今日の午後は、国際標準化のヒアリングだったのだが、最近はこの類の会議とかヒアリングでは、戦略という言葉がやたらと出てくる。一方で、その前段階だと、司令塔不在などの課題が示されているパターンが多い。
まあ、当然の帰結だけど司令塔いないのに、戦略立案をできると思うのは、かなり無理があるんだよね。戦略を建てるなら、やはり強い意志とモチベーションをもつ司令塔が、ビジョンを示して、大局的な方向性を打ち出すことが最初だろう。
ところが、多くのシンクタンクから出てくるこ綺麗なPPTには、戦略的大局観よりも、やたらと細かい事例や技術用語が並んでいたりする。つまり、戦略と戦術が混在していることが多い。
まあ、日本語のハイコンテキスト文化に起因するのかもしれないが、もうそろそろ本当にPPTやめれば良いのにねとつくづく思う。
まだ、機能のロイヤルファミリーの余韻に浸っているので、芦毛のBTEをあげておこう。