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2019-03-01 暗渠の街

_ [] 暗渠の街

  昼に少し時間があったので、お約束のブルーシールを食べて、国際通りから平和通りや市場本通りを散策。これらの通りは、ホテルから見ると、アーケードの屋根が緩やかな曲線になっていて、なんとも不思議。

  昨日、那覇の知人に教えてもらったところ、これらの通りは暗渠になっているとのこと。かつては、川沿いの商店街だった場所で、度重なる浸水のために暗渠になり、その上に商店街の通りが出来、さらにアーケードが作られているとのこと。そんなブラタモリ的視線で歩いてみると、なかなかに感慨深い。

  僕が生まれ育った、大塚の花街は、三業通りという通りが中心を走っていて、実家もその通りに面しているのだが、実はここも暗渠になっている。そんなわけで、子供の頃から"暗渠"なんて言葉には馴染みがあったし、なんとなく愛着を感じてしまうものだ。

  夜は、四半世紀近くの付き合いの知人が北谷から来てくれて、鉄板焼屋さんで会食。何年かに一度しか合うことがないけど、やはり元気で変わらぬ姿に接するのはとても嬉しい。

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2019-03-02 那覇-東京-甲府

_ [] 那覇-東京-甲府

  昼前に那覇を出発して東京に。東京のアパートで洗濯などをして、新宿へ。新宿で馬友と待ち合わせして、山梨に戻った。

  夜ご飯は、新宿からの特急で食べるつもりで、時間もあったので西口で一回改札から出て、箱寿司を買いに行ったのだが、なんと.....箱寿司が閉店になっていた。新宿の箱寿司は、もう子供の頃から好きなものの一つだったので、これは結構ショック。

  その後、馬友の新宿着が遅くなるというので、特急の予約を1時間ずらしたら、微妙に新宿で時間ができてしまった。というわけで、駅の構内で何か軽く食べようとおもったけど、新宿って改札の内側に飲食店がないんだよね....新南口をあんなに綺麗にしたわりに、食べるとこがないのは、なんとかならないのだろうか?

  夜11時過ぎに山梨の家に到着して、そこからワインを一本開けて就寝。


2019-03-03 遠征迎撃

_ [] 遠征迎撃

  北海道からベテランエンデュランスライダーのE隊長が昨夜から泊まりがけで山梨に遠征。あいにくの天気なのだけど、きっと明野は晴れているよと言い聞かせて、二人でSunny Fieldに。予想に反して、明野も微妙な天気でかすかに小粒の雨が降り出した。   とりあえず、朝のご挨拶に馬房を覗いたら、調馬策運動をしっかりとやらされたAlice嬢は、新しいおが屑ベッドの上で、すまし顔でのんびりと横になっていて、まったく動く気なし。とりあえず、今日はSunnyでSunnyオーナーと3人・馬(モサ、エド、プー)で林道コースへ外乗なので、彼女の出番はないからいいけどね...

  あいにくの雨模様だけど、なんとか午前中は本降りにならなかったので、7kmほどの練習コースをゆっくりと走破。本当は、午後ももう少しだったのだけど、どうも雨がやまないので昼で撤収。じゃぁということで、昼は小淵沢のイタリアンレストラン トリカバロ でパスタランチ。ここは、いつもお世話になっている八ヶ岳ロングライディングが昨年オープンしたレストラン。今日は、ちょうどエンデュランススクールを開催していたので、知り合いの方もちらほら。そんなわけで、E隊長とのお忍びデートランチが発覚してしまった。

  ランチの後は、早めにたかねの湯で温泉に入って、夜はSunnyのFさんもジョインして、迎撃飲み。いや、本当に馬屋って....〇〇ですね。

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2019-03-04 Wi-Fiの電波が届くのは100mなのはなぜ?

_ [仕事][電波] Wi-Fiの電波が届くのは100mなのはなぜ?

