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2015-09-01 IEEE802.11ahの行方

_ [仕事][電波] IEEE802.11ahの行方

  今朝は、IEEE-SASBの知財関係を司るPatCom(Patent Committee)に参加。興味があるのは、Sub1Gという1GHz以下の規格であるIEEE802.11ahに関するパテントの問題だ。

  この、IEEE802.11ahは、900MHz帯などを使うもので、2.4GHzに比べて伝搬距離も伸びるので、センサーやIoTでの用途として期待されている。すでに、IEEE802.15.4で、物理層やMAC層は標準化されていて、その上のレイヤーでWi-SunやIP500などの規格普及しつつある。これらの規格に、もう少し転送速度の高いモードの追加などの拡張をしたものとして、iEEE801.11ahの標準化が進められている。

  この標準化は、いいよスポンサー投票という最終ステージに行く予定だったのだが、チップベンダーから知財に関してIEEE-SAのIPRに従わないという宣言が出てきて、紛糾してしまった。

  このIPRに関する問題は、PatComの範疇なので、PatComの会議では、議論がされるのかと期待して参加してみた。ところが、今日の会議の議事には、取り上げられなかった。

  まぁ、すでにIEEE802.11WGからPatComへの質問はでて、それに対す回答もあり、これ以上議論する余地がないといえば、それまでなのだろう。

  先日、このSub1Gに対する2年前の記事に対して、ツイッターで突っ込んでしまったけど、この記事の当時なら来年あたりIoTと11ahは、華々しく商用化が進むと思われていたわけだ。

  PatComのあと、某エンタープライズ系のネットワーク機器会社のベテランと意見交換したけど、彼は11ahは、代替技術を採用すべきだとのことだけど、そんなことしたら、さらに標準化時期が遅れてしまう。

  なんとか、チップベンダーが妥協してくれればとおもうのだけど、当面は目が離せそうもない。


2015-09-02 Wi-Fiの本質

_ [仕事][電波] Wi-Fiの本質

  今日の午後は、IEEE-SAと国内業界団体の意見交換会議。この業界団体のトップは、日本最大の無線LAN基地局を設置しているWi-Fi専門のオペレータの創業者であり前社長さん。僕は、この会社の創業と同じときに、Wi-Fiの通信事業を手がけて、この社長さんともその頃から何度かお話しをさせていいただいてはいた。

  とはいえ、ベンチャースタートアップとして取り組んだ僕らとは対照的に、この会社は、インカンバントのキャリア傘下として、王道の展開をしてきたので、まったく比較にならない経過となった。私の方は、第1種通信事業としては、極めて異例の事業休止から事業の廃止となった。一方、彼らは大きな資本投下を7年近く継続し、ついには単黒化、累損解消となった。これは、まさに継続は力の証明と、インフラキャリアとしての資金力の重要さを示された感じだ。

  そんな会社を、創業以来リードしてきた会長さんが、今日はWi-Fiの本質である自律分散網に対する強い拘りを熱く語ってくれて、とても感動した。いままで、ユーザー認証とかインターフェイスの考えや技術的な面では必ずしも賛成しかねる所もあり、正直言って肯定的にそのサービスや在り方を評価していなかった点は多々ある。

  しかし、今日の話しを聞いて、その本質に対する拘りや思い入れの根底には、ものすごくシンパシーを感じた。もしかしたら、僕の想像を遥かに超えてラジカルだったのかも知れない。

  これは、実に嬉しい発見で、今日の会議をアレンジ出来たことは、とても良かった。

  夜は、この会議と同じホテルで、IEEE-SA のFourmと懇親会。Forumでは、僕の標準化との関わりをもとに、日本の参加者へ標準化のメリットを訴え、外国からの参加者には、日本の関係組織ななどの網羅的解説をさせてもらった。


2015-09-03 IEEE802.11ah Sub1G 再開

_ [仕事][] IEEE802.11ah Sub1G 再開

  一昨日、この日記にIEEE802.11ah Sub1Gが知財絡みで膠着状態にあることを書いたのだが、今日になって一挙に好転したニュースが入ってきた。

  9/1付けで、IPRに従わないと言ってきたチップベンダーから、検討の結果11ahの標準化を尊重し、IEEE-SAのIPRに従ってLoAを提出することになった旨のレターがPatComに出された。

  どういう背景か判らないけど、このベンダーが買収した別のチップベンダーとの経営統合が始まったことが、少なからぬ影響を与えてるようにも見える。

  レターの日付は、9/1で、それをWGへ回覧するドュメントは、9/2ということで、まぁ今回の東京でのミーティングが、やはり解決のタイミングではあったようだ。昨日、このドキュメントを書いたWGチェアがやけに楽観的な事を言っていた背景は、これだったのかと納得。


2015-09-04 IoTと標準化

_ [仕事][電波][インターネット]IoTと標準化

  今日の午前中は、インターネット協会とIEEE-SAのコラポによる「IAjapan IoT推進委員会 第1回シンポジウムIoT グローバルビジネス戦略シンポジウム」が開催された。わずか3週間程度の告知期間だったにも関わらず、関係者のご尽力で当初予定をはるかに超える参加者で、満員御礼の盛況となった。

