トップ «前の日記(2020-01-23) 最新 次の日記(2020-01-25)» 編集

Mano Blog

Health | MISC | NPO | PC | インターネット | 仕事 | | 電波 |

2020-01-24 おもちゃ箱

_ [][仕事] おもちゃ箱

  サンノゼでのAIホスピタルの視察の1日目は、Googleを訪問。今回は、キャンパスではなくて、クラウドサービスのブリーフィングセンタのあるMP4という建物。入り口のコーヒーショップでは、大きな黒板型と小さな卓上型の二つのロボットが、のんびりとペーパースリーブや黒板にお絵描き。二階のフロアには、さまざまに工夫を凝らした展示があって、どれもカラフルで、さながらおもちゃ箱みたいだ。巨大なピタゴラスイッチな展示もなかなか可愛い。それにしても、なにがじゃないけど、一昨日のMSと比べるとGoogleの方がインターネット的だよなと感じるのは、何が違うんだろうか?

  Googleの後は、P&Pに移動して、P&Pのカフェテラスで昼食。そのあと、AIホスピタルのプレゼンをPDがし、二つのベンチャーのピッチ。しかし、P&Pって、いつの間にか日本企業だらけになっていて、しかもスタートアップじゃない企業ばかりで、これって何なの?かつてのタイムマシーン経営じゃないけど、こちらで少し流行ったものは、何周も遅れて日本でも話題になるけど、それはインキュベーターやシェアオフィスでも同じなんだなと思う。ただ、昔と違ってライフサイクルが早くなっているから、本当に早期にその本質を掴まないと、いいように消費されていくだけなんだろうな。二社のピッチも、正直刺されなかったな....ごめん。

  P&Pの後は、IBMのAlmadenの研究所で、今回最後の打ち合わせ。ここは、老舗らしく広大な山の上にある研究施設で、700人が働いてるそうだ。ここの麓あたりには、知り合いの牧場があったあたりで、こんな景色みると馬が恋しくなる。医療関係とIoT絡みの研究者のプレゼンを受けたのだが、IoT絡みではアーキテクチャの話しも少しあって興味深かった。MSでも、Googleでも、IBMでも、やはりシステム思考はしっかりとあって、ビルディングブロックスという言葉が頻繁に出てくる。これは、一昔前ならモジュール化だったけど、まぁみんな同じこと考えてるんだよねとも思う。

  IBMの会議のアジェンダは、最後のところがAdjornって書かれてたけど、ビジネスミーティングで使われてるのは、はじめて見たわ。

  一連の視察が終わって、今夜は全員でディナー。といっても、大人数で入れる店はないしということで、帰りにスーパーで食材と飲み物を調達して、ホテルの中庭で簡単なBBQ。AIホスピタルは、関係者数も多いプロジェクトで、マネージメント会議なども頻繁に行なっているとはいえ、一つ屋根の下にとまり、同じテーマを見聞きして議論できるのは、貴重な機会だ。特に、基本は医療関係者が中心なので、僕のような門外漢には、参加者の医療関係者と話しをできることは、とてもありがたい機会だった。

  つくづく、ここでもデータこそが競争の鍵だなと感じた。

画像の説明

この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
過去の日記
2020年
1月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31