トップ 最新 追記

Mano Blog

Health | MISC | NPO | PC | インターネット | 仕事 | | 電波 |

2016-08-01 非常勤講師の処遇

_ [仕事] 非常勤講師の処遇

  非常勤講師として受け持っているベンッチャー経営論の講義も、今日で終了。この講義は、工学部四年生を対象して、前期15コマの講義。

  とあるご縁から、この講義を四年前から受け持っているのだが、諸般の事情により来年度以降の継続は、厳しいかと考えている。大学の非常勤講師といっても、集中講義ではなく毎週一回を15コマ行い休講の場合には補講もする。当然、単位の認定もするので、試験もあり、試験問題の作成も採点も、成績管理もある。

  しかし、これをどなたかに引き継ぎたいと思っても、正直なかなかきびい。というのは、講師料は講義の時間である1.5時間x15コマしか支払われず、試験の問題やら採点やら、通勤時間などは含まれない。

  このため、地元の人とか、大学で他の講義や業務を持っている人ならともかく、この講義だけをお願いするとなると、処遇としてはかなり厳しいことになる。このような事情だから、他の人を探すといっても、なかなか堂々とお願いしづらい点もあって、正直困っているわけだ。

  今日は、とあるご縁で某私大で色々と起業支援などもされている方をご紹介いただき、講義の見学をいただいた。たまたま、このかたの弟さんとは、私自身が懇意だったりするのだが。やはり処遇だけを考えるとお願いをすることが心苦しい。

  内容や講義の趣旨については、ご賛同いただける点も多々あるのだが、だからといってご好意だけにすがるわけにもいかない。

  というわけで、遠路はるばる見学に来ていただいたものの、なにか他の仕組みと合わせて、報える方法がないかを考えようと思っているのだが、このあたり地方の大学のつらいところかもしれない。

  しかし、大学ってどこもこんなのなんだろうか? もしそうだとすると、あまりに民間というか一般社会とかけ離れている。この前も、とある学会の招待講演者に対する掲載料徴収の件で、唖然とさせられたけど、とかく学術界って世間ずれしすぎてるのかな...


2016-08-02 特定要素技術原理主義に気をつけろ

_ [仕事][電波] 特定技術原理主義に気をつけろ

  Low PowerLong Rangeな通信回線として、Sub1Gと言われる900MHzなどの無線技術を使った、サービスも製品もいろいろと出揃ってきた。

  しかし、面白いのは、例によってセールストークしてる人達の、電波無知ぶりだ。曰く、他の方式よりもxxKm以上飛ぶとか、非見通しでも問題ないとか... とにかく、オールマイティに良いこと尽くめというお話がまかり通っている。

  いつもののことだけど、電波に魔法の技術はないし、シャノン定理を覆す話しも、エネルギー保存則を無視できるなにかも存在しない。さらに、これに加えて、破られないセキュリティなんてのも、最近は付加されてくる。

 そして、こういう特定要素技術原理主義な人は、世界のすべてがその方式になると宣う。典型的なのは、メッシュネットワークでどこまでもみたいな話しもある。

  いま流行りのIoTとかに至っては、すべてのセンサーがグローバルリーチする前提というのも多い。世の中には階層というのがあるし、重み付けもあるのに....とうんざりさせられることが多い。

  そういえば、前職の時には、ネットワーク屋でも、L3不要で、すべてはL2で的な話しをする人が良くいたことが思い出さされる。システム設計というはの、適材適所、対障害性とか運営性とかが重要なんだけど、特定要素技術原理主義の人には、システム的思考は存在しないことが多いわけだ。


2016-08-03 風情と効率

_ [MISC] 風情と効率

  午前中に霞ヶ関で打ち合わせをしたあと秋葉原方面にいくので、途中の人形町の某老舗で親子丼。思い出せないくらい久しぶりに来たのだが、あいかわずに早めの時間でも、それなりに並んでいる。

  しかし、夜のコースとは違って、昼間はとにかく効率重視な運営のようで、どうも今ひとつ味気ない。味気ないのは料理ではないし、まぁ昼飯なんてこんなもんだろうと思うけど、少しだけ寂しい気がするのは、歳のせいだろうか?

  それにしても、人形町界隈は、相変わらず人も多いし賑やかだなぁ。


2016-08-04 Not seeing the wood for the trees.

_ [仕事] Not seeing the wood for the trees.

  IoT関係で、昨年あたりから業界団体の仕事をご一緒している方に、EverySenseの説明。もともと、世界最大手のネットワーク機器ベンダーの重職にいた方で、その仕事の時にも面識はあった。業界団体で顔を合わせ、議論をするようになって久しいが、個別の話しとして自社の事を説明するのは初めだった。

  しかし、さすがにインータネット業界で、相応なポジションにいた方だけあって、実に話しが早い。EverySenseの紹介をすると、得てしてとても細かいところに固執してしまう方が多いのだが、あっとい間に本質を見抜いてくれる。その上、派生的に取り組んでいる業務については、それらが必要ではあるが、本質ではないことを、明確に区分けして捉えて意見をしてくれる。