  また、総務省、経産省の二つの関係省庁からも、冒頭にご挨拶をいただき、それぞれの施策との整合性も確認できたことは、大きな意味があった。

  このIoT推進委員会では、いよいよ会員参加によるワーキンググループの活動がこれからスタートするのだが、今日の関心の高さから多くの会員が参加してくれることを大きく期待する。

  また、招待講演として、IEEE-SAのPresidentにより、P2413というIoTのアーキテクチャフレームワークの標準化に関する取り組みなどの紹介があった。こちらは、日本で公式にプレゼンされたのが初めてのこともあってか、会場からの積極的な質疑も行われた。

  午後は、同じ会場で、Wi-FILS推進協議会と総務省主催によるIEEE802 Wireless 標準化推進・リーダーシップ育成セミナーを開催した。こちらは、日頃標準化の現場でリーダーシップに参加している現役の皆さんと、IEEE-SAのチェア、バイスチェアらとのパネルディスカッションも行い、参加者には、それなりに臨場感のある話しをできたのではと思う。

  今日の午前、午後のセミナーでの講演なども含めて、今週は、プレゼンが3回、個別ミーティングが3回、催事が3回と、すっかりIEEE-SA Weekとなったけど、いづれも大きなトラブルもなく、参加者、主催者ともに、そこそこに満足できる結果だったのではないだろうか?

  夜は、IEEE-SAのメンバーとのディナーで、この一週間を締めくくった。


2015-09-05 Endurance@飯綱高原

_ [MISC] Endurance@飯綱高原

  朝の4時半に家を出で、長野県の飯綱高原で開催される秋季いいとき乗馬エンデュランス馬術大会に、クルーとして参加。今回は、千葉にあるレアルネップというクラブのベテランライダーが参加し、僕の所属するSunnyからは、馬とクルーがサポートし、3組が40kmにエントリー。

  1レグ後のドクターチェックで、体温が高めとの指摘があったものの、2レグ終了後に、しっかりとクールダウンし、全組無事に完走。

  しかも、嬉しいことに、僕のバートナーでもあるWingTempooは、Best Trained賞となった。

  それにしても、今週は、諸々でかなり忙しく、昨夜も山梨の家に戻って、就寝したの深夜1時半くらいで、今朝は4時起きだったので、さすがに眠い。というわけで、長野からの帰りは、安全のため、途中のSAで仮眠をとりながら、時間をかけて帰宅。それでも、夕飯の後にちょっと横になったら、しっかり寝落ちしてしまった。

  先週、今週と週末に馬に乗れていないなぁ。なんとか、レースにデビューできるように、精進したいのだけど、また出張が続くので、練習ができない..

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2015-09-06 味噌の天地返し

_ [NPO] 味噌の天地返し

  今日は、例年よりちょっと遅れてしまったけど、味噌の天地返し。この冬に仕込んだ6樽(仕上がりで約360kg)を、天地をひっくり返して他の樽に入れなおす。この時に、仕込み日が若干違う2種類を均等に混ぜることで、仕込みでのバラツキを無くすことも兼ねている。 今年も、順調に熟成しているようで、まずは一安心。これで、あと3ヶ月弱の間、そのまま熟成させることになる。

  ということで、今年の蔵出しは、11月29日(日)に決定。いつも、楽しみお待ちいただいている皆さん、今年も予約を受け付けますので、お申し込みのほどよろしくお願いします。なお、11月29日(日)に蔵出しをしたい人は、どうぞお越しください。前泊も可能です。

  天地返しのあとは、清里で岩魚の釜飯で昼食、夕方少し畑によったら、雨のおかけで、ピーマン、ししとう、インゲンなどが、秋の収穫モードなっていた。ナスも花がだいぶ付いてるので、いったん枝を少し落として、追肥をしておいた。


2015-09-07 有識者にイノベーションが判断できるか?

_ [仕事][インターネット] 有識者にイノベーションが判断できるか?

  イノベーションを創出、ベンチャーを育成などのお題目で、省庁はもちろん、地方自治体や国立大学なども、こぞって様々な支援事業に取り組んでいる。

  こういう仕組みの多くは、有識者とかいう人達による採択評価があるのだが、その有識者とかいう人の多くは、自分で起業どころか経営もしたことのない人だったりする。

  たまに、元ベンチャーの創業者とかがいても、社外ベンチャーのようなパターンが多く、ガレージから出てくるようなイノベーション型の人は少ない。

  イノベーションが、マーケティングではなく、フレームの転換だとするならば、有識者なんていうのは、既存のフレームにどっぶりと嵌ってる人だから、こんな人がイノベーションの判定などできるわけがない。

  そんななか、今日打ち合わせをさせていただいた、ある制度の起案者の方達は、なかなかに開き直りがあって面白かった。端的に言うと、まぁやってみなはれ的な制度なのだ、これは、まさに釈迦の掌なわけで、こういう制度設計ができるとすると、日本のキャリアも捨てたもんじゃないなと期待してしまう。


