Mano Blog

_ [MISC] お米配布

　　世間では、お米不足からの一連の備蓄米放出の件で、やたらと騒がしい。普段、お米の味とかに無頓着な人も、いきなり古々米はどうのとか言い出すのが大衆心理なんだろうなぁ。

　　それにしても、我が家の前に広がる田圃は、田植えが終わって、カエルの天国になっている。去年、今年も、特にこの集落では、お米の収量が激減するような天候不順とかなかった。でも、テレビの報道によると、去年、一昨年は、その前の年から相当に収穫量が減っているグラフが出ていた。地域差があるのだろうけど、2年前に何らかの理由で、お米の収穫量が減ったのだろう。でも、その理由が何なのかと言うのは、積極的に調べていないからなのか知る由もない。

　　他方で、お米の消費量は年々減っていて、お米離れが叫ばれて久しいけど、無いと言われれば欲しくなるのはよくある事だろうな。そんな状況での市場価格の高騰は、果たして市場原理だけの話なのか、何らかの意図的行為が背景にあるのかも、今一つ僕は理解できていない。

　　こんな状況の中、今夜は集落の役員会に出席。今年は、持ち回りの組総代ということで参加。この役は20年前に越して来た時以来だ。今日は、班費の集金手順とか、今年度役員会で協議することなどの確認。僕の住んでいる集落は、上小倉班というとこで、この班というのが集落の単位なんだけど、これも都心だと馴染みのない言葉使いだな。この班の中が、三つの組になっていて、各々の組から総代が出て、班長、会計などの役を担う。

　　でっ、居住者からは年間5,000円の班費を徴収して、ゴミステーションの維持やら、集落内の道の整備やらを行っている。ここの集落も、高齢化で転出した家も多いし、一部別荘になっていて定住じゃない家も多い。

　　そこで、こういう人達には、協力会員になってもらい、認定で協力費を任意で拠出してもらっている。この協力会員の方には、お礼としてお米2kgが提供されるのが数年前から取り入れられている。

　　そんなわけで、例年はあまり気にしなかった人も、ちょっと今年は気になるかしらん。

　　今日は、昨日仕込んだ生地でバケットを焼いたけど、ふと思ってクープを一本増やしてみたら、何となくいい感じだった。お米がなければ小麦だな。

　　会合から戻って、今夜も宮尾登美子原作の「櫂」を鑑賞して、久しぶりにお家マティーニで就寝。