽な発言、投稿で炎上するこは、とにかく毎日のようにある。

  そんなわけで、新人さん達も、しっかりと社会人として、会社の一員として,自らの発信や行動の影響に気をつけないと、最悪の場合に職を失ったりする恐れもある。 まぁ、まさに口は災いの元ではなくて、指(タイプ)は災いの元というのが、時代なんだろうな。


2013-04-12

_ [] 甲州夢小路

  夕方、比較的早めの時間に、かいじ号で甲府に戻ったので、駅前に出来た甲州夢小路なる再開発された新しい観光ゾーンをのぞいてびっくり。なんと、かなりの店舗スペースが、空きでテナント募集の張り紙がされていて、あれまだオープンしてなかったの?って感じ。

  先週末は、甲府で一番といって良いくらい大きな催しである信玄公祭りとかもあったのだが、これじゃ観光客のリピートを掴むなんてことは出来なかっただろうな。

  こういう再開発インフラとかって、一過性じゃなくてかなり長期にわたり持続的な運営をするものなのだから、それなりに準備段階にお金をかけて、マーケティング、企画をしっかりとするべきものなんだろうに、なんか計画性の弱さを見た気かする。実態を知らないから主観的なイメージだけど、なんとなく地方にありがちな、地元企業と地域政治のアイデアと思い込みの集大成で、小難しい都会者の理屈はいらんよ的にやっちゃった感が漂っていた。

  その名前のとおり、夢小路にならなきゃ良いけどね。

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_ [MISC] 新刊

  普段、基本的には文庫しか買わないのだけど、たまたま新宿駅の構内の本屋で、村上春樹氏の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が平積みになって沢山売っていたので、ミーハーな僕はついつい買ってしい、山梨に戻ってから一気に読了。

  初期の一人称で書かれた所謂「僕本」とも、ノルウェイの森とも、海辺のカフカやねじまき鳥クロニクルや1Q84とは、随分と違って、なにか彼の新しい挑戦なのかと思ってしまった。

  まぁ、作者自らが「・・・・違うものを書いてみたい・・・それがどんなものなのか書いてみないとわからなかったけど」と言っていて、確かにあきらかに違うものではある。そこには、いつもの強烈なメタファーもないし、ねずみもワタヤノボルもナカタさんもいない、敢えて言うならノルウェイの森に近いリアリティがある。とはいえ、やはり自分の中の地下室は、垣間見えたりするわけで、確かに村上ワールドな根っこは感じる。

  さてさて、こういう作風にどんな書評がでてくるのか、これからちょっと楽しみだな。 やれやれ


2013-04-13 野良仕事 ときとぎ IT

_ [仕事][MISC] 野良仕事 ときとぎ IT

  久しぶりに、あまり風もなく穏やかな春の日だったので、畑で放置していた支柱等を整理。 本当は、もう全体を鋤いたりしないといけないのだけど、猿の餌になることを考えると、今年は耕作するか悩んでしまう。まあ、それでも少しくらいは、なにか作ろうという気になるんだろうな。ということで、ちょと溜め込んでいた牡蠣や帆立などの貝殻を砕いて、散布する準備もしておく。

  ずっと、野良作業は疲れるので、昼に戻った時とかには、ちょっと気分転換で、研究ネタの頭の整理をしたり、メールの対応したりで、正反対なIT仕事。本業のほうの無線LANの標準化IEEE802.11TGaiは、昨夜最新のドラフトの準備が整ったので、コメントコレクションという意見募集の手続きのスタートを指示。果たしてどのくらいコメントが来る事やら。


2013-04-14 素晴らしきかな民主主義

_ [MISC] 素晴らしきかな民主主義

  今日は、先週に続いて集落(班)の共同作業で、春の道作り。 これは、集落内の道路の整備で、春は主に側溝に溜まった枯れ葉を取り除いたり、ちょっとした修復が必要な箇所を修繕したりする作業を行なう。 例年通り、朝八時から2時間弱の作業をしたあと、公民館で茶話会となるのだが、今回は班(集落の自治単位)の臨時総会があった。