2015-09-08 境界域のエンジニア不足

_ [仕事] 境界域のエンジニア不足

  某、半導体メーカーからの製品紹介をうけたんだけど、リファレンスデザインとプレッドポードの提供、ラズパイもどきの開発ボードなど、まぁとにかくお手軽に始められます、一つからでも売ります的で、アマチュアには嬉しい限りだ。

  しかし、量産する製品への展開としては、コスト高になるし、機能も冗長になる。この辺りが、知り合いの組み込み系ハード屋さんも言ってるけど、なんちゃってメーカーズから脱するのに乗り越えないといけない大きな谷だ。

  それにしても、周りをみてると、技術屋が自らの仕事の領域を、決めてしまい、深く追求しない傾向があるような気がする。

  たとえば、半導体やマイコンのような部品が動かない、わからない時にその一次情報を探らない人がいる。 やれ、そこはソフト側でとか、やれそこはハード側でとか、それはSDKがとかで、自己正当化をする似非技術屋が多い気がする。

  今日もとある認証プログラムについて、結局のところベンダーが提供するサポートリソースには、ちゃんと存在しているのに....という事があった。

  大規模なシステムならともかく、マイコン一つ程度の製品なんて、ソフト屋もハード屋もないだろうが、一人でやれよと言いたくなるのは、年寄りなんだろうか...


2015-09-09 センサーは千差万別

_ [仕事] センサーは千差万別

  EverySenseのビジネスとEveryStampのことが、IoTデータの「出会い系サイト」? なんていう、キャッチーなタイトルで記事になった。

  たしかに、僕はEverySenseの話しをする時に、「俗な言い方をすれば、まぁ情報の出会い系サイトみたいなもんです」という説明をしている。だから、この記事は、とても正しい。

  それにしても、昔モバイルインターネットサービスを起業した時には、街角インターネットという言葉を、メディアが書いてくれた。今回は、この前のEveryStampの紹介記事では、IoTお試しキットだったし、今回は出会い系ということで、なかなかに記者さんのコピーライターぶりは素晴らしい。もっとも、一方では、なんでも光ファィバー並という陳腐な例えしかしない人もいるけど....

  ところで、EveryStampの記事が発表されてから、こんなセンサーは対応できないだろうか? とか、こんな用途で使え無いだろうかという、案件ベースの問い合わせを頂くようになった。

  僕らが目指しているのは、中立なIoTのマーケットプレイスなので、センサー種別や用途を特定しない。また、とうぜんながら、サービスアウトとプロダクトアウトで、このマーケットプレイスを支えたいので、こういう個別の案件にも、可能な限り応えていくつもりだ。

  というわけで、せっかくだから100種類のセンサー、100箇所以上の場所、100人以上の参加者による、大規模センサーネットの相互接続実験を産学官で進めようと思うに至った。

  近々に、詳細を発表するので、興味のある方を連絡ください。


2015-09-10 温故知新

_ [仕事] 温故知新

  I visited a company who is developing several leading-edge products for aerospace such as F-15. The company has a long history and huge experience in this field since 1931.

  On the other hand, we have the innovative idea that is not seized with an established legacy concept. Therefore I am expecting to create new business by the collaboration with them.

  We have a proverb of "OnKoChiShin" it means "try to find a guide into tomorrow by taking lessons from the past", Fortunately it easy to improve our relation because both of us are supported by the same investors.

  Moreover I met my junior school mate who is working for this company by a curious turn of fate. So I am feeling that we may create a new chance.

  In the afternoon took a flight to LA from Narita, and then I had a meeting with my research partners in LA. It was good enough to clear the things to do for my current research project that focusses on the 5G mobile communication.

  I had nice dinner with a friend at Japanese style bistro in Torrance. After I had checked in the hotel, I finished one teleconference call. It is always a long day on the first day in U.S.A..


2015-09-11 Apartment life in Sata Clara

_ [][仕事] Apartment life in Sata Clara

  I headed Santa Clara by the flight and Uber from LAX in this afternoon. Uber is so easy, fast and reasonable.

  I am going to stay at an apartment near the University of Santa Clara until next saturday. This apartment is located in the walking distance from Santa Clara CAL Train Station. It is so clean and enough quiet. And additionally there are a swimming pool and gym inside. Furthermore, the most important is the reasonable price which was offered by my local friend and the owner of this apartment.

  From tomorrow, I will work with an internship student of Japanese university for the development project of EverySense.

  In the daytime, I will share the space of partner's office for the work. I can save a lot of OPEX because most of the required property are given by my business partner. Since I am standing on huge support of my partners, I have to achieve the goal of my mission.

  I am exciting with this new role because it is really innovative and something new for me.


2015-09-12 森の烏賊めし

_ [] 森の烏賊めし

  I picked up the internship student at SFO in the noon. And then we had shared the lunch at Fisherman's wharf.

  This is a typical sightseeing point of the people who came to San Francisco for the first time. Usually I take those people here and the Golden Gate Bridge, but still I am one of visitors too.

  I stopped at a Japanese supermarket on the way to Sata Clara to buy a couple of grocery staffs. It's really amazing that a lot of fresh Japanese food is marketed.

  Especially It is surprising that Mori-no-Ika-Mesh is demonstrated and it was sold. This small Bento is very famous in Japan as a typical Hokaido food. Mori is the name of a small station where is the origin of this Bento box. And Ika Meshi is steamed rice packed in cuttlefish.