  今日は、IEEE802.11bcへの寄与の検討会。通信の電波を使って放送コンテンツを配信するというのは、やはりある意味逆転の発想なので、制度がらみがいろいろと面白い。とくに、通信と放送で、著作権関係の取り扱いが微妙に異なる日本の事情って、国際標準化の世界では伝わらないだろうな...

  この検討会のあとは、大手町でテストベッドの研究会へ参加。有線・無線の統合的なテストベッド環境の話しをしたのだが、なかなかにショッキングな状況だった。

  この研究会では、LPWAのテストベッドというのも展開しているんだが、なんと会場の参加者100人くらいのうち、SNとSINRの違いを知っているとか、リンクバジェットの計算ができるという人が二人しかいなかった。

  そして、当たり前のように無線はやってみないとと解らないという発言がでてくる....やってみなきゃ解らない以前に、やらなくても解ることが沢山あるのにだ。まるで、全てを放棄してというか逃げ口上に走る似非研究者にしか思えない。

  もう、チコちゃんに「Wi-Fiの電波が届くのは100mなのはなぜ?」と聞いてもらいたいわ。

  電波の届く範囲の理論も知らないくせに、やれ900MHzなら非見通しでも大丈夫なのにとか、LPWAは低速だけどビル影とかを気にしなくていいとか、やれIoTはWi-FiよりLPWAだよねとか、したり顔で説明しているなんちゃって研究者のなんと多いことでしょう。でも、チコちゃんは知っています。

  Wi-Fiの電波が届くのは100mなのは、設計した値にビジネスとしてのマージンを考慮して決めたキャッチコピーだから.....

  というような、基礎講座をやんないと、もう日本の無線エンジニアは完全に死んでいるわと情けなくなった日だった。


2019-03-05 グラウンドデザイン

_ [仕事] グラウンドデザイン

  今日のデータ流通推進協議会(DTA)の理事会のなかで少し話題になったのだが、テーマ別の技術基準の前に、グラウンドデザインの共有が重大とつくづく思った。

  いま関係しているいくつかのプロジェクトやDTAの技術基準では、APIとかデータ品質とかリファレンスアーキテクチャなどのテーマ別に議論をしていることが多い。

  しかし、その前提となるグラウンドデザインに対するコンセンサスが十分でないよう思えるのだ。技術基準とか標準を作成する上で、大事なのはその出力として、何を生み出すのかだ。この辺りが、曖昧なのに、特定の部分的テーマ(APIとかリフィレンスアーキテクチャとか品質基準とか)の議論をスタートするのは、かなり危険な行為に思えるのだ。

  まぁ、個々のテーマとして、こういう言葉をかぶせるのは解るんだけど、その位置付けが曖昧だと、結局のところ社会実装が進まないで消えていくだろう。

  大所帯で、何かの成果物を出すには、細部の議論ではなくて、大きく合意できる部分を明確にしていくことが良い。すくなくとも、絶対的に関係者が合意できることを明確にし、そこから細部に下りていけば良いのだ。

  この前も、某省の会議で、設計はトップダウン、実装はボトムアップと発言したんだけど、なかなかこれが通じないのはなんでなんだろう....


2019-03-06 買い物難民

_ [MISC] 買い物難民

  アパート近くのスーパーマケット ピーコック青山店が2月末で閉店になった。このため、近くで生鮮食品を扱ってるのは、外苑前にある成城石井だけになってしまった。

  ネットでは、今時みんなネット通販で、最近は生鮮食品だってお届けできるし的な書き込みがあるけど、家にいる時間が少ない一人暮らしだとハードルが高い。

  ピーコックは、普通に鮮魚も精肉もあったし、野菜も豊富で、お値段も成城石井よりははるかに安かったので、さてさてどうしたものかという感じだ。

  僕の場合は、結局週末に山梨に戻っているので、週明けに東京に出てくる時に1週間分の味噌汁の具材など、必要な分だけの野菜などを持ってきている。朝食は、比較的なんとかなるのだけと、夕食になにか作ろうと思うと、やはりスーパーがないのは不便で仕方がない。