  ここの、上小倉班は、登記上は65世帯くらいなのだが、実質に定住しているの40世帯くらいで、役員は2年任期で変わる。ここ数年、市役所に勤務している人とかが中心になって、各種規約の見直しと整備を進めてきて、今年の三月の定時総会で、その規約が採択されて四月から執行された。

  今日は、その規約に沿って招集された臨時総会で、議長も規約に沿って選任され、以前班長を務めた方が議長となった。この方は、この春まで会社務めをされていたこともあり、議事の進めた方などは、さすがに会議慣れしていて、旧い田舎の寄り合いのイメージにあるような、まぁそこんとこはよしなにって感じではない。

  今日の議題は、コイン精米などの普及により利用者が減ってしまった班の共有財産となっている精米所の運営についてだった。この精米所は、3月の定時総会で、精米所の利用者からの利用料収入による特別会計では運営継続ができないことから5月で廃止することで一旦議決された。5月以降は、高齢で自動車の運転が出来ない人で、コイン精米にひとりで行けない人については、班の役員さんが定期的にコイン精米所まで送迎することになっていた。

  今回は、この既に決定していた事について、新たな提案として集落の有志らで進めている小梅の加工品販売のグループが、精米所の敷地内の空間を物置として一部利用することの変わりに、運営費の不足分を負担することで、引き続き精米所を維持したいという提案があった。

  いくつかの質疑があったあと、裁決をした結果、この有志からの申し出が承諾されたのだが、Robert's rule of orderほどではないが、きちんと議事が運営され、裁決して物事を決めるという文化がしっかり地域に根付いてるのは、なにかとても参加していて気持ちがよかった。

  元町議会議員の方とか、年配の方も沢山いるのだが、阿吽の呼吸に任せるのではなくて、ちゃんと議長の議事進行を見守って、へんな茶々を入れないところは、この集落の人達の良さだなと再認識した。

  こんな話を書いていたら、今日投開票だった福島県郡山市の市長選挙で、旧知な品川萬里さんが当選されたというニュースが入ってきた。品川さんは、ITU協会の理事長をされていた頃に知り合って、地域情報化や標準化の世界で、いろいろと指導してもらっていた。地方自治体の市長選挙は、数年前に山梨県の某市で嫌な想い出があったけど、今回はGood Newsだ。


2013-04-15 お花見外乗

_ [] お花見外乗

  今日は休暇で、午前中は2時間程畑を整理。 問題は、今年も猿のための野菜作りをするかどうかで、実に悩ましい。 猿にとられない作物というのは、唐辛子とピーマンかレタス、キャベツ等しかないので、それだけ耕作するのもなんだかモチベーションが上がらない。

  昼は近くの蕎麦屋で腹ごしらえをして、午後から明野のサニーフィールドへ行く。今日の相棒も、前回乗ったホーリー。今回は、もう練習もなくて馬場を一回りしたら、いきなり林道へと向かい、3キロくらい離れた茅ヶ岳の上にある千本桜公園まで、片道1時間の外乗。 途中、何度か早足を入れながら、そこそこの傾斜も、馬は頑張ってくれた。

  桜は、もう大分散っているけど、往復2時間の行程は、かなり高い視点で実に壮快。途中、前をいくオーナーの馬が数回立ち止まって、排泄物をだしたのだけど、動物とはいえ真正面にあれを見せられるのは、なかなか凄いものがある。(笑)犬だって、少し中腰になって丸見えじゃない状態でするのにね。

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2013-04-16 多数決論

_ [MISC] 多数決論

  憲法改正についての議論のなかで、まずは96条に示されている国民投票への発議要件である「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」を「二分の一以上の賛成」に修正するという意見があるようだ。

  確かに、多数決という意味で、過半数というのは、判りやすいけど、憲法というものの重要さを考えたら、特別多数であることが適切なのではないだろうか?