  なにより、話しをして頼もしいのは、こちらの考えに対して、自身のもつ知見やコミュニティーの情報から、適切な分析と整理をした上で、建設的な提案をいただけることだ。

  彼は、いまVCの業務にも関係しているのだが、こういう技術というかビジネスの本質を見抜いてくれる方がいるところと、ぜひ組みたいと切に願う。

  結構、VCの技術わかってます的な人も、木を見て森を見ずの人が多いのだが、久しぶりにちゃんと森と木の区別し、俯瞰できる人と話しができた。


2016-08-05 イノベーションと制度設計

_ [仕事] イノベーションと制度設計

  今日の午前中は、霞ヶ関で改めてEverySenseなお話しをさせてもらった。EverySenseの取り組みは、既存の社会基盤にはないことなので、どうしてもリーガルリスクも存在する。

  僕がいままで起業して取り組んだ仕事では、いつもこういうことが伴ってきた。最初のスペクトラム拡散の無線機を開発した時には、空中線利得の規制を変えてもらう必要があった。そして、次の公衆無線LANの事業では、諸般の事情から第1種通信事業者として行うことになったけど、当時の事業法では無線LANなんてものを、通信事業者の回線とし、公益特権により基地局展開なてんいうのはいかがなものかとなった。 当時、憲法論まで振りかざした大手さんは、いまや当たり前のように同じことをしているけどね...(おっと、もう時効だよね)

  そして、今度のEverySenseは、規制緩和以前に、初物なりの様々な社会的課題を内包していると思っている。しかし、これらを明確とは言わなくても、ある程度社会的コンセンサスを得られる条件で、健全に推進しないと、結局のところその基盤時代が創生できなくなることを、僕は一番恐れている。

  ベンチャーとしては、こういうのはちょっと気にしすぎで、もっと簡単リーンスタートでいいじゃんとか思う人もいるかもしれないけど、僕は意外とコンサバなのだ。

  そんなわけで、霞ヶ関の方の理解を得ることも重要だ。こういう話しをすると、前例主義と言われる官僚に説明するのは大変でしょと思う人が多いのだが、それはルール確定された世界の手続きなどの話しだ。

  幸いに、今日お会いした数人の官僚の方々は、大局的な考えで政策策定などを捉えており、EverySenseの目指すことの本質を理解していただけたと感じる。

  よく、イノベーションと規制緩和を、対抗軸で評する人がいる。しかし、本当に取り組む事業がイノベーティブであるならば、規制緩和や規制改革だけでなく、規制創出も含めて、制度設計とは、大きく協調する部分があるはずだ。

  公衆無線LANは、それが世の中で認められて今日の環境になるまで、事業を継続できなかったけど、EverySenseでは、時間がかかっても情報流通経済の時代が来ることを信じて進む気持ちを確かにした日だった。


2016-08-06 跛行

_ [MISC] 跛行

  朝、Sunnyの馬場で一鞍。暑さの中、まぁまぁかなという感じで練習を終えて、帰宅したらどうも右膝に違和感がある。この前も、ちょっと痛みがあったことがあったのだけど、今日は痛みといってもさほどでもないと思っていた。

  ところが、時間が経つにつれて、なんたが痛み強くなってきた。普通にしていると、大したことがないんだけど、歩くとやはり痛みがある。膝の関節の横を触ると、確かに痛みが走る。

  というわけで、ちょっと炎症をおこしてるようなので、痛み止めの塗り薬を塗って、しばらく様子をみることにし、とりあえず明日は大事をとって練習もキャンセル。

  馬じゃなくて、自分が跛行してしまった。

  草刈りもしないといけないんだけど、ちょっとこれだと気力がない。


2016-08-07 耕作放棄でも庭で収穫

_ [MISC]耕作放棄

_ [MISC] 耕作放棄でも庭で収穫

  この時期に、まるまる一ヶ月以上畑に行けなかったので、もはや完全に雑草に覆われて、耕作放棄地状態。さすがに、ここまで放置したのは初めてで、残念ながらまともな収穫は望むべくもない。

  その代わりといってはなんだが、庭に植えた生姜は、葉生姜が楽しめる程度には育っていた。というわけで、せっかくなので葉生姜を抜いて、味噌でいただく。

  さほど大きくないけど、ピリッとしっかりした味で、夏の涼を取るのには丁度良い。

  これとは別に、庭のミントも完全に伸び放題で、領土拡大をひたすら続けている。たまにミント水にしたりモヒートにするくらいなのだが、今日は家人がミントシャーベットを作ってくれた。

  結局は、季節物は採れ過ぎずに、適量を旬にというのが一番楽しいわけだと再認識。だからと言って、草刈りしない言い訳にはならいけど...

画像の説明 画像の説明

2016-08-08 各駅停車の旅

_ [][仕事] 各駅停車の旅

  今日は、午前中に上野原で打ち合わせだったので、甲府から各駅停車で移動。打ち合わせ後は、都内に向けて再び中央線での移動。というわけで、まぁなんだかんだ甲府から四ツ谷まで中央線の普通電車で移動したら、モンスターボールがたくさん溜まった。

  一旦、事務所に寄った後、夕方から大手町の某研究機関で打ち合わせ。今日は、知り合いの広告代理店の方にミーテイングに入ってもらった。いままでは、研究系、技系ばかりだったので、やはり違う視座、視点からの意見がとても新鮮で、新しいステップに進める予感満載だった。

  終了後は、この知人と知り合った某Barで一献。味噌屋もたまにはITな話しをするんだぜ.....


