朝、ホテルで朝食をとった後、UberでGaia-X Summitの会場であるAlfandega Congress Centerに。ここは、ポルトの海運の税関だった建物らしく、一階の床にはレールが走っている。
さて、Gaia-X Summitでは、Data Spaces Season2という言葉が多く使われていて、次のステージへと進むことが強調されている。今回は、メインホールとサブ会場、展示会場の3部屋で、展示会場は、ネットワーキングのための飲み物やお菓子も提供されている。
しかし、参加登録が410の組織から560名の参加ということで、本当に盛会だなと思う。だけど、ただやはりHorizonなどでの研究開発プロジェクトの集大成的な感は否めない。まだまだ、社会実装とかビジネスの事例は少ないけど、何故かこれを欧州はすごいとか言って、国内を煽る人がいるのか不思議だよね。
今回は、Gaia-XのCEOのセクレタリー経由で、韓国、ブラジル、ECの関係者から個別の面談の要請があったので、それぞれと意見交換をした。いずれも国際的にどう越境連携をするかということに興味があって、Hub活動よりももう少し基本的なことの整理が必要という感じだ。
ECのDG Connectの責任者は、日欧デジタルパートナーシップでもっと協力しようという申し出があって、標準化にも参加してくれるようにお願いしてみた。
今夜は、会場横のピアから船でEl Duero(ドウロ川)何度か往復するもので、あいにくと月が出てなかったけど、岸辺の灯りや橋がなかなか綺麗だった。