  This small topic shows me that so many Japanese are based in this area. Actually, we had Hakata Ramen for the dinner tonight. :-)

  Do you believe that we are wherever?

  Anyway, IEE802 interim meeting has been started in Bangkog today. It is my first absence since I started 802.11 FIA/FILS activities six years ago.

  The IEEE802.11ai is now under the process of sponsor letter of ballot. Therefore we cannot do anything even if we have a meeting.

  I hope all of 802.WG member gets a productive week in Bangkok.


2015-09-13 10miles ride

_ [][MISC] 10miles ride

   I enjoyed 10miles ride at Skyline Ridge Open Space Preserve today. My partner is Bella who has the Arab attitude but with the quarter horse sense.

  She was so fast and good response, the cantering on the top of the skyline is definitely refreshing.

  Unfortunately sky is not clear today then I could not see the ocean but I could see the San Francisco Bay from top of the park.

  We shared steak for dinner at Mortons to charge the energy for the hard business week.

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2015-09-14 Miso soup @ BayArea

_ [] Miso soup @ BayArea

  I cooked typical Japanese breakfast for the start of week. The Miso soup was made by my home made miso. Also I carefully chose the items such as water, hondashi and tofu. Therefore, the taste of miso soup is completely same as usually cooked in Japan except one item.

  However the Daikon (Japanese radish) is so different

There is poorly water in comparison with the Japanese one. So it seems a lack of freshness.

The KoshiHikari rice that cooked by Yukihira-Nabe is definitely tasty even if it had a little of the OKOGE.

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2015-09-15 Both side now

_ [仕事] Both side now

  I had discussion about policy and style of venture capital with a staff of partner company. He is working with an american venture capital. He said that most of Japanese venture capital does not understand the essence of the investment. However, I heard a totally reverse opinion of Japanese venture capital before.

  Moreover I heard different opinion about management of overseas office.

  I know that anyone has various opinions. Therefore I guess that both opinions are correct for each viewpoint. However, it is different to insist on one's faith and to criticize others.

  I may respect a claim than a lot of criticism if I have to support one of different two opinions. Fortunately, today's two examples were the topics that I could resign myself. Therefore I studied that it is important that I observed things from the both sides.

  That's why I am hearing music of famous "Both sides now".

_ [] Magic Parking

  The parking space for the visitor at the apartment where I stay is so magic. There are two types of parking lots of for resident and for visitor.

I have to park my car at the space for visitor, but it always full when I returned. However, once I go around the parking area, I could find one space of guest.

  It's not only today, it was the same on all of the last 3 days. Of course, I never missed the empty space at the first round.

  Is this my good luck or some of magic?


2015-09-16 Traffic jam at Silicon Valley

_ [仕事][電波] TGai SB has been closed

  The Sponsor Ballot of 802.11ai D6.0 has been closed. In the result of the LB, we received 760 comments that we have to solve. This week I skipped the 802 wireless interim, but we have to resume our teleconference on next Thuesday.

  So the hard working days came back again..:-)

_ [] Traffic jam at Silicon Valley

  By the way, I was not troubled by a traffic jam in the last couple of days. Actually today I had round trip drive to San Mateo by HW101 for the meeting with a customer, but it only took 30min. It is so far from my expectation even if I can use the car pool.

  Usually the traffic jam in Silicon Valley is so hard and I never hear that it has been resolved. Therefore it seems purely cause by luck that may be given by my everyday's act.

  Usually we say this "Higoro no Okonai" :-)


2015-09-17 Echosystem is the advantage of Silicon Valley

_ [仕事] Echosystem is the advantage of Silicon Valley

  In the morning, I had a good discussion with industrial designer team. This team has an awesome track records in the recent IT product domain. (most of their designed product are listed in the top 100 successful product)

  Honestly I am satisfied with the design of EveryStamp that they provided. They not only provide an industrial design, but also provide the total strategic plan by marketing point of view. Now I am preparing for the next phase of EverySense that more focus on US market.

  Today, I got an aggressive suggestion by the C.E.O. of this designer team. That is definitely the solution that I am trying to find.

  I think this is an achievement of the ecosystem given by the advantage of Silicon Valley


2015-09-18 Chip vendor's tech support

_ [仕事] Chip vendor's tech support

  I had started my electronics design business for the consumer product in 1983. At that time, the main product was Radio and Cassette Tape Recorder. One of my designed products was sold over a couple of million.

  1983 is the times when a microcomputer has begun to be embedded in consumer product for the UI In the case of Cassette Tape Recorder, it was used to control the tape driving instead of a mechanical component. Since this time, I wrote many codes of microcomputer that are called embedded system today. Hence I know that direct communication with the technology support of the chip vendor is very important.

  The open platform such as Raspberry-PI simplified the plot typing of electronic product drastically today. However, some of engineers do not have a chance to understand more about the details of the target chip. If someone wants to make a really innovative product, something different to improve the performance of hardware is required. That time, the direct support of the chip vendor becomes useful.

  Today I had to meet with the technical support team of one of the main component that is incorporated in EveryStamp. In this meeting, I realized the importance of the tech supports again.