2016-08-09 二重化

_ [仕事] 二重化

  受託開発をしているシステムの打ち合わせで、二重化の検討を進めている。システムの冗長性のための二重化っていうのは、いろいろな場面で出くわす課題なのだが、これはなかなかに難しい。

  つまるところ、どのような障害に対して、どのレベルまで二重化するかという要件定義が肝なわけだ。よくあるのは、ネットワークの機器の二重化はするけど、電源は同一系統だよねとか、電源も二重化したけど、建物は一緒じゃんみたいな行き詰まりもある。

  今日の案件では、僕らが担当する信号系統とは、別な制御系統もある。さらには、対象設備が広域に施設されるものだから、設備間のネットワークの二重化などもある。結果として、二重化の組み合わせ要素が膨大になり、とてもこちらの設計範疇だけではカバーしきれない障害範囲もある。

  たまに、こういう打ち合わせになると、あれもダメ、これもダメ的な、理想論で要件定義する人がいる。こういうのは、たいていの場合、自分の責任範囲を如何に減らせるかという思想だったりする。

  幸いに、今日の打ち合わせのクライアントは、そういう一方的な要求ばかりの人ではなく、双方に納得しやすい現実解を示してもらえたので、次のステップにうまく進めそうだ。

  それにしても、二重化で最後にネックになるのは、結局はヒューマンリソースの二重化だったりして....


2016-08-10 Scotch from Speyside

_ [MISC][] Scotch from Speyside

  前職の時の同僚がスコットランドに旅行していることがSNSでわかったので、何かCask Strensを一本買ってきてとお願いしたら、Aberlour A’Bundadhを買ってきてくれた。さらに、お土産にLagavulinのミニボトルとSpeysideの水も頂いた。

  というわけで、引き取りをかねて、久しぶりに五反田の居酒屋で、前職の時の同僚数人と一献。おのずと、いまの状況や人の異動なんて話題になるが、まぁ聞いてどうなるものでもない。それでも、元々合流する前からの部下もいるし、前職で部下だった人達もいるので、その状況は気にはなる。まぁ、ここ数年かなり厳しい状況にあるようだけど、今となってはこれからどう変わっていくのかを、遠くから見守ることしかできない。

  それでも、こうして元同僚や部下と飲みかわせるのは、ある意味幸せなことかもしれないし、そういう機会をくれた前職に感謝なわけだ。


2016-08-11 猫は賢い?

_ [MISC] 猫は賢い?

  世間では、今日は山の日という祝日ならしいのだが、すいません、まったく意識していませんでした。というわけで、まぁ普通に職場に行って、普通に仕事してたんだけど、なんかちょっと損した気がするので、この日記だけどうでも良いことでも書いてみる。もっとも、いつもどうでも良い事しか書いていないけど。

  たまたま、平積みの中から選んだ西加奈子さんの「キリコについて」を読了したので、猫な話し。

  犬派か猫派かと聞かれたら、僕はもう120%まったく躊躇なく犬派だ。僕が生まれた年に、姉が近所の家からもらってきた犬は、13年間我が家で一緒に生活して、天寿を全うした。当時は、リードをつけるとか、放し飼いしちゃいけないとか、あまり言われなかった。だから、朝学校までついてきて、ひとり帰っていく事もあったくらいだった、そんな自由気ままだったのに、ある時保健所の野犬狩りに連れて行かれてしまった。近所の人の目撃情報から姉と母が、慌てて引き取りに行ったのだが、捕獲されている施設では見つからなかった。ところが、数日後に鎖を引きずって、戻ってきたという武勇伝の持ち主だった。

  当時は、しっかりと家族の一員とはいえ、大型の雑種(秋田犬と何かの子)な彼女には、ドッグフードとかじゃなくて、残飯処理担当的な食事ばかり与えれられていたのも、あの時代では普通だった。

  そなこともあり、とにかく僕は、犬派なのだ。

  それなのに、昨今というか、まぁそこそこに昔から、ネットの世界では、猫派による猫ネタの方が、圧倒的に多い。猫なのか”ぬこ”なのかは置いといて、とにかく目に付くのは、猫だ。

  でっ、まぁ結構ミーハーな僕も、最近は猫の写真とか記事をみると、「ありゃ可愛いね」とかいうくらいに猫派度合いも上っていた。でも、この西加奈子さんの「キリコについて」に登場する、ラムセス2世によると、どうもこれはいけないらしい。猫には、「可愛い」ではなくて、 「賢い」という言葉が、褒め言葉らしいのだ。

  というわけで、今年の山の日をもって、僕は素敵な猫をみたら、「ありゃ賢い猫だわ」と褒めることにした。


2016-08-12 農業とIoT

_ [仕事][MISC] 農業とIoT

  今日は、農業ジャーナリストの方の取材を受けた。まぁ、農業とIoTっていうネタは、もう周りにたくさんあるんだけど、どちらかというとあまり農業の実態には迫っていない気がする。

  僕も、自分が田舎に住むまでは、主業農家と副業的農家では、大きな違いがあることを、ちゃんと認知していなかった。もっとも、主業農家の分類で、就農日数が年間60日っていうのは、ちょっと実態にそぐわない分類基準かなとも思うけど、とにかく主業農家というか、大規模な農業法人などはIoT による効率化とか品質管理とかは、かなり期待できるかもしれない。

  しかし、圧倒的に戸数の多い副業的農家は、正直そんなものに縁がないというか、手は出さないだろう。だから、もしIoTだAiだ的な科学政策と農業政策を組み合わせて云々なら、主業農家を中心に、農業法人などの大規模農業にフォーカスするのが合理的な気がする。