  今日は、たまたまお米がきれてしまったので、成城石井で買うかと思ったけど、その前にマツキヨで生活用品を買っていたら、お米も売っていた。マツキヨって、少しだけど食料品も置いてあって、ちょっと穴場かもしれない。

  最寄りのスーパーまでの距離という意味では、山梨の家の方が遠いけど、車生活ではないところが大きな違いだ。そんなわけで、都心のど真ん中での買い物難民になってしまった。


2019-03-07 麺ズ

_ [MISC] 麺ズ

  朝食にしっかりとご飯を摂るようになってから、三食を米飯にするのも嫌なので、昼は麺食になる。そんなわけで、今週も蕎麦とラーメンの繰り返し。

  嬉しいことに、外苑前の駅を挟んで、表参道側と青山一丁目側にそれぞれ5分くらい歩いたところに、リーズナブルなお蕎麦屋さんがある。いわゆる立ち食い蕎麦ではないけど、かといって大店ではない。その割には、メニューも豊富なのがありがたい。

  そんなわけで、今週は普段はそんなに食べない系にもついつい手が出る。火曜日は表参道よりのお店で鰊蕎麦。今日は、ちょっと買い物があって、青山一丁目から歩いたので、その途中で鴨南蛮となった。これがともにお値段の割には、しっかりと美味しかった。以外と、この類の中間的なお蕎麦屋さんが捨てがたいわ。

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2019-03-08 BRexitの影

_ [][MISC] BRexitの影

  夕方の成田発サンノゼ行きANA便でサンノゼに移動。昨年の後半くらいから機内販売で取り扱われていたMolton Brownのバスジェルのコレクションがとても気に入っていた。そこで、買い置きしようと思って、珍しく事前予約をしようとしたら、3月からの改訂で取り扱いがなくなっていた。仕方がないので、国内での取扱店を調べたら、外苑前の近くにあったので、数日前にそちらでレギラーサイズを購入できたので一安心。だけど、この類の製品にしては、結構な短期間で取り扱いが終わったので、そんなに人気がなかったのだろうかと不思議に思っていた。

  機内販売は、よく改訂されるけど、この3月からは各種アメニティも変更になったらしい。Cクラスのアメニティポーチもグローブ・トロッターになったそうだ。まぁ、ぱっと見でポーチは目立つのだけど、その中身もNeal's yardからコーセーの雪肌精に変わっていた。

  そんなわけで、たまたまCAさんとこの話題でおしゃべりしていたら、曰くイギリス製は、関税が変わる可能性があるので、その影響もあるんではないかとのこと。確かに、Neal's yardもMoltonBrownもイギリス製だよねと納得。自動車などの製造業の計画変更が話題になっているけど、こういう生活用品とかにもBRexitの影がちらほら出てるということだろうか。あれっ? でもグローブトロッターもイギリスじゃん。

  順調なフライトで9時にサンノゼに到着。一旦アパートで荷物を解いてから、パートナーと弁護士事務所で打ち合わせ。昼食をパートナーと一緒にと思っていたのだが、昼に東海岸のIEEE-SAのスタッフとのテレカンが入ってしまったので、今日は昼抜き。

  夜は、微妙に作る気が起きなくて、近くのモールで西海岸らしくBoudinのクラムチャウダとシーザーサラダのコンボをToGoで済ませた。でも、このセットは、僕はにボリューム感があってリーズナブル。