  Actually in the case of developing my first cutting edge product that is Spread Spectrum Radio in 1993, I started the project by visiting the company of base band processor in Silicon Valley.

  This is quite different of business culture between Silicon Valley and Japan. In case of Japan it is so difficult to contact right person of chip vender, Usually we only have the chance to meet an engineer who does not fully understand in deep end of the chip.

  For a startup company, it is not easy to contact the chip vender without concrete plan of mass production even if it is a sales person.

  From my personal experience, I know that always the door is opened for innovative people who have respect all of partners resources in Silicon Valley.


2015-09-19 Natural Horsemanship

_ [MISC] Natural Horsemanship

  Before leaving the BayArea, I had class of horseback riding by Becky Hart who is the 3rd time champion of WEC (World Endurance Cup) at Horse Gate ranch this morning. This is the second time for me to have lessons from her.

  Today I had class with natural horsemanship style which I have not experienced before. In the natural horsemanship we do not use typical reins. Not only the equipment, all of artificial aid that make pressure to horse are minimized.

  To make a turn, at the corner I do not make a signal by legs. When I want to start the trot, I only put my legs to the horse with breathing out. Only as for 1/12 degrees, I twist the upper part of the body in the line without changing the center. And I can recognize that my center of gravity moves approximately only 1/2 inches on the saddle.

  I think the basic concept of horsemanship is the same even if the name of the method is different. So it is really important that I have to keep the harmonization with horse to share the comfortable riding to both of human and horse.

  I have been training with WingTempoo who is my house recently. He is so strong and his trotting is fast and not easy to collect the steps. The trotting speed of Angel who is the partner of today's lesson was not so fast. It is also a good experience for me to ride on a different horse in a different arena.

  Honestly I did not expect to get such a big impressive lesson before. However, it is really my satisfaction to have this chance even if it is only 1 hour lesson.

  After getting back to the apartment in Santa Clara, I had one meeting with my partner, then I left USA to Europe for the another project meeting.

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2015-09-20 October Fest @ Munich

_ [] October Fest @ Munich

  EUとの共同研究RAPIDの全体会合のために、ミュンヘンに移動。事前になにも情報をもっていなかったのだけど、なんと今日からOctber Festがはじまると知人のFaceBook投稿で知った。しかも、その知人も、今日は三時間かけてミュンヘンに来るという。ホテルにチェックインしたあとに、なんとか合流しようとおもったけど、彼はもう帰る時間だったので、とりあえず中央駅で挨拶だけ。そのあと、夕方にミュンヘンに到着した研究仲間と三人で、 October Festの会場に行く。

  正直、もう飽きられるほど盛大。メインのストリートの両側に、たくさんの大きなビアホール(とても仮設とは思えない)があって、中には多分数千人が入ってる。それが、何件もあり、それぞれが大騒ぎなわけだ。

  どのテントも、ポックス席などは、事前に予約らしいけど、フリーの席は、自由に席にいって、その席毎にいる担当にビールを注文して、CODで支払い。ジョッキは、1リッターのものだけで、価格は11EUR。

  僕らが入った時には、7時過ぎでえらく盛り上がってるタイミングたったのか、ほぼ全員が椅子の上に立って踊ってる状態。とうぜん、中にはテーブルの上で踊ってる人もいる。面白いことに、演目は結構アメリカンなポップ、ロック、カントリーというのは、敗戦国の悲しいとこなのか....

  外の通りには、観覧車とかフリーフォールなどの遊戯アトラクションや、ソーセージなどの夜店も沢山でていて、お腹が空いたらそこで食べて戻る感じ。それにしても、2週間の開催期間中の入場者数が700万人とのことで、はたしてどんだけビールが消費されるんだか...

  ここに来てる多くの人は、男女を問わず伝統的な民族衣装を着ている人が圧倒的に多くて、まぁ日本で言えば浴衣と着流しみたいなもんだ。しかし、いままでゲルマンの女の子は、綺麗という感じの子はいても、総じて僕的には剛なイメーシだったのに、ディアンドルを着ている女の子は、可愛いいというのを初めて知った。

  遅い便で到着した研究仲間も合流して、最後にもう一杯のんで解散。いやー、予定していなかったけど、これは本当に一度来る価値がある。

  ブログの言語切り替えにドイツ語がないので、ドイツにいても日本語になってしまう。これは、なんともならんかな。

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2015-09-21 Rohde & Schwarz

_ [仕事][電波] Rohde & Schwarz

  今日は、朝からRohde & Schwarz社を訪問して、関係する測定機器のデモや最新のミリ波関連製品の紹介を受けた上で、RAPIDのブリーフィングなども行う。

  Rohde & Schwarzは、無線通信の技術屋が羨望の眼差しでみちゃう、測定器の大御所。Dr.Rohde とDr.Schwarzという二人の博士によって1933年に設立された会社で、いまも未公開で創業者の一族が株式の多数を所有し、無借金経営だそうだ。また、社員の平均勤続年数が20年以上で、ともて家族的な、古き良き日本の会社と同じような体質だそうだ。