  ところが、農業政策、農家支援の裏にある政治的なモチベーションは、圧倒的な数の票田だとすると、圧倒的な数は、副業的農家になるわけだ。この結果、十把一絡げのバラマキ的な政策が横行するのかもしれない。

  そんななか、今日のジャーナリストさんの話では、だいぶ改革は進んでいるし、グローバルな法人の展開の話しなどか垣間みえた。

  もしかしたら、これからの副業的農家の世代交代とともに、本当に農業改革が大きな花を咲かせるかもしれないと感じたものだ。

  混雑を避けて、夕方早めの特急で山梨に戻った。


2016-08-13 ピーマン系は強い

_ [MISC] ピーマン系は強い

  朝は、膝の痛みが和らいだので、15kmほど相方と練習。暑いので、負荷をかけるというよりは、いつもと違う状態での挙動をみることを中心に茅ヶ岳の林道へ。いつも折り返す場所で、今日はあえて折り返さずに、その先へ進めてみた。案の定、最初は少し戸惑い気味だったけど、林道のなかではそれなりに速歩で一定ペース。しかし、舗装路にでて並み足で進めると、雨水処理ようのドレンチがあるたびに、ちょっと物見をする。それでも、まぁ固まることはなく、再び林道に入ると、普通に速歩のペース配分も順調。

  途中で、今度は復路ではなく、別な経路へと入ると、一瞬たじろいだものの、それなりに一定のペースを保ってくれた。エンデュランスでは、なにかといつもとは違う場面に出くわすのだろうから、こういう想定外の状況でのコミュニケーションをどうとるかは、こちらも場数を踏んでおきたいので、よい勉強になった。

  クラブハウスにもどったあと、洗ってあげたら、顔に水がかかってもいつもより気持ち良さそうにしている感じなのは、僕の欲目かしらん。帰りに明野のりんご園が早生の品種を早くも売り出していたので、暑中見舞い代わりに一篭買って、牧場にもどってプレゼントしておいた。

  昼食後は、久しぶりに耕作放棄状態の畑の草刈。もう獣害でやられてるのと、草に負けてるので収穫どこではない。それでも、ピーマンとオクラとシシトウがそれなりで、その強さにびっくり。ナスは、花は咲いてるものの結実はなく、トマトは見事に獣に食い荒らされている状態だった。

  いつものように、たかねの湯で汗を流して、せっかくなのでピーマンで青椒肉絲で夕食。食後に、先日入手したAbelourのカスクトレングスと、香港で買ってきたArdbeqで一人TGub。さすがに、60.9%もあると、鑞付けしてあるボトルトップを開詮した途端に、もわっと揮発するのがわかる。いや、しかし美味しいは、これ。

画像の説明 画像の説明

2016-08-14 逆帰省?

_ [MISC] 逆帰省?

  久しぶりに、朝から庭の草刈り。それにしても、雑草の伸びる速さには呆れる。

  それでも、なんとか夕方前には終了したので、温泉で汗を流してから、甲府に移動して、夜の特急にで東京に戻る。世の中は夏休みと帰省ターンのピークらしく、昨夜ネットで予約したのだが、夜の八時まで特急の空席がなかったから、逆に時間によゆうができた。

  僕は、東京生まれの東京育ちなので、いわゆる帰省という概念がない。それでも、子供の頃の夏休みは、母の実家である兵庫県明石や大阪の親戚の家で一夏過ごすのが恒例だった。しかし、それも小学校の低学年までだったし、まして社会人になっても田舎に帰るという習慣が、いまひとつ分からなかった。

  しかし、まぁ今日なんかは、なんとなく帰省ターンの雰囲気を味わえて、田舎に帰ってました風な顔をして、特急に乗っていたのだが、その割にはお土産とかもないから、板についてないのがちょっとね。

  最近は、日本が連休とか休みの時は、海外で仕事モードだったのだが、今年は想定外の予定を組み入れられてしまった関係で、どこもに出ないで済む。以前なら、この時期に、白菜の種を蒔いて育苗を始めたり、秋野菜に向けて畑を耕したりしていたのだが、もう獣害に勝てなくてそれもない。

  というわけで、今年は、夏休みがないので、せめて帰省ターンの列車で雰囲気だけ味わっておくことにした。


2016-08-15 リーダーシップ

_ [仕事][電波] リーダーシップ

  IEEE802.11の標準仕様は、長年たくさんのアメンドメントが策定され、いまや膨大なページ数になっている。各種のアメンドメント(11a,b,g,n,i等々)は、数年毎に一本化のメンテナンス作業が行われている。そして、いま現在はIEEE802.11-16として、別冊になっている11aa,ac,ad,ae,afを一本化する作業が、いよいよ大詰めを迎えている。

  この作業以降に標準化作業を行っている、11ahと11aiは、これの一本化されたドキュメントをベースメントとすることから、この一本化作業が終わらないと、こちらの作業も終わらない。いま、11ahも11aiも、ほぼ仕様が完成しているのだが、まさにこの順序の関係で、シビアな日程調整を迫られている。

  そんななか、いよいよ佳境を迎えたこともあり、今日はワーキンググループのチェアの招集で、三つのタスクグループのチェアとエディタによるテレカンが開催され、細かい日程の最終調整の確認と詰めを行った。

  こうい会議を、適切なタイミングで招集し、明確なミッションと日程を合意させる手腕は、ワーキンググループチェアのリーダーシップの技量そのものであり、その仕切りには実に感心させられる。

