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2007-09-13 V・UHFの跡地

_ [電波] V・UHFの跡地

  仕事と学会での発表で鳥取に来た。 鳥取に来たのは、実に6年ぶりくらいだ。 といっても、今回も県庁を訪問し、鳥取大学に行っただけなので、残念ながら砂丘も宍道湖も見たことがない。 学会の方は、地デジ移行後のV・UHFの跡地利用などについてのパネルディスカッションだったのだけど、学術系の先生方も先般の総務省の出した報告書に対しては、かなり疑問視していることがわかった。 数十メガもの広帯域でその利用をどうするかなんて議論は、おそらく50年ないし100年に一回あるかどうかなので、やはり根本的なアーキテクチャやグランドデザインをきちとん審議すべきという点は、このセッションの参加者の中でコンセンサスを得たと思う。 残念ながら、先般の報告書の取りまとめは、従来からの利用希望の公募、その類型化という手法のままであり、有効利用に関する根本的な検討はされていない。 さらには、再配置の大きな枠組みは、はじめから相当に決められていたと思われる。 やはり、電波政策については、その根本的なところを、技術論ではなく、もっと社会学的に制度設計も含めて見直すべきだろうが、そういうことを強く主張できるのは、学術研究者しかないので、学会の今後に期待したい。

_ [] お食事券

   帰りの東京行きの飛行機は、乗客が搭乗してから速度計に不具合が発見され、いったん全員が待合室にもどり、整備待ちとなった。 部品を陸路で他の場所から輸送するとのことで、三時間近く遅れてしまった。 鳥取空港は、そもそもゲートも待合室も狭い上に、学会の関係で満員の状態だったので、待合室のいすも足りない状態だった。 さすがに、学会関係者が多いので、待合室ではノートPCを広げている人が実に多く、東京からの乗り継ぎの人などは、ネットでホテルの予約などをしていた。 待合室内の売店は、まさに特需で、営業時間延期、在庫一掃といった感じ。 随分とたってから、航空会社から機内サービスの飲み物が配られて、最後は搭乗するときに食事券として、封筒に入った千円が配られた。 しかし、乗り継ぎの列車のキャンセルや余計なホテル宿泊など、結構な負担を強いられた人もかなりいたようで、お気の毒だ。  それにしても、速度計の故障ということだったけど、速度計は、二重化されていないのだろうか? また、部品を陸路で調達といっていたけど、そもそも各空港には保守部材は配備されていないのだろうか? など、なんとなく 100%鵜呑みできない理由だった。 まぁ、それでもなんとかキャンセルにならずに、帰京できたのでよかった。


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