  先般の首相の国会答弁でもあったけど、三分の一の反対があれば、多数の人が望む事が簡単に否決されてしまうという言い方は、かなり詭弁だろう。だいたい、単純過半数をもってして、多数の意見というのは、ちょっと理解しかねる。

  もし、これを過半数とすると、例えば少数差(一票)で過半数を得て改正発議をしたとして、後の時期に改正内容に反対する改正案が再び提案されたら、その少数差の表が反意したら再び改正ができてしまうことになる。 これに対して、特別多数の三分の二以上であれば、少なくともその時点から六分の一の票数を反意させる必要があるわけだ。つまり持続性という意味からも、重要な決議に、単純過半数ではなくて、特別多数を用いるのは、その評決の及ぼす重要性に鑑みて、適切な重み付けではないだろうか?

  規模というかまったく事の大きさは違うけど、僕が参加しているIEEE802.11の会議では、議事進行等のプロセスに対しては過半数だが、技術的な標準については四分の三の特別多数を用いているので、もっとハードルが高い。それでも、僕らは意見を調整したり説得したりしながら、物事が可決されるように努力をしている。

  一国の国体を変えるかもしれない憲法という最重要な基本法の改正に対して、意見の異なる者を説得する努力もせずに、改正要件の緩和を思いつくというのは、まったく情けないと言うか呆れてしまう。

  もし、改正すべき内容が、十分に民意を得るものならば、まずは三分の二以上の賛成を得るために邁進するべきだろう。

  僕は、別に今の憲法を改正することに単純に反対ではないけど、その手順として96条の要件緩和というのは、僕には理解しかねる。


2013-04-17 ミャンマー

_ [MISC][仕事] ミャンマー

  午前中は、某研究機関での定例会議。どうも、いまひとつ進捗の実態がすっきりしない。研究プロジェクトにありがちな状況ではあるが、言葉遊びが過ぎる気がして、この案件でははじめてイラっときてしまった。大人げないなぁと、ちょっと反省。 orz...

  午後は、旧知の方を元部下の会社に紹介する面談。最近取り組んでいるとミャンマー関係の話を伺う。確かに、とにかくミャンマーが熱いようだ。先月も、彼のアレンジによるミッションで、相当な日経企業がミャンマーに行ってきたようだし、別な知り合いもおなじ時期にミャンマー視察をしている。

  いづれも、日本を代表する経済団体などがリードしているようで、かなりの盛り上がりだったようだ。僕は、いまだにミャンマーは行った事が無いけど、話によるとまさに明治維新のような状況だそうだ。

  とはいえ、今の時代のスピード感でビジネスが展開されるので、インフラが整ったら、次はサービスをという話ではないらしい。つまり、いきなりサービス立ち上げありで、インフラ整備から一気通貫ということらしい。

  一例として、モバイルによる電子決裁の立ち上げは、オーソリやトランザクション、CATまで含めて、一ヶ月でアウトソーシングにより立ち上げるなんて話があるそうだ。いやいや、びっくり。

  夜は、麹町のElio Locanda Italiana。ここは、誕生日の人がいると、いきなり店内の照明を落として、キャンドルののったデザートが運ばれて、店員によるイタリア語でのハーピーバースデーが唱われるのだが、今日は自分たちのテーブルがその主役の一つだった。それにしても、この店はいつも繁盛しているな。


2013-04-18 甲府〜浜松

_ [仕事][] 甲府〜浜松

  今日は、非常勤で行なっている山梨大学のベンチャー経営論の今年度最初の講義。今年度は、60名ちょっとの履修者。初回は、講義の進め方や自己紹介からいくつかの事業形態のCase Studyを紹介。 相変わらず、学生達は大人しいなぁという印象を受ける。