  グループウェアで、ガントチャートをみながら、キチッと要所を押さえてくるのだが、こういうやり方は、とてもフェアでありがたい。

  いまのワーキンググループチェアは、自分で各種のツールなどを作って提供して、業務改善もリードしてきたのだから、頭が下がる。

  それにしても、ちょっと愛嬌なのは、コメント解決用のデータベースシステムのコメント番号が、32k以上が付番できなかったのは、ご愛嬌だ。


2016-08-16 As a component

_ [MISC][仕事] As a component

 とある業界で取り扱われる製品群について、クライアントからの依頼で標準化を含めた将来像を検討してみた。この業界で扱う製品群は、用途が異なるものの、その動作原理が同じ仕組みにもとづいていて、ハードウェアの構成も類似している。

  これらの製品群は、歴史的にそのアプリケーション毎に特化したstand-aloneの製品シリーズとして取り扱われてきた。これらの機器では、情報を収集するアナログ・ディジタルの境界の下位部分と、情報を分析・表示する上位部分が密に結合されている。この結果、複数の似たような外観ながら微妙に用途と機能の違う製品を、同じ利用環境に並べて、それぞれを個別に操作するという利用形態が求められている。このため操作が煩雑なだけでなく、機器の設置場所や、電源なども含めた設備の要求要件もそれなり多くなっている。

  しかも、これらの表示する情報は、相互に関係性があり、利用者は統合的に用いるのだから、UI/UX的には、いささか悲しいわけだ。

  そこで、下位部分と上位部分の結合が粗となるような標準を策定し、スタックモデルを整理すると、上位の部分が統合化できるし、複数の下位部分を組み合わせるなんてことも可能となる。

  これは、カーナビ専用機がスマホに変わったように、この業界に限らず大きな流れなのだが、レガシーな業界のために、まだそこに誰も踏み込んでいないようだ。

  というわけで、比較的日本企業が強いこの分野で、国際標準化に提案をすることは、おおきなインパクトがあるかもしれない。

  このような発想は、結局のところ既存システムの解析をして、スタックモデルを整理し、個々の機能モジュールのインタフェイスを明確にするというステップだ。ちょうど、IEEE802.11でも、802.11 as a componentという議論があったけど、それと一緒だ。

  経済学の人たちは、モジュール化という言葉を使うけど、概念的には同じことだろう。こういう風に、ちょっとレガシーな業界で、変わっていないものを見直すというのは、なかなかに面白い仕事なのだ。


2016-08-17 Work Style

_ [仕事][MISC] Work Style

  シリコンバレーで某機関の責任者として駐在されていた知人が、帰日して新しい職場の環境も少し落ち着いたということで、蕎麦屋一献。仕事のスタイルといよりも、ワークライフバランス的な日米の差は、やはりそうとうにインパクトがあるという話しを聞く。

  最近は、ネットでも欧州と日本のバケーションの差とかも話題になっているけど、単純に労働時間の長短の差ではなだろう。とどのつまり、仕事とオフの時のメリハリや、オフの楽しみ方の差なのかなと思うことが多い。実際に、僕の周りにいるアメリカ人なども、基本的にはかなり長時間働いているけど、その分オフの時もしっかりエンジョイしていると思う。

  違いがあるなと思うのは、シリコンバレーなどは、車で30分くらいのところに、多くの自然があり、山にしても海にしても、たくさんのアクティビティが間近にあることかもしれない。

  最近は、日本でも地方都市に住みたいという人が増えているようだけど、こういう面では地方のほうが圧倒的に有利だ。問題は、仕事が都市部に偏りすぎてることなのだが、それはやはり産業セクタが地域に創生できないことが大きな原因かもしれない。

  大学を中心にした学研都市なんていうのは、こういう問題を解決する鍵だったのかもしれないけど、残念ながら日本ではあまり成功事例には見えない。

  結局のところ、ワークスタイルというのは、個々人の問題ではなくて、社会的な共通の課題なのかなと、今日の会食の会話から感じたものだ。


2016-08-18 クライマーズ

_ [MISC] クライマーズ

  EverySenseに先月から加わってくれたスタッフを交えて、マーケティグ側のチームと一献。このスタッフが趣味が登山ということで、登山話にしばし花が咲く。たまたま、もう一人関連会社から参加してくれてる仲間は、奥様が元登山部で、ご自身もかなりあっちこっちに登ってるとのこと。

  僕は、以前は長男の関係で、6年間秩父の三峰から雲取山へのコースを登り、雲取山に一泊していた。あとは、これも昔だけど、富士山の山頂にWEBサーバーを持って行って、無線で地上からアクセスさせようなんてことをしたことがある。

  残念ながら、最近はなんの鍛錬もしていないので、2012年にギリシャのテッサロニキに学会発表で出張した折に、マウントオリンポスに登ったのが森林限界を徒歩で超えた最後だ。車でならハワイ島のマウナケアに日の出を見に行ったけど...

