早朝にホテルを出て、第26回全日本エンデュランス馬術大会2025が開催されている鹿追ライディングバークに移動。途中の音更あたりが物凄い霧で、全く前が見えないのが、ちょっ怖かった。
選手権競技100kmのスタートに間に合う朝5時ちょっとに到着。東の空の朝焼けが遠くに広がっていて、北の大地感が半端ない。流石に、選手権なのでスタートも大きくバタつく馬もなく、順調にスタートしていった。
この後は、クルーとして参加しているチームの準備を手伝う。いつも、山梨の大会でお世話になっている運営スタッフや他のクラブの知人も結構来ていて、まぁみんな好きだねって感じ。
チームの二人・馬も無事に60km競技スタートしたので、クルーポイントに移動。それなりのペースで順調に走っているので、二つの目のクルーポイントでも、安心して見送って、競技場に戻る。
1ループの走行タイムも想定範囲で戻ってきて、タイム計測がかなりグダクダで混乱していて、おいおいというのはあったけど、こちらの方はVet チェックも問題なく、2ループにスタート。
しかし、2ループスタートして暫くしたら、全く馬が進まなくなってしまったらしく、提供されたGPSの位置情報も全く更新されない。とりあえず、クルーポイントに向かう前に、場所を探してみたら遠くに見えたけど、なんの手出しもできないので、クルーポイントに移動。
その後、連絡があってチームの二人・馬は、結局途中棄権して戻ることになった。これは、後で判明したんだけど、まさに足が止まった箇所の近くでも、その時間に熊の目撃情報があったそうで、人間より遥かに嗅覚も鋭い馬が危険を感じたのかもしれない。二組ともWDになったけど、獣医検査では問題なくも怪我も無かったので、まずは一安心。
今回も、山梨や伊豆の大会ではみないことや、やり方も色々とみれて勉強になった。加えて、圧倒的に参加チームのリーダーが乗馬クラブというよりは生産者な人が多くて、その視点やコメントも新鮮だった。七年ぶりにAliceの生産者であるOさんにもお会いして、近況報告。もっとも、毎年たくさん生産している人なので、いちいち覚えてはいないけど、でもちょっとしたヒントをいただけたのが嬉しい。
流石に、疲れたので、閉会式には出ずに帯広に戻る。今夜は、お約束の豚丼を食べて、明日も早いのでノンアルで就寝。いやー楽しかったわ。