  それでも、講義後に1人の学生が質問に来たのだが、彼は有志と甲府の繁華街でカフェの立ち上げなどをしているとのことで、なかなか面白そうだった。

  講義の後は、明日の静岡大学訪問にあわせて、浜松まで移動。本来ならば身延線で静岡に出るのが良いのだけど、本数がなくて、乗り換え案内の推奨は、甲府〜八王子〜新横浜〜浜松という経路。八王子〜新横浜の横浜線で50分近くかかる。まぁ、素直にこの経路で移動して、8時半過ぎにようやく浜松に到着。

  研究論文の件で、いろいろと教えてもらっている静岡大の先生と待ち合わせして、遠州料理の店で一杯やって、駅前の東横インに投宿。


2013-04-19 発祥の地

_ [] 発祥の地

  午前中は、静岡大学の浜松キャンパスで、研究打ち合わせ。ひとりで考えているより、誰かとディスカッションするほうが、自分の考えもまとまるし、課題も見えてくる。貴重な時間を割いて、付き合ってくれる先生に、とても感謝。

  静岡大のキャンパスを入ったところに、高柳健次郎先生のIEEEマイルストーン受賞記念碑があった。ここは、高柳先生のテレビ放送の最初の実験の場所でもある。そういえば、僕の卒業した田町の高校の敷地には、日本のラジオ放送発祥の地の記念碑があったことを思い出した。

  それと、1997年にPRUG96というスペクトラム拡散方式の無線IPルータで関門海峡越えの実験をした時も、最初に送った映像は「イ」の逆さ文字だった。

  午後は、東京にもどってWi-FILS推進協議会の総会。新しい会員も増えて、今日は上意層レイヤーの議論等もできた。総会のあと京都実験の反省会を兼ねた懇親会。この協議会では、はじめての懇親会だったけど、なかなか盛会で楽しかった。

  IEEE802.11aiも、IEEEマイルストーンにはならないけど、IEEE802.11マイルストーンにはなって欲しいな。

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2013-04-20 よもぎ

_ [MISC] よもぎ

  朝のあずさで山梨にもどった。この時期になると、もう週末の朝の特急は満席が当たり前という感じだ。昼前に家にもどったので、昼は大泉の霧亭にいく。あいかわらず、開店してんるんだがしてないんだか判らない不思議なレストランだけど、食事はなにを頼んでも丁寧な感じで、美味しい。

  夕方から雨になるとのことだったので、畑の整理を軽くしていたら、横の山で発砲音。 下の集落の人が、猿を花火とエアーガンで退治していたらしいけど、その影響なのか僕の畑の直ぐ横に猿が逃げ込んでいた。ww

  雨がふる前に、家回りのあっちこっちに生えてきた、ヨモギを摘んでヨモギ団子を作った。ヨモギは地下茎系で、どんどん増殖して、雑草としてはかなり頭が痛いのだが、この時期だけはヨモギ餅にしたり、ヨモギパンにしたりできるので、ちょっと許せる。それにしても、自然の色は、綺麗だなと毎年思うことは一緒だ。

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2013-04-21 辰口温泉

_ [] 辰口温泉

  車の定期点検のため、早朝に山梨を出て、三鷹のディーラーに車を渡した後、羽田に電車で移動。 明日から研究中の無線エミュレータを、テストベッドにセットアップするため、研究仲間らと小松空港とJAISTの中間にある辰口温泉のまつさきという、老舗の旅館に投宿。

  アメリカから来日中の知り合いが、ここに宿泊するというのでHPをみたら、高級旅館なのでちょっと戸惑ったのだけど、なんとJAISTに行く人割り引きというのがあって、かなりリーズナプルに泊まれるとのこと。それならばと、今回同行中のエミュレータシステムの実装をお願いしている某社の2人とシェアにして、僕らもここに泊まることにした。通されたのは、十畳の主室の他に、掘りこたつの次の間と、露天風呂まである部屋。到着後、早速FPGAのコンパイルをはじめたり、メールチェックしたりという、相変わらずの行動パターンなのだが、それでも食事前に館内の露天風呂を堪能。