  そういえば、ANAは枕とかもリニューアルされたんだけど、今度の枕はなかなかに快適で、あれ持って帰りたいわ。

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2019-03-09 西海岸が寒い

_ [] 西海岸が寒い

  時差ボケまじりの二度寝のせいで、いつもより少し寝坊。なにはともあれ、まずは朝食ということで、ご飯を炊いて、いつものパターンの朝食で1日をスタート。

  今日も、サンタクラは、小雨混じりの天気で、しかもかなり寒い。今年は、とにかく雨が多いようで、なかなかスッキリ晴れないらしい。まぁ、その分水不足にはならいだろう。

  そんなわけで、馬に乗ることもなく部屋で少し仕事。そのあと、ギルロイまで買い物に。長年使ってきたスーツケースのシェルが割れていて、誤魔化しながら使っているのだけど、そろそろ危険な感じなので買い換えることに。実は、いまのスーツケースは、古い機内持ち込みルールの時のものなので、機内持ち込みサイズより幅が少し大きい。このために、アメリカの国内線の場合には、機内持ち込みができない。そんなわけで、まぁこの際機内持ち込みが出来るサイズのものに買い換えることにした。

  実は、機内持ち込みサイズは、もう一つZucaの初期モデルを持っているのだが、フレーム以外がハードシェルではないのと、少し内容量が小さいので、それよりも気持ち大きめを探すことに。

  結局は、あまり悩まずに、Somesoniteのアウトレットショップで、50%オフのものを購入。ハードシェルだけど、中央のファスナーで奥行き方向が少し拡張できる。これなら、まぁ荷物が多い時は、チェックインで対応すれば良い。しかし、スーツケースって、しょっちゅうモデルチェンジしてるみたいで、型落ちの製品はすぐに割引されるんだが、よほど機能的に新しいことがなければ、旧モデルでもまったく構わない。

  ギルロイのアウトレットは、久しぶりに立ち寄ったのだけど、なんと馬好きならわかるARIATのアウトレットショップが出店した。普段使っているエンデュランスようのシューズは、まだ買い替える気はないけど、ウェアとかもかなり豊富で、物欲がフツフツときたのだが、今回は我慢した。

  夜は、ジャパンタウンで、こちらのパートナーのみなさんと一献。それにしても、本当に寒いな...

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2019-03-10 味噌は凍るのか

_ [][MISC] 味噌は凍るのか

  バンクーバーで開催されるIEEE802 Plenaryに参加するめに、サンノゼからバンクーバーに移動。新調したスーツケースは、機内持ち込みサイズなので、比較的小さな飛行機でも普通にキャリーオンできるとおもったのだが...

  TSAのセキュリティで、知人から頼まれてバンクーバーまで持って行こうとしたジップロックにいれた味噌がダメとのこと。TSAの職員曰く、凍っていれば良いらしい。

  日本からアメリカに来る時に、なんどかキャリーオンで持ち込んでいたので、とくに問題ないだろうと思っていたのだが、これは知らなかった。時間に余裕があったので、チェックインカウンタに戻って、スーツケースをチェックイン。

  これって、日本から来る時も乗り継ぎ便がある時はダメっとことなので、要注意だわ。しかし、凍ってれば良いというけど、多分、きっと味噌は凍らない...

  夜はバンクーバーのホテルにチェックインして、結局深夜2時過ぎまでテレカン...眠い。


2019-03-11 Open Telematics

_ [インターネット][仕事] Open Telematics

  アメリカでは街中を走るGoogleの計測自動車をよく見かけるけど、最近は日本でもたまに見るようになった。そして、今やEVと自動運転は花盛りで、Connected Car とかConnected Industries は、国を挙げての合言葉なわけだ。

  しかし、ふと街中をみると、Unconnected Carがたくさん走ってるのが現状だ。各社が集めるデータは、まだまだ特定の車種、特定の企業、業種などに閉じた世界にいる。でも、目の前を走っているのは、近くのおじさんの運転する軽トラだっり、お兄さんの運転するスポーツカーだったりだ。

  でっ、この人たちが走行データを提供てくれたら、あっという間に多種多様な走行データが集まる。しかも、できればそれがリアルタイムで集まり、準天頂衛星による高精度な位置情報や、加速度センサなどの高分解能のデータも収集できれば、いろんなアプリ開発にも役立つだろう。こういうことから、Open Telmaticsの実験をしてみようと思うわけです。