  山梨の家からは、正面に甲斐駒ケ岳が見えるので、いつかは甲斐駒ケ岳に登って、あちらから自宅を眺めたいと常々言っている。EverySenseのシリコンバレーにいるパートナーは、スーパーアウトドア派だし、今回日本側にも二人も山好きが揃ったので、自分も少し体調を整えて、なんとか甲斐駒ケ岳から自宅を見る計画を実践するように、本格的に調整してみよう。


2016-08-19 ご縁

_ [MISC][仕事] ご縁

  シリコンバレーの知人の紹介で、日本のインキュベータの方と面談。なんと、事務所が通りを挟んだ反対側だった。しかも、この方の前職は、わたしも散々一緒に仕事をした会社のため、共通の知人もいたりだった。

  さすがに、インターネット業界の黎明期を知っている人だけに、とても貴重なコメントをもらい、早速に可能性のあるパートナーの紹介をいただいた。紹介いただいた会社も、たまたま間接的に関係者を知っていたりする。こういう、縁の連鎖は、大事に育てたいものだ。

  夕方は、霞が関の某省で行政オープンデータについての意見交換。オープンデータは、ぜひ情報流通市場に無償で提供いただきたいものだ、

  もっとも、すでに無償で提供されているのだから、誰かがボット的にそれを投げれば良いという話もある。でも、それで対価を得てもいいのかは、微妙だな。


2016-08-20 天馬?

_ [MISC] 天馬?

  来月の競技会前の調整で、先週と同じように今朝も茅ヶ岳のコースへ。今日も、いつもとコースを変えて、相方の出方を探ってみた。それでも、今日のコースは、外乗で慣れているのか、素直にコース取りして、物見もしなかった。

  実は、今日はもう一つのケーススタディに挑戦。それは、林道から牧場への帰路となる舗装路まで戻ったところで、Uターンしてもう一度林道を走るということ。

  「はぁ? もう、お仕事終わりでしょうが? どこ行くのさ?」的に戸惑う相方に、ちょっとだけご機嫌とりで道草を食べさせて、なだめ、すかして林道へ。速歩で走り出しても、ちょっと行くと常足で道草狙いをするものの、二・三回、修正させたら、さすがに諦めたというか納得したのか、よいペースに戻った。

  今日は、気温はさほど高くないけど、湿度が高くて、発汗量も多かったこともあったから、相方にはちょっと嫌なパターンだったかもしれない。それでも、実際のエンデュランスでは、ベットチェックのあと次のレグに出るときに嫌がる馬もいるので、こういうシチュエーションは、一度しておきたかった。まったく、同じ事なんて起きないのは百も承知だけど、なんとなく、相方の反応パターンを一つでも多く知っておきたいので、よい練習になった。

  牧場に戻って、いつも使ってるトラッキングアプリでコースを確認しよとしたら、距離とかはそれなりに記録されているのに、位置情報がすごい事になっていた。

  なんと、僕と相方は海を越えて、アメリカの西海岸まで行っていたらしい。さすがに、とても、よく走ってくれる相方だけど、天馬(ペガサス)じゃないんだから、これは無理ってもんです。

  最近、携帯の位置情報とかGPSデータで、いろいろと調べてるのだけど、たまにこういうのが出てくるのが面白い。

画像の説明 画像の説明 画像の説明

2016-08-21 蜂の巣掃除

_ [MISC] 蜂の巣掃除

  久しぶりに朝から家周りの整理。田舎に住んでいると、蜘蛛の巣やら蜂の巣やらが、あっという間に増える。

  今日は、とりあえずススメバチの巣を一つ駆除して、ウッドデッキの蜘蛛の巣を払ってなどしていたら、ウッドデッキにもスズメバチの巣が.... 幸いに、殺虫剤がまだ残っていたので、こちらも駆除。

  しかし、蜂の巣駆除の殺虫剤って、結構なお値段の割に、30秒くらいで無くなっちゃう。今回は、二つとも20cmくらいの巣だったので、間に合ったけど、これ本当に大きな巣になったら手に負えないだろうな。

  あと、地蜂の巣も不思議なもので、一つだけある入り口が、綺麗な円筒になってる。こういう自然界の作る形状は、本当に神秘的な均整感がある。

  明日は、台風の予想のなか津田沼に行かないといけないので、今日のうち東京に戻ることにした。


2016-08-22 長広舌

_ [仕事] 長広舌

  台風接近のなか、津田沼で開催された某学会の某研究会に、招待講演のために出かける。幸いに、余裕をもって出かけたので、雨は酷いものの無事にに会場入り。

  午後は、僕を含めて四人の招待講演で、それぞれ標準化に関係している人たちによる標準化関係の講演となった。プログラムは、各人質疑応答を含めて50分の講演時間と、そのあとに後援者によるバネルディスカッションとなっていた。

  ひとり50分というのは、質疑を10分だとしても、それなりに内容の配分や、訴求ポンイトを明確にして、メリハリをつけないと、聴衆にとっては苦痛になる。工学系の技術ネタなので、往々にして笑いをとったりするものではないけど、それでも何かを伝えたいのであれば、構成や時間配分は、とても重要だ。

  そんななか、今日の講演では、信じられないくらい時間を無視した、長広舌な演者の方がいた。この結果、プログムラムは、一時間近く押してしまい、最後のバネルディスカッションは、30分に短縮となった。それでも、全体のプログラムの終了は、30分以上遅くなったわけだ。しかも、オーディェンスとのディスカッションが想定以上に盛り上がってとかではなく、昔話、自己アビール、自己陶酔でスライドと語り合われてしまったのだから、いただけない。

  その上、今日の場合は、台風の影響で交通機関の運行状況もかなり不安定なことは自明だった。だから、それなりに社会生活の長いベテランなら、そのあたりの配慮をして、全体として早めにというくらいの気持ちがあってしかりな状況であった。