 同行の1人は、1996年頃に知り合って、一緒にPRUG96というシステムを開発した時からの付き合い。最初に知り合った頃は、彼はまだ学生だったけど、その頃からモノ作りが好きで、技術的なセンスも高かった。そんなわけで、今でもハード絡みの開発とかには、彼の会社に仕事をお願いしている。

  夜は、追加料金を払って、コースの会席を頼んだら、相当なボリューム。地元の手取川の山灰仕込み、夢醸等の日本酒を酌み交わしたら、朝が早かった事もあって、ふとんに入ったら爆睡してしまった。


2013-04-22 テストベッド

_ [仕事] テストベッド

  今日は、朝からStarBEDで共同研究している無線エミュレータの導入作業。 実作業と並行して、共同研究者らと、現状の確認と、今後の進め方の打ち合わせ。シミュレータとエミュレータの限界や協調について議論して、評価方法などに良いアイデアを得たのが幸い。

  それにしても、StarBEDの膨大なサーバー群とネッワークの構成で、面白いのは、サーバーが某世界1のネットワーク機器メーカー製だったりする。さらに、構成図を見ていて驚いたのは、某国内スイッチメーカーのスイッチが、一台だけWIDEに抜ける手前に採用されているのだか、スイッチではなくて"media converter"としてのみ使われているようだ。 orz....

  夕方に路線バスで、金沢駅前に戻って、ホテルにチェックインしたあとは、この前まで北陸勤務していた元部下の推奨で、駅近くの小料理屋で会食。地物の刺身や焼き魚などで,今日は立山の熱燗。

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2013-04-23 ぶらり各駅停車の旅

_ [] ぶらり各駅停車の旅

  昨日に続いて、今日も朝からStarBedでの作業。 金沢市内からJAISTに行く朝のバスは、香林坊からしか出ていないというので、金沢〜西金沢〜新西金沢〜鶴来という電車の経路で行けば良いかと簡単に考えていた。最後の鶴来からは、電車の到着時刻に合わせて沢山JAIST行きのシャトルがあるようなので、あとは都会ではなくても、三十分に一本くらいの電車はあるだろうと考えて、乗り換え案内も調べずに、朝八時に金沢の駅へ。

  このお気楽さが問題で、結局金沢の駅で北陸本線を待つ事19分。さらに西金沢の駅から私鉄に乗り換えるのに、50分待ち。結局、一時間以上が待ち時間という旅程になってしまった。

  まぁ、作業開始予定が十時だったので、ちょうど良い時間に現地入りしたわけだけど、事前に調べておけば。もっと効率の良い旅程が、いくらでも有った。

  最近は、国内に限らず海外でも、とりあえず行動してから、途中で乗り換え案内とか地図を確認という手抜きに慣れてしまったのが問題だ。やはり、計画、備えが重要だよね。

  夜は、21時羽田着の飛行機が少し遅れたけど、どうにか23時からのテレカン前に帰宅して、そのままテレカン。 今日も1日が長かったな。


2013-04-24 もち料理@京都

_ [] もち料理@京都

  朝、小金井の某研究機関で打ち合わせをしたあと、新幹線で京都に移動。 京都大学で、2月に行なった実験の成果論文の構成などの打ち合わせやら、今年度の案件の打ち合わせやら。

  夜は、京都実験の打ち上げ懇親会。京都実験の時にお世話になった皆さんが大集合。某先生の手配で、先斗町のきた村という、もち料理のお店。建物は元お茶屋さんという京都風情。「もち料理って何?」と一瞬思ったけど、本当に普通におもちだった。といっても、もちづくしというわけではなくて、お造りもあるし、おばんざいもあって、京料理を満喫した感じ。料理の写真は、皆さんがFBにアップしてくれたので、僕は食べることがメイン。