  そんなわけで、この考えに賛同してくれたIBMさんとD&Mさんと一緒に、個人起点で自動車走行データの収集する仕組みを用意して、そのデータを活用したい人みんなでデータをシェアしましょうという話。

  IoTデータ取引市場を活用した実証実験から、新しいビジネスモデルをというブログにIBMさんがその狙いを書いてくれています。

  なので、興味のある方は【データ利用者募集】オープンテレマティクスプラットフォーム説明会開催にぜひお申込みくださいませ。

  今日は、あの震災から8年だし、このバンクーバーでは2年前に大切な標準化の仲間の旅立ちを見送った日だしで、いろいろと思うところがあるのだが、こういうデータが少しでも悲しい出来事の再発を防いでくれればと願っている。

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2019-03-12 IEEE802 Wireless Interim May 2021 in Sapporo

_ [仕事][][電波] IEEE802 Wireless Interim May 2021 in Sapporo

  参加しているIEEE802 で、開催誘致な打ち合わせ。2021年5月に札幌でIEEE802 Wireless Interimを開催することを前提として、諸々の調査をすることになった。

  ちょうど、今週は神戸ではICANN 64が開催されていて2000人ものインターネット関係者が世界中から参加している。ICANNに比べると、規模がかなり小さいけど、IEEE802 Wireless Interimは、300人超の参加者がいて、その多くは海外からの参加となる。

  日本での開催は、ICANNは19年ぶりだそうだけど、こちらは2011年の沖縄開催以来なので、ちょうど10年ぶりになる。今回、開催まで2年あるので、しっかりといろいろと準備ができるかと期待している。

  ちょうど、いま元同僚の提案で標準化を進めている11bcは標準化作業の終盤になりデモなども期待できる。また、今週でタスクグループ化が承認されるであろう次世代の無線LAN EHTなども、かなり具体的な仕様書が見えてくるだろう。

  何よりも期待したいのは、国際標準化の舞台を、日本の関係者に実際に身を以て体験してもらうことだ。言葉だけの"国際標準化"から一歩踏み込む機会を多くの人に持ってもらいたい。5月の札幌って、もうそれだけでも魅力的だけどね。

  今夜は、短いテレカンが夕方に一つだけだっので、やっとまともな食事に行けることになった。というわけで、知り合いとバンクーバーに来るとお約束なレストランでシーフード三昧。

_ 2019では 2021でした

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2019-03-13 Abstain も一票

_ [仕事][電波] Abstain も一票

  今回のIEEE802 Plenaryでは、少し802.19Coexisting という異種システム間の電波共有に関するWGもウォッチしている。また、次世代無線LANであるIEEE802.11axもいよいよ最後の詰めになって、6GHz帯域での共有についての調整が少し難航していたりする。

  そんな11axの状況にも関わらず、今回はEHT(Extremely High Throughput)Study Groupという11axの次の世代の無線LAN規格について、本格的に仕様策定をするTaskGroupを組成するためのPARという文章の承認について動議採決が行われた。

  基本的には、大きな反対もなくてシャンシャンだったのだが、僕はEHTの目指す性能に対する実現性にいささか疑義があるとともに、11axで問題となっている6GHzの共有もすっきりしない上に、自分自身が実際のSGの活動を十分にフォローできていなかったこともあり、棄権を投じた。

  投票は、起立によるStanding Voteなので、ほくが棄権を投じたことは、参加者からは当然わかる。しかも、この投票での棄権票は限りなく少なかったので自明だ。

  というわけで、この投票が行われたあとのコーヒーブレイクで、ベテラン参加者の一人に声をかけられた。彼は、レギュラトリー系のチェアもしているので、電波行政にもとても詳しい。そんなわけで、僕が棄権を投じた理由を説明したら、6GHzの共有について、とても興味深い情報を教えてくれた。