  測定器といえば、かつて、テクトロニクスとHPという二大巨頭が米国にあったが、ともに事業再編、分社を繰り替えして、いまや名前が変わってしまっている。

  HPは、William HewlettとDavid Packardの二人が創業し、その経営スタイルは、Hewlett wayとして名を馳せた。もちろん、いまも複合体とし巨大企業ではあるが、同様な生い立ちをもつR&Sとは、随分と違う現在がある。

  今日は、ちょっと公開できない新製品の写真なども撮らせていただいたのだが、彼らの基本的な製品の設計思想は、製品分野に関わらず不変的に思う。僕がかつて、ジェネラルカバーレッジの受信機を設計してい頃は、R&Sのプロ用の受信機は、お手本であり目標でもあった。 そんな僕の個人的な視点だけど、R&Sの製品は、とにかく原理、原則に忠実で、あまり特殊な回路構成やトリック的補正技術を使うのではなく、個々の要素部品の特性を徹底追及している感じがする。

  R&Sのゲスト用レストランで昼食をいただいたあと、デュッセルドルフ経由で、今日の宿泊先となるデュイスブルグに移動。夜は、市内の再開発された地域で、今回の日本側の参加者9名全員が揃って初会食となった。明日は、ヨーロッバ側のチームも合流することになる。

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2015-09-22 Duisbrug

_ [仕事][] Duisbrug

  今日から欧州との共同研究の本会議で、University of Duisburgを訪問。 Duisburgの駅から15分くらいの街中にあり、古いレンガ造りの建物と近代的な建物が混在するキャンパスは、日本の国立大学と同じ。

  昼は、大学の学食だったのだが、こちらのメニューは、4種類くらいで、サラダバーなどと組み合わせても、結構シンプルだ。こういう点に関して言えば、あきらかに日本の大学に軍配があがるけど、まぁそれは本質ではないな。

  今回の共同研究は、日本側が6組織、欧州側が5組織が参加していて、日本からは9人が来欧している。この9人というのが、なかなかに移動のときに、微妙だったりする。 ドイツでは、当たり前ようにタクシーは、メルセデスベンツなのだが、セダンタイプだと4人しか乗れないから、3台必要になるる。 タクシー乗り場には、ランダムに5人乗れるバンタイプや、ワゴンタイプもいるので、これらのタクシーがあれば2台で済む。 そして、ドイツのタクシー乗り場では、順番的に先頭のタクシードライバーに人数をいうと、後ろの方にいるバンタイプのドライバなどと調整してくれる。こういう気配りというか親切な対応は、アジアの国とかだとあまりなくて、こちらの都合に関係なく3台のタクシーに乗ることになるだろう。

  夜は、昨夜と同じ運河沿いのレストランで日欧揃っての会食。昨夜の帰途に、ホテルからレストランが近いことが判明したので、今日は徒歩で移動。 ホテルの隣には、オペラハウスがあり、街並みも中々に風情がある。

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2015-09-23 Strait of Dover

_ [仕事][] Strait of Dover

  昨日に続いて、昼過ぎまではUniversity of Duisbrugでの会議。今日は、こちらで行われている関連研究も一通り実験現場で見せてもらった。そのあと、クリーンルームなどの研究施設を一通り見学させてもらい終了。

  夕方、全員でDüsseldorfに移動し、そこから空路で次の目的地である英国のCanterburyへと向かう。つまり、ドバー海峡を渡るわけだけど、僕は随分前にパリから日帰りでロンドンに行った時には、ユーロスターで海底トンネルだったので、空路で渡るのは初めてかもしれない。グレンミラーみたいに落ちることもなく、予定どおりにロンドンCityに到着し、そこからは車で移動。

  今回のプロジェクトのリーダーから聞いてたけど、Canterburyというのは、本当にこじんまりとした歴史的な街並みで、とても味わい深い。生憎と全員がホテルに入ったのは、かなり遅い時間だったので、遅めの食事を小洒落たイタリアンレストランでとったあと、折角なのでホテルのバーでシングルモルトを一杯。

  今回のホテルは、この街ではそこそこに大きいほうらしいけど、それでもブティブティックホテルといった感じで、調度品もなかなかに素敵だ。部屋は、3階の屋根裏部屋で、バスタブもしっかりあって嬉しい。

  場合によっては、一泊で最終日はロンドン市内に移動しようかと思ったけど、なかなかに素敵なので予定どおり2泊することにした。

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2015-09-24 Canterbury

_ [仕事][電波] Canterbury

  今日は朝から、デュイスブルグについで、日欧共同研究の全体会議をケント大学で開催。ケント大学は、比較的新しく、今年で創立50年とのこと。Canterburyの街から丘陵を上がった高台にあるキャンパスは、芸術と技術の融合ということで、全体的には、かなりオサレな感じだ。

  一通り日欧の各研究分担者の発表のあとは、プロジェクトに近い研究をしているこちらの研究者の発表や研究室なども見学させていただき、夕方6時頃に終了。ちょうど、校舎をでたら小雨模様の空に虹がかかっていた。

  駅で明日のヒースロー行きのチケットをピックアップし、宿に荷物を置いたあとは、市街の運河沿いにあるレストランで懇親会。Canterburyの街は、中世の城塞都市で、多くの歴史的建物が残って、とても素敵な街並みだ。今夜のレストランも、古い建物をそのまま使っている。