  たまたま、京都に来ていた某社のマーケティングをしてる知人も合流して,総勢十一人。霞ヶ関の裏話などを肴に、実に楽しい会食だった。

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2013-04-25 京都〜甲府〜東京

_ [] 京都〜甲府〜東京

  早朝に京都を出発して東京にもどり、ディーラーで定期点検が終了した車をピックアップして、甲府に移動。ベンチャー経営論の2回目の講義。修正履修申告がおわって、若干新顔の学生さんが増えた。 きょうは、質疑もそこそこにでて、ちょっとエンジンがかかってきた感じがしなくもない。

  講義のあとは、東京に電車でもどって、毎年恒例の誕生日会。今夜は、某ITベンチヤーの顧問をしていた時に、クライアントの社長秘書をしていた方が、たまたまの縁で参加。一時離職していたのだが、また復職して、いまはモバイル系にいるそうで、また仕事でもお付き合いがでるかもしれない。

  それにしても、1999年にこの某ITベンチヤーのコンサルをしてから、未だ14年しか経っていないのかと、昔話をしながらあの頃が革命前夜だったことを邂逅。


2013-04-26 電波産業

_ [仕事][電波] 電波産業

  午前中は、中国のデータセンターの取締役とスタバで打ち合わせ。また案件が動き出しそうなので、ちょっとバタバタしてきた。そのあと、1年半分離に産休から復帰した同僚とランチをして、会社に戻って事務仕事を処理したあとは、虎ノ門の電波産業会に移動。

  今日は、電波利用懇話会で、IEEE802.11aiの状況について講演。僕の前に講演された無線LANシステム調査研究会の委員長の先生とは、1997年からのお付き合いで、ともに無線LANの標準化などの仕事に関わりはじめたのがこの頃だった。僕の後の講演は、現在IEEE802.11に一緒に参加している研究者の方で、こちらは11acとHEWの講演で、かなりの盛況だった。

  日本の電波産業は、アメリカに比べてとても小さいのだが、その理由の一つは、軍需規模が小さい事にあることは良く言われる。しかし、民生用にしても、最近は本当に無線機を作れる会社が無くなってきている。特に無線LANのような汎用ディジタル通信は、チップベンダーの影響力が大きくて、機器メーカーは、そのリファンレンスを使うだけという状況だ。

  しかし、日本の電波産業は,世界的にも歴史が長く、数多くの発明、発見をしてきていて、技術的ファンダメンタルはなんとかまだ確保しているかと思う。そんな時だからこそ、グローパル市場で戦えるような人材の輩出を産業界として大局的に考えて欲しいと切に思うところだ。

  会場での懇親会のあと、近くのワイン屋さんで、2杯だけワインをいただいて、山梨に戻った。


2013-04-27 日本酒とワインの会

_ [MISC] 日本酒とワインの会

  今日は、なにがというわけではないが、なんとなく開催宣言をした日本酒とワインの会。

  まずは、渋滞を避けて深夜ドライブで、夜中に2人の知人が山梨の家に到着。 とりあえず、まだ夜が暗いので、三人で手持ちの日本酒で軽く乾杯して就寝。

  ちょっと遅めに起きて朝食をありもので済ませたあと、三人で明野のサニーフィールドで乗馬。今日のお相手は、過去二回の相方であるホーリー号ではなくて、サーシャという牝馬。知人らも入れて,合計4騎でのレッスンと外乗というのも初めて。サーシャは、とても敏感で、こちら手綱の動きにとてもよく反応してくれる。その分、ちょっと落ち着きが無い感じだけど、僕としてはとても乗りやすかった。