  産業界の大手は、みんなNDAを結んでるのだけど、彼や僕のように大手企業のプロパーでない独立系のエキスパートだと、知らない情報も多いけど、時にだからこそ知ってしまう情報もある。そして、独立系なエキスパートは、NDAの拘束の外側にいたりする。そんな立場同士な彼から、今日聞いた情報は、なるほどそうなのね的に納得する材料だった。

  彼も僕もIEEE802.11 ができる前から無線の世界にいて、無線LANの黎明期を知っているし、いま6GHzの共用で問題になっているUWBという技術にも、初期のリーディングカンパニーだった米国ベンチャーとも繋がりがあったので、ついついこういう話になると年寄り同士で昔話になってしまったけど、まあそれはそれで面白かった。

  そんなわけで、しっかりと意思表示を示すAbstain (棄権)というのも、こんな情報を得ることに繋がるので、大事だなと再認識した。


2019-03-14 言葉を大事にする事の大事さ

_ [仕事][] 言葉を大事にする事の大事さ

  流石に連日出張中なのに日本との深夜テレカンが続いて寝不足。幸い、今日の午前中は必須なセッションがなかったので、食事もとらずにひたすら睡眠で体力回復をした。

  午後は、今週のセッションで少し追いかけている802.19のクロージングに出て、夜は802.11のCAC。今回は、Eexcutive Committee でも、いくつかの運営規定の改定が議論されていて、いろいろと用語が変わる。

  こういうのは、誰も気にしなければ、習慣でだらだらと続く業界用語になるのだが、新しいメンバが入ってくるたびに疑義が生じたりする。各参加者の自己の利益に直接繋がらない運営規定の改定なんていうのは、誰かが言い出さないとずっとそのままだったりする。

  ところが、IEEE-SAの世界では、結構頻繁に運営規定の改定をして、実態との乖離や用語の適切化をしている。これって、一歩間違うと言葉尻云々とかで、面倒臭い輩と思われるのだけど、こういうことを大事にする人達こそ、信用に足る人たちだとつくづく思う。

  数日前に、情報銀行に関する記事で"認可"という言葉を使っていたのがあったけど、"認定"と"認可"じゃ大違いで、まったくひどい記事と記者だと思った。

  ちょうど、ネットでは、"GUNMA"と"GUMMA"の話もなんかニュースになっていたけど、とにかく言葉は大事なんだよねとつくづく思う。

  僕の関係している協議会でも、改定したいことがたくさんあるのだけど、なかなか他の人から提案が出てこないのは、日本的な辛かしらん。

  夜は、エネルギー充填のために、ステーキハウスで、しっかりと肉食。

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2019-03-15 国内での寄与

_ [仕事][] 国内での寄与

  午前中のIEEE802.11 Closingは、いつものようにそこそこに早く終了したので、海沿いまで散策。以前にも入ったことのあるドイツ系なブレイクファストレストランで、のんびり昼食。そのあと、地下鉄で空港に移動して帰国便へ。

  今回は、日本とのテレカンも多かったけど、合わせて日本語での報告などに追われていて、かなり日本語打ちまくりな状況。ついつい、あれもこれも書き込みたくなるのを、グッとこらえてシンプルにシンプルに。

  なんとか、帰りの飛行機のなかでそれなりに仕上がったけど、果たしてアジェンダタイムもらえるんだろうか.....


2019-03-16 ダイヤ改正でスーパーが消えた

_ [] ダイヤ改正でスーパーが消えた

  夜、定刻通りに羽田に到着。新宿にでて、あずさで山梨に戻る。ダイヤ改正で、スーパーあざさがなくなって、中央線特急は、かいじとあずさになったそうだ。

  しかも、全席指定で、自由席が無いというシステム。ネットなどで事前に座席していないけど特急券を購入した人は、座席上のランプをみて、座ってい良い席(予約がない席)に座るというシステムらしい。

  しかし、このシステム、ちょと最初は混乱するかも...