  宿泊しているホテルは、昨日も書いたけどなかなかに素敵で、今朝部屋の窓から見た景色は、きっと若い人だったらハリーポッターのイメージだろう。 僕的には、すぐに思い浮かんだのは、マイフェアレディだけど、あれはロンドンの下町のコックニーだし、やはり煙突が並んでいる屋根越しの景色は、メリーポピンズっていう感じだ。

  夜の懇親会のあとは、ケント大学の先生の案内で、市街のパブで二次会。ところが、今夜は新学期の始まり時期で、日本でいう新歓のイベントらしく、市街にはものすごい数の学生がどんちゃん騒ぎ状態。ミュンヘンのオクトーバーフェスタといい、ここといい、まぁどこの国もお酒で盛り上がるのは一緒なんだね。

  明日は、早朝に列車でヒースローに行くので、ちょっと早めに中座してホテルに戻って、素直に就寝。

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2015-09-25 LHR-HEL-NRT

_ [仕事][] LHR-HEL-NRT

  早朝にCanterburyをでで、電車でヒースローまで移動。定刻通りの運行だったので、十分に余裕をもって空港に到着。ヒースロー空港のトランジットの時のセキュリティチェックは、とにかく時間がかかるので嫌いなんだけど、時間のせいなのか、今朝はまったくあっさりだった。

  とりあえず、空港の売店でKilchomanのCoull Pointを試飲して、購入。新しい蒸留所で、4年とか5年のバッティングだそうだ。

  帰りはヘルシンキ経由で、Fin Airに乗り換えなんだけど、乗り換え時間が50分というのは、なかなかに荷物の行方が気になる旅程。ロンドからの便が15分くらい早着したために、ターミナル行きのバスを待つことしばしで、結局定刻と変わらんじゃん。

  ヘルシンキの乗り換えは、パスポートコントロールもセキュリティチェックもないので、ここでもLaphroaig の免税店向けPX Cask 1000mlを購入してしまった。

  今回は、NRT-LAX-SFO-LHR-MUC-DUS-LCY+LHR-HEL-NRTと回ったので、ちょっと疲れた。

  


2015-09-26 帰国風呂

_ [] 帰国風呂

  予定どおりに朝9時前に成田に帰国。スカイライナーと山手線で、新宿に出て、昼食用の駅弁を買ってかいじ号に乗車。とてもスムーズに移動できたので、予定よりかなり早めに山梨の家に帰宅できると喜んでいたら....

  山梨の家の鍵を持っている家族から、今日は東京に来ているので、帰宅するのは夜になるとのショートメールが入ってきた。僕も、いつもは鍵を持ち歩いてるのだけど、今回の出張前に鍵を忘れてしまったため鍵を持っていない。つまりは、このまま帰っても、家には入れないというわけだ。とりあえず、なるべく早く帰ってきてくれるように、家族に伝えて、山梨で時間を潰すことになった。

  ちょうど良いので、まずは床屋に寄って散髪し、明日使う予定の証明書用写真を撮影したりしたけど、まだ時間がある。ということで、近くのスーパーで安いタオルを買って、家の近くのたかねの湯で一風呂。

  今回の出張中は、欧州も含めてずっとパスタブがあったので、時間のゆるす限りお湯を張って浸かったのだけど、やはり入浴剤と天然温泉では、まったく違う。おかげで、時差ボケも疲れも、かなり解消された。

  家にもどって、車の中からWi-Fiを接続して、メールの処理をしていたら、そんなに待たずに家族が帰ってきてくれた。


2015-09-27 出稽古

_ [MISC] 出稽古

  今朝は、とりあえず三週間ぶりの畑。出張前に一部選定して追肥をしていおいたのと、雨が功をなしたのか、秋茄子がそれなりに収穫できた。その他、モロッコインゲン、ミニトマト、ピーマンなども、最後の収穫がそれなりにできた。それにしても、以前は9月の中旬には、大根、白菜、野沢菜をそれなりに作っていたのだけど、去年からは日程的に厳しくて秋野菜を諦めているのが、少し寂しい。

  畑からもどった後は、まず明野のSunnyで一鞍。今日は、検定に向けて、いつもの相方ではないベテランの牝馬で練習。スビードも性格もまったく違うので、かなり戸惑う。その後、昼前に明野を出発して、茅ヶ岳の反対側の甲斐市にあるノースランドライディングクラブに伺う。実は、今日の目的は、こちらで全国乗馬倶楽部振興協会の三級の検定を受ける事。

  しかし、はじめての馬場で、はじめての馬ということで、不安だらけ。しかも、今朝練習したとはいえ、その前は一月以上練習をしていなかった。学科の方も、出張先で今日の日程を聞いたので、教本をなんとかスキャンデータでみれたものの、まったく勉強する時間がなかったという、超ぶっつけ本番。

  最初、クォーターホースのBlackJack号をお借りして、すこしウォーミングアップしたのだけど、この馬はかなり微妙なバランスが必要で、難しくてとても検定経路をスムーズに運動できそうもない。ということで、サラブレッドのノースリバー号をお借りして、再びウォーミングアップ。こちらは、それなりに動いてくれるので、そのまま検定をスタート。