  国際標準化のように多くの国や組織から様々な人が参加して協議する会議などでは、Agendaをきちっと守ることは、最低限必要なマナーだ。もっとも、標準化の舞台では、牛歩戦術的にフロアー(意見を述べる場所)で長広舌をして、審議時間を意図的に消費させ、反する人の意見陳述を妨害するなんてことはある。しかし、こいうときには、チェアが時間制限をするのもリーダーシップの重要なスキルだ。

  今日の研究会では、国際標準化の技術的な話だけでなく、国際標準化の舞台で活躍する若い研究者をどう育てるかなども重要な論点だったのだ。しかし、大ベテランの人がこういう配慮のない行為をするようでは、とても若い人を育てるなんておこがましい事は言えない。

  いまのベテランの世代が、若者がとか、最近はとか言うのは、自分の背中をみていた若者を否定することであり、それはそのまま自己否定だろう。次世代を育てるのにはどうしたらよいとかいう議論は、結局のところ「あんたが、やってみせろよ」という話になるのだろう。もちろん、世代、年齢、経歴によって、今現在実践してみせれるものは違う。それであるならば、過去の経験談だとしても、それが次世代の糧になるような話し方、伝え方をするほうがよいだろう。

  誰かが書いてたけど、若者に嫌われる年寄りは、昔話と自慢話だそうだ。僕も、最近はその傾向があると自分で辟易するので、今日の研究会は、もう一度、自分を律する機会になった。


2016-08-23 インターネットのコミニケーションは.....

_ [インターネット][仕事] インターネットのコミニケーションは.....

  とある学術系の委員会の関係で、学術界のさまざまな分野の高名な先生方からのヒリアングに参加。直接は、存じ上げてないけれど、各々の専門分野を超えても著名なお歴々ということらしく、当然ながらかなりご高齢な方ばかり。

  このヒアリングの席で、「インーネットのコミュニケーションというのは、最後は喧嘩になっちゃうんだよね.....」と言われてしまって、一瞬理解の範囲を超えたので、ゲシュタルト崩壊しそうだった。幸いに、同席していたこちらの代表のベテランの先生が、きちとん対応してくれたけど、もし僕だけだったら、確かに喧嘩になっちゃたかもしれない。

  しかし、こういうことがあると、まだまだ情報リテラシーの世代間格差の大きさを感じる。トップクラスの学識研究者をしてもこうなのだから、PCデポに騙される高齢者がいるもの、なんとなくわかる気がする。

_ [][MISC] 寿司のドライブスルー

  今夜から山梨でPIOTプロジェクトの合宿。甲府からの途中で、今夜のレセプション用にお寿司を買おうと思ったら、ちょうど大手チェーンの浜寿司の看板が出てきた。しかも、看板にドライブスルーとある。

  これはすごいということで、ドライブスルーに入ったら、注文用の看板に、50貫セットなんてのがある。おお、これだぁと思ったら、なんとドライブスルーは、故障しているのでお店のほうへと張り紙が。

  しかたがないので、普通に駐車場にとめて、お店で50貫セットを二つ注文したら、待ち時間20分とのこと。しかし、これドライブスルーが動いてたら、車が長蛇の列になるレベルじゃん。

  これは、どうみても機械の故障じゃくて、そもそものオペレーションが回らないから、サービスやめてるなという感じだった。


2016-08-24 つないでなんぼのIoT

_ [仕事][インターネット] つないでなんぼのIoT

  今日は、終日山梨の家で、PIOT(Plugfesta for IoT)のワークショツプ。総勢10名で、スマホアプリやセンサーのデータの相互利用に向けた接続実験を行う。

  なんだかんだ言いながら、こうやって一箇所に集まって、がさっと接続するのは、いろいろな事が判明して良い。

  せっかくなので、夕飯はちょっとエージングしておいて3kgの肩ロースを石窯でローストビーフにしたものをメイン。ちょっと、多いかなと思ったけど、他にあまり用意しなかったので、あっさりと片付いた。

  昨夜はテレカンのために、懇親会ではほとんど飲めなかったので、その分今日はしっかりと皆に付き合って、がっつり。


2016-08-25 信託銀行と取引市場

_ [インターネット][仕事] 信託銀行と取引市場

  午前中は、山梨でPIOTワークショップの続き。無事に、それなりの接続と、コアなメンバーによる可視化などが動き、一定の成果をみた。

  昼過ぎの特急で一旦会社に戻った後、よるは東大駒場で情報銀行コンソーシアムな人たちにEverySenseのご紹介。もともと、二年半前くらいに、EverySenseの構想を考えたときから情報銀行との親和性は高いよねという話しはしていた。

  情報銀行は、個人の情報を預けて、それを個人の意思のもとに、第三者提供したりするもので、いわば信託銀行的な機能を提供する発想だ。EverySenseは、いわば情報の株式交換取引市場なので、個人の情報を信託された情報銀行が、情報を取引市場に持ち込んで運用するということになる。

  このあたりは、実の金融世界と同じ事が可能だと思っいてる。というわけで、今日の参加者の皆様とは、実に話しが通じやすかった。


2016-08-26 鹿は、舐め鉄

_ [仕事][MISC] 鹿は、舐め鉄

  今日は、朝の社内会議の後、国際展示場で開催されているイノベーションジャパンで、15分ほどプレゼン。その後、いくつかの打ち合わせを回って、夕方山梨に戻る。

  さすがに、あのお盆休みのピークも過ぎて、順調にかいじ号にのったら、上野原と藤野の間で先行の普通列車が鹿と衝突。こちらの特急も、相模湖の駅で30分弱停止してしまった。

  中央線は、高尾を過ぎると、こういう獣との衝突がけっこう多い。数えたわけじゃないけど、今年はこういう理由の遅延に三回くらいは遭遇している。

  どごぞの鉄道では、鹿の侵入防止のために、動物園からライオンの糞尿を入手して、踏切とかに撒いて効果があったらしい。また、他の路線では、線路の手前にダミーの線路を置いてるらしい。これは、鹿が線路の鉄分を舐めに来るのが侵入の原因らしいということからだそうだ。鹿って、乗り鉄とか撮り鉄じゃなくて、舐め鉄なのか...