  乗馬のあと、温泉で汗を流して、いつもの蕎麦屋で昼食をし、今夜のために青煌の純米大吟醸や食材を仕入れて帰宅。元部下の会社ご一行様も到着して、昨夜仕込んだサングリアやらシャンパンのマグナムやらでスタート。東京でカレー屋を営む知人が、日本橋で有名な卵焼きを持参して合流し、さらに一宮御坂でワイナリーを営む知人が、春物の新作と、2011年の赤、それにシャルドネのジュースなどを持参してくれた。結局は、14人の参加で、韓国酒、焼酎、シングルモルト、カクテルまで、飲み物は発散。

  食事は、石窯でピザやペンネのグラタンのほか、武蔵境のマイスター村上で仕入れたソーセージなどの焼き物。ひたすら食べる、飲んで夜が更けた。

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2013-04-28 運転手付き清里ドライブ

_ [] 運転手付き清里ドライブ

  今朝は、のんびりと朝食をとったあと、ヨモギで草団子を作ってお茶。その後、早期帰京組と清里観光組に分かれて解散。

  清里観光組は、まずは大泉の蕎麦屋で昼食、迎え酒は福島の大吟醸。その後、パノラマの湯の露天とサウナで、じっくりと発汗し、お約束の清泉寮のソフトクリーム。

  この後、のんびり組は、さらに萌木の村で、八ヶ岳ビールとウィンナーで〆。それにしても、清里に人を案内するのに、自分の車じゃなくて、しかも飲めるというのは、なかなか無い機会で、ラッキー。たまには、こういうのもいいな。


2013-04-29 作章構成

_ [仕事] 作章構成

  今日は、頭をすっきりさせて、畑仕事もパスして、論文の執筆をしていたのだが、どうも今ひとつ構成がスッキリしないで、嵌ってしまった。

  研究の背景や動機から目的と要求要件を示し、それに対する実装/提案手法を解説するのだが、この実装/提案手法の解説手順が悩ましい。

  要求要件に対して、one by oneで解決策があるのであれば、要求要件に対してそれをどのように解決したかを解説すれば、そのまま提案手法の解説になる。ところが、現実には要求要件を満たすためには、複数の実装パートの組み合わせており、それが単純にone by oneでない。このため、要求要件順に解説をすると、読者が実装/提案手法の全体をイメージしにくいかもしれない。

  そこで、実装/ 提案手法を、構成順に解説し、その中で、それが要求要件を満足させるための何処に寄与しているのかを、逐次記載していくことが良いのではと思う訳だ。

  このあたり、どっちが適切なのかと考えだしたら、なんだか堂々巡りに陥ってしまって、ちと頭が飽和してしまった。....orz


2013-04-30 知っている人は知っている....

_ [電波][仕事] 知っている人は知っている....

  今日の午後は、グループ会社の営業に同行して、お取引先の研究部門の方々に11aiや無線LANの標準化動向の話をさせていただき、意見交換をした。

  研究部門ということで、フォーラム等でお合いしたことのある方や共通の知人の居る方もいらっしゃったので、なんとなくフランクに話ができて面白かった。

  そんなわけで、質疑の中で11aiって、MISP と一緒なの?なんて質問も飛び出した。またぞろ、公衆無線LAN関係の話が多いこともあり、MISな話題に触れる事が、ここ1年くらい結構増えている。

  確かに、MISはエポックメーキングな事業だったし、そのコンセプトに今でも僕は拘りたい。とはいえ、事業の成否という点では、決して成功事例とは言えず、多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまった事も事実で、それはそれで真摯に受け止めないといけない。

  なので、僕の中では講演会とか取引先から、MISの話が出てくると、嬉しさ半分、切なさ半分だったりする。

  そんな事を思っていたら、CDMA(IS-95)の携帯開発で関係していた某端末メーカーの方が、通信事業者に転職されて、15年ぶりに連絡をいただいたのだが、そこでも上司の方がMISに関係していたと書かれていた。

  まぁ、相変わらず当時の記事などがインターネットに沢山あるし、これは、もうライフワークみたいなものかな。


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