  やはり、いつもと勝手が違うので、正直かなり厳しい感じだけど、一通りの経路運動を終了。あとは、二週間後くらいの結果通知を待つことになるけど、果たしてどうなることやら。

  ノースラインディングクラブの皆様、サニーの皆さま、本日は大変お世話になりました。

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2015-09-28 M1

_ [MISC] M1

  いまの会社の事務所は、外苑前の駅から神宮球場に向かう道沿いにある。というわけで、セリーグの優勝をの間近に控えた今日などは、会社の前の道は、長蛇の列が続いてる。

  僕は、1977年くらいからスワローズファンなので、本当は神宮にも行きたいし、スワローズネタをツィートしたりしたいんだけど、ここ数年はいつも開幕一ヶ月くらいまでがビークで、あとはショボーンになった。

  というわけで、今シーズンはとにかく我慢をして、いままでスワローズネタは、一切触れないできた。でも、さすがにM1になったのだから、もうちょっとは書いちゃう。 今年のスワローズは、強いな、山田凄いな、優勝しちゃうなってね。


2015-09-29 恣意的な脱法行為

_ [仕事] 恣意的な脱法行為

  とあるベンチャーが技術基準適合証明を取得していない製品を出荷して回収するというニュースがあった。 それなりに注目されて、いくつかの家電製品を矢継ぎ早にリリースして話題になっていた企業の、あまりな行為に正直驚いた。

  標準化、モジュール化、グローバルな分業、EMSの拡大などで、昔にくらべたら、それっぽい製品を作る事が、とても簡単になった。OEM/ODMによる製品調達も、アリババの成功からもわかるように、昔とは比較にならないほど、簡単だ。また、輸入などにかかる業務も決済も、オンラインで、LC決済や、船荷証券の買取なんてのは、とんと聞かなくなった。

  しかし、だからといって、製品を市場に、お客様に提供するという業務における、法令遵守や品質保証などが簡易になったわけではない。ところが、どうも、こういう部分をないがしろにして、なんちゃってものつくり、メーカーズ気取りの輩が跋扈していて、困ったもんだと見ちゃうのは、歳のせいだろうか?

  それにしても、これでまた勘違いした輩が、技適なんて規制緩和しろとかいう事を言い出すかなと思ったら、案の定そんな書き込みがネットに散見する。なかには、外国人の持ち込み機器の使用を認めるんだから、技適なんて無くて良いという呆れ果てたことを書いてるのもある。

  日本以外の国でも技適と同等の制度はあり、それらを取得しているものの使用を、国内でも認めるという話と、技適を無くすという話は、まったく次元が違う話だ。技適をなくしたら、日本ではどんな電波も出し放題になってしまうわけだ。

  この辺りの事は、以前に無線LANのグローバル化と規制緩和 という記事を、アゴラに投稿したけど、こういう基本的な事をもっと啓蒙すべきだろうな。

  それにしても、くだんの技適取れていない製品を出荷した会社や、その周辺にはメーカー経験者はいないのだろうか? なんちゃってメーカーズの人は、たぶん自分の製品が顧客の元で火噴いたらどうしようなんて、考えていないのかもしれない。 しかし、VWと違って、そんな事故起こしたら、一瞬で会社は飛ぶだろうし、PL保険とかも入ってなかったら、消費者はきっと保護されないだろうな。


2015-09-30 協業のスピード

_ [仕事] 協業のスピード

  今日は、EverySense,Incの想定していた利用顧客業態の会社と打ち合わせ。同社は、EveryStampの報道記事をみて、コンタクトをいただいたのだが、とても対応が早い。初めてお会いしてから、常に次回をきちんと決める打ち合わせをしてくれるので、課題がクリアになり、こちらとしてもとてもありがたい。

  EverySenseに限らず、様々な会社と話を聞きたいとか、協業検討したいという嬉しいアプローチはあるのだが、会社によって本当にスピード感が違う。まぁ、とりあえず、NDAをと言いながら、NDAを締結するまでに、一ヶ月以上かかるとこもある。しかも、その内容の調整で時間がかかるのではなく、単純になかなか雛形が送られてこなかったりするのもある。

  以前に、Wi-Fiサービスを検討したいということで、コンタクトのあった某ISPは、NDAを締結するにあたって、定款を出してくれと言ってきた。まぁ、その担当は旧知だったので定款をおくり、業務の見積もりを要請されたので提出したのだが、そのまま音信不通になった。当該業務が中止または他の業者へと変わったのだとしたら、その旨を通知し、定款などは返送するのが常識的だと思うのだが、この会社はそんなことも一切ない。上場していた大手ISPでこういうことをする会社って、ともてコンプライアンスが守られるとは思えないのて、二度とお付き合いしたくないリストに入れた。

  話しを聞かせてください、何か一緒にできませんか、なにかやりましょうから、数ヶ月たっても具体的なアクションや、相手に対するメリットを提案できないところって、結局自分のとこの都合しか考えていないということだろうから、最近はひっそりとスルーすることにしている。


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