2016-08-27 最短騎乗記録

_ [MISC] 最短騎乗記録

  来週の競技会前の最終調整にと思い、朝からSunnyへ。天気が雨模様で、ポツリときたけど、まぁすぐには本降りにならないだろうと馬装して、馬場へ。

  馬場に出て、準備運動で並み足の輪乗りを初めて一周したところで、いきなり本降り。様子見する暇もなく、速攻で降りて馬房の横の繋ぎ場に退避。

  というわけで、最短騎乗時間を記録してしまった。

  結局、その後はずっと雨で、とくに夕方からはかなりの雨量となった。夕方、たかねの湯にいたらいきなり停電。あとで知ったのだが、倒木によりそれなりの範囲で数時間の停電だったらしい。

  台風10号が迷走しているけど、なんとか週中くらいまでに、通過してくれることを祈ろう。


2016-08-28 天地返し

_ [MISC][NPO] 天地返し

  今日の午後は、恒例の味噌の天地返し。もう、すっかり慣れているので、いつもの仲間と、二時間かからずに8樽・480kgを天地返し。今年も、例年通り順調に熟成が進んでいて一安心。

  どうも、一部の方面では、味噌屋と間違われているようだけど...本業は違うんだよ...

  


2016-08-29 県庁さん

_ [仕事][MISC] 県庁さん

  午前中、山梨県庁を訪問。山梨県が行っている起業支援などの取り組みについて、お話を伺った。

  半分拠点を置いてるくせに、こういう事を言っては失礼なんだけど、山梨県でベンチャー企業と言われても、ぱっと名前が出てくる事例が無い。以前に、県内の情報産業事業者や情報産業従事者も、都道府県ランクでは、かなり下だった事を聞いた事もあり、僕のなかではかなりバイアスがかかっていた。

  ところが、今日お話を伺ったら、結構素敵な取り組みをされているようで、とても勉強になった。なかには、大学の講義とうまく連携できるのではというのもあって、感心することしきりだった。

  何事も、思い込みはいかんと常日頃から言っているのに、自分はかなりバイアスがかかったモノの見方をしていたんだなぁと反省。山梨も、移住したい人気県なので、こっちで起業する人がもっと増えるような、セクタが出来るといいんだけどね。


2016-08-30 Piano & Jazz

_ [MISC] Piano & Jazz

  昼間は、某官庁、通信事業者、業界団体での打ち合わせと講演。それぞれに、成果のある打ち合わせで、満足のいくDayTimeだった。

  夜は、久しぶりに旧知の仲間と会食。赤坂のなかなかに雰囲気のある中華料理店で、北京ダックや小龍包などを含めたコース。アレンジは、コテコテのインターネット業界の雄なので、予約サイト&クーポンで手配してくれのだが、ちょっとびっくりするくらいリーズナブル。僕は、日本だと予約サイトと使わないので、これは新しい発見だ。

  二次会は、近くのラウンジバー。比較的大きなハコで、グランドビアノがあって、生演奏がある。今日の奏者は、女性のジャズシンガーで、定番なジャズボーカルをたんまりと聴かせてくれた。

  この前読んだ「羊と鋼の森」の記憶がまだ新しいので、ビアノの音色がいろんな意味で興味ぶかく脳内に浸透した。途中のブレイクタイムにピアニストの方も同席して、そなんこんなビアノネタで盛り上がった。

  久しぶりに、気のおけない仲間と、ゆっくりした食事とお酒が楽しかった。


2016-08-31 見せる技術

_ [仕事] 見せる技術

  午後から京都の某メーカを訪問。打ち合わせに先立ち、同社の歴史から最新技術を紹介する展示館をご案内いただいた。医療用の高精度タイマーからスタートし、自動制御や計測の分野で、部品からシステムまで展開されてきた歴史がよく分かる。中でも、自動改札機やATMなどは、ぼくも30年位前に某社で仕事上関係していたので、興味深かった。

  一方で、最新の技術と、みらいに向けた取り組みの紹介は、プロジェクションマッピングをうまく使った演出で、これだけでもかなり面白い。そのうえで、いくかつ個別の制御技術については、それをとても分かり易くみせる動態展示の工夫があって、それ自体にちょっと感心させられてしまった。

  製品や部品の開発だけでなく、そこに使われている技術を、前提知識の無い人にいかに伝えるかは、職業の分担化が進む現在、より重要なことだ。こういう、みせる技術というのは、大事だなぁと再認識した。

  京都には、ポケストップがいっぱいあるということで、せっかくだから一回りと行きたいとこだったのだが、残念ながとんぼ帰りでそんな時間は無かった。


この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
過去の日記
2016年
8月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31