2019-03-17 Birthday Ride

_ [] Birthday Ride

  2週間ぶりにSunnyへ。今日は、Fさんモサ組と一緒にAliceとはじめて見晴台までの7.5kmのコースへ。全体として林道では速歩中心での練習。まだまだ、体力というかパワーはないけど、全体的に落ちついていて、安心して騎乗できた。

  こうなると、とにかく少しずつ少しずつ、林道での練習や登坂練習なども入れていくのが楽しみだ。

  夕方、久しぶりにたかのね湯で温泉に浸かり、夜東京に戻る。

  今日は、50際と108ヶ月の誕生日で、たくさんの仲間からFaceBookでメッセージをいただいた。去年の今頃は、まだ癌の治療経過がわからずに悶々としていたのだが、今年は一定の治療成果もあって、冷静に50代最後の年を迎えることができた。

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2019-03-18 Table Flag

_ [仕事][] Table Flag

  IEEE SA(Standard Association)のSASB(Standard Board)ミーティングに参加するため昼の便で羽田からミュンヘンに移動。今回は、データー流通推進協議会の行っている「データ流通を推進するにあたっての戦略的な標準化方策について」の調査業務のミッションで、もう一人の調査員の人と二人で参加。

  昨年末以来、NISTのBDGMMというワーキンググループとのテレカンなども含めて、何度か意見調整をしてきて、今回は最終的なアクションプランの確認とMoUへのサインをする予定。

  というわけで、調停式というほどではないけど、一応サインする儀式のために、IEEEがテーブルフラッグを持ってくるというので、こちらも急遽テーブルフラッグを用意した。先週、バンクーバーにいる時に持ち上がった話なので、時間的にどうかと思ったら、素晴らしいベンダーと、事務局スタッフのおかげで、無事に出来上がっていた。

  テーブルフラッグなんて作るのは始めてなんだけど、取説には掲揚の仕方が簡単に書いてあった。日の丸と他国の国旗を飾る場合には、右側が日の丸で、斜めに交差する支柱は、右側が後になるらしい。また、三種類の場合には、日の丸が真ん中で、向かって左から国名のABC順とある。もちろん、これは、日本がホスト国の場合なので、他国がホストの時には、他国が日の丸の位置になるのだろう。そんなわけで、国旗とか社旗とは、その国家や団体の具象化したシンボルなので、とても大事に扱われる対象なんだということを、再認識した。

  昨日がバースデイだったので、今日はチェックインの時に小銭入れをいただいたり、ラウンジでも機内でもデコレーションプレートのデザートをいただいたりと、なんだかいい歳して小恥ずかしいフライトだった。

  ホテルにチェックインしたら、先週もバンクーバーで一緒だった通信系企業の知り合いといきなり遭遇。一旦、荷物を部屋に入れて、近くのドイツ料理屋で、とりあえずビールで夕食。

  国際連携によるルール作りがいよいよ具体的に動き出すかな...

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2019-03-19 1st Step for DFFT?

_ [仕事][] 1st Step for DFFT?

  本日、一般社団法人データ流通推進協議会(所在地:東京都港区、理事⻑ 村井 純、以下 DTA)は、米国IEEE(NY, U.S.A)とデータ取引に関する標準化活動での 協力協定書(Cooperative Agreement)に合意しました。

  両団体は、IoT(Internet of Things)のデータ取引、人工知能、ビッグデータ、およびその他の 関連する革新的技術に焦点を当てた標準化活動において相互に連携し、グローバル社会におけるデータ流通の促進を進めます。

  IEEEは米国ニューヨーク州に本社を置く非営利法人で、世界最大のエンジニアリング組織であり、160カ国以上に42万人を超える会員を擁しています。 電気技術、電子工学、電力工学、ロボット工学および自動化、コンピューター工学、コンピューター科学、およびその他の関連技術の理論と実践の進歩、ならびに技術革新と人類の利益のための卓越性の進歩に焦点を当てています。

  今回の提携により、DTAは、IEEEにおいて国際標準化活動を担うIEEE-SA(Standard Association)と協力し、データ流通社会の実現のための国際標準の開発と普及に着手します。

  IEEE and DTA(Data Trading Alliance Sign General Cooperation Agreement on Standards Development.

  A Cooperation Agreement to improve the data trading business across a wide domain including data trading, neutrality and transparency on standards-development activities of each organization.

  Purpose of Agreement DTA and IEEE wish to collaborate in standardization activities on data trading . In aid of the Purpose, DTA has identified an interest in participating with IEEE in activities focused on data trading of IoT (Internet of Things), artificial intelligence, big data and other relevant innovations and technologies.

  ということで、今回の出張の最大のミッションが完了。

  Hiroshi Mano (DTA secretary General) said

  Big data generated by IoT is essential for innovative technologies such as AI (artificial intelligence,) and it definitely creates a benefit for society.

  DTA is creating new rules of data sharing by collaboration between industry, academia and the government, aiming to realize a well-ordered data distribution society in order to shift the data ownership economy to a data sharing economy.

  I believe that this cooperation with IEEE-SA who is world's most successful SDO will be the first step to develop and disseminate new and innovative data distribution technology standards that improve the transformation to data sharing economy.

  某方面ではは、"DFFT(Data Free Flow with Trust)"というacronym推しらしいけど、なんか違わない? 僕的には、"well-ordered data distribution society" なんだけどなぁ。

  夜は、ミュンヘンに赴任中の前職の仲間とアジアンなレストランで会食。彼は、ポーランド人で、もともと五カ国語くらい話せるんだけど、いまはドイツ語も困らなくなったらしい。語学の才能ってすごいなぁ。

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2019-03-20 議長の裁量権

_ [仕事] 議長の裁量権

  英国では、EUからの離脱案について、3回目の採決について議長が困難を示して話題になっている。これは、まぁ一事不再議の原則(事不再議(いちじふさいぎ)とは、会議原則の一つ。 会議において一度議決した案件と同一の案件については再び同一会議中(同一会期中)に議題として取り上げて審議や議決を行うことはできないという原則。by Wkiki)が拠り所なのだが、採決案件が前回と同一なのかという点についての見解が起案側と議長の間にあるようだが、議長の裁量権の問題にもなる。

  いま、参加しているIEEE SASB (Standard Association Standard Board)の今日は、NesCom(New Standard Committee)とRevCom(Standard Review Committee)という標準化プロジェクトのスタートや更新、最終の承認への答申をする委員会が開催された。

  個々の標準化に携わるWGなどから上程されてくる議案の多くは、定めたられたプロセスに乗ってくるのだから、あまり疑義が生じるものではないのだが、たまに英語的にいうとControversial なやつがある。こうなると、もう議事運営テクニックの応酬になって、議事運営に詳しい人が議論をリードする。

  今日も、一つの標準の承認について、そのLB(letter of Ballot)の投票権者の組成に疑義があるということで、いわゆるRecirculationという再投票プロセスではなく、Initial という初期プロセスから投票をすべきということで一悶着。この応酬のなかで動議のセンテンスの修正などに拡散して、かなりの時間が費やされた。あいにくと、この委員会の議長は、議事運営的な部分にさほど強くないのが、ちょっと辛かったかな。それでも、周りのサポートもあって、最終的にモノというかコトが決まるのは、明確なルールのお陰だろう。

  ことほど左様に、議長なるものの裁量権は重要なわけだ。この辺りは、一緒に参加しているDTAの仲間には、なかなかに新鮮だったようだ。

  また、今夜は夜のソーシャルの前には、フォーラムがあって三つのテーブルにわかれてICAID(IC Activity Initiation Document)といって、標準化手前のプロセスを公式に行うための手順を想定したアイデア出しが行われた。こんなテンプレートを用意して議論し、それを頭に入れた会議の仕切りをするというのも、議長裁量のみせどころだろう。

  というわけで、ぜひ日本の人達にもどんどんこういう現場に来て欲しいと強く思うのだ